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【動画×デザイン#1】 フェイス率
1. どんなNote?
動画制作で役立ちそうな考え方やテクニックを、様々な書籍から汲みとってみる!っと、そんな感じのノートです。用語説明の後に、動画制作で当てはめた場合の考察をしていきます。今回は、デザインの法則が1ページにつき1つ合計150個紹介されている、BNN「要点で学ぶ、デザインの法則150」より"フェイス率"を抜粋。考えてみようと思います。
2. フェイス率とは?
フェイス率:画像上において、ボディに対する顔の割合。比率によって人物の認識のされ方が変わる。フェイス率の高い(顔が画像の大部分を占める)人物像は、知性や志など内面イメージが強調され、フェイス率の低さは身体的や官能的な魅力を強調する。
![フェイス率](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53679400/picture_pc_ea9bff04a81476d34a20684f1b0dafc7.jpg?width=1200)
3. 動画制作で考えると…
最も分かりやすいのはインタビュー撮影だと思う。仕事柄、幅広いジャンルでインタビューをするためこの法則を当てはめるとより効果的かもしれない。美術家の場合フェイス率を高くし「知性」を強調、ダンサーの場合はフェイス率を低くし「身体的魅力」を強調する。同じインタビューでも、視聴者に思慮深く反応してもらいたいのか感情的反応してほしいのかを、考え制作することができるのではないだろうか?
さらに、ここから応用すると1カット目にダンサーの内面(志)にフォーカスし、2カット目でその志を表現したダンス(身体的)といった組み立てをする。ダンス撮影前にインタビューした場合、どうゆう想いで踊っているかや目標などを聞けると思う。すると、やはりその想いを動画制作に反映したいわけで、ただダンスを撮影するよりも、「(構成上)どの部分に気持ち(顔アップ)を入れるか」を具体的に構想することができると思う。