沈黙が怖いという話
昔から、誰かと喋るときや通話をする時に、時折生まれる両者が何も言わなくなる時間が苦手だ。それは次どちらが話し始めるかと探り合っているパターンもそうであるし、普通に何を話すかということに難儀している場合もそうだ。おそらくそれは、私の頭の中には常々、沈黙=退屈という図式が成り立ってしまっているためであると考えられる。
いつからかはわからないが、一度そうなるとなかなか治らないのが人間というもので、これがなかなかつらい。私にとって人と関わることが一気にリスクと化してしまうのだ。こういったミスをすることが嫌で、引きこもることを選択しがちになる。そしてまた一人に不安を覚え、そのループにはまってしまう。
なんとか脱却とまではいかなくとも、解決の糸口を見つけたいものなのだが、うまくいかない。