今日は牡牛座新月、天王星も牡牛座入宮、ジョンレノンの天王星も牡牛座だった
本日のスイスチューリッヒ新月チャート。
9ハウスでの新月。9ハウスに太陽、月、水星、天王星が集中してます。今日書いてることが、ものすごい花がこれから咲くための種まきになりそうで、ゴリ押しでPCの前に座ってこの記事を書き上げました。この新月にて、学んでることや、勉強してること、目標をかかげてることは、今後大きな時代の流れに向けての種まきになります。この牡牛座新月の同じ今日この日に天王星も牡牛座に入宮しますので。
物理的に天王星を説明すると
太陽系の惑星の中で自転軸が縦に回っている星。公転軸に対して横倒しになって自転している。公転周期は84年。
占星術で天王星のテーマ
革命、革新、斬新、覚醒、独立性、テクノロジー、奇抜、オリジナル、反抗的、ひらめき、斬新なアイデア、
クリエーター、作家、芸術活動、自営業、ヒーラー、能動的に生きる人に天王星はとても大切な星で、創造の光線の下降といって、ヒトが純粋に創造するとき創造のエネルギーは上から下に降り、地に降りる。地に降りるという行為は作品を作ったり展示したり、販売したり、創造行為の具現作業のこと。そしてその創造エネルギーは、銀河の外から冥王星を橋渡しに太陽系に入り、海王星を通じて幻想や夢となり、天王星を通じてアイデアやひらめきとなる。そこから先はアイデアやひらめきは土星まで降りてきて、いかに具現化するかを土星で調整していく感じ。
今日でこの7年間牡羊座に滞在していた天王星が牡牛座に移動する。それがどんな意味があるのか、これからの何を意図するのかは個人によってテーマや内容は変わってくるけど、思いつく限り、2011年から今年2017年にかけて、生きる状況にしても、生きる価値観にしても、社会で起きたことにしても、この7年間の間に個人的な自分の状況や価値観がどれくらい変わったのか、変革を遂げたのか、ぜひ振り返ってみてください。
2011年は東北大震災と福島原発事故から始まり、この7年の間にたくさんの人が住む場所を移動したり、新しいグループ活動ができたり、電撃的な出会いや別れもたくさんあったかと。私個人的なことでは、この7年の間に出産したかと思えば、離婚もしたし、でも新しいソウルグループの出会いもあったしで、天王星的な出来事たくさんありました。起こる出来事って、いいことがあった、悪いことが起きてしまったではなく、次の進化のステージに入るためのステップなんですよね。そして人は変化を遂げるときに、その変化が大きければ大きいほど苦痛を伴うので変化や次元移動のプロセスだとわかってても、先が見えない危機的な状況に追い込まれます。天王星牡羊座では(特に1974–1979年生まれの人)冥王星の出生図N冥王星からちょうど90度スクエアの位置にT冥王星が移動したので、天王星的な改革、革新的な出来事に冥王星の介入に陥った人、たくさんいるかと思います。
私にはこの天王星牡羊座最終章にて、宇宙の真理や星を読むというゲートが本格的に開き、発酵食や味噌作りにしても、海外で日本の発酵食を!というより、発酵をアルケミーとして学んでいくというテーマに移行しました。このテーマだと海外なら売れそうだから、とか人にたくさん認められるかもとか、味噌を通じて期待してたこともこの半年で吹っ切れて、今はただただ自分が学びたい、味噌作りの価値を独自に進化させたい、という自分から純粋に湧き上がってくる地球人アルケミストとして、発酵と創作料理を展開していきたいという方向性に目覚めてしまった。
山羊座冥王星を橋渡しに降下してきた宇宙からのエネルギーをしっかりと山羊座の土星にまで降下させる、土星で具現化は本当に私の大きな課題と目標。私にこの一年で自分に大きく影響を与えてくれた人たちも、魔女化が加速してたり、創造一直線、自営業開始、離婚上等(笑)自立してやる!そんな人がとても増えた。
ところで、ミュージシャンとして革命家として生き抜いたジョンレノンの出生図をまじまじと解読していたら、ジョンレノンの天王星はほぼノーアスペクトで、唯一海王星とソフトな60度のアスペクトがあるけど、これはこの世代に共通する世代アスペクトで、ジョンレノンの天王星は海王星の世代アスペクト以外の天体と絡みがなく孤立している感じで、同じ牡牛座に木星と土星のコンジャクション、山羊座の月と獅子座冥王星180度のオポジションは強い激しい感情性質を表し、出会う女性や母親に対する独自の強い感情や執着心はジョンレノンの歌詞には本当によく表れている。この強い感情表現を歌や歌詞にして人々を魅了する作品が数々と生まれたのは、この冥王星と月の真ん中にスクエアの蠍座の水星の影響だと思う。オノヨーコとの出会いと二人の軌跡は、月と冥王星のオポジションに輪をかけて、ノーアスペクトの天王星が二人を革命的カップルとして誕生させたと私は思った。
ジョンレノンの太陽は天秤座16度、天秤座第4グループに属して「暴走する意思の干渉に悩まされ、その調和的解決法を考える。」がテーマのザビアングループ。平和や調和をテーマにした音楽活動が彼の人生の最終章だった。しかしジョンレノンの音楽活動は、始まりからビートルズが解散するまで、常に社会に反抗的で斬新であることがテーマだったし、「キリストは偉大だったが、弟子たちがバカだった」とか「僕らは今では世界でキリストより有名人さ」などというジョンレノンの宗教家を皮肉った名言格言も、太陽が天秤座なのに牡牛座天王星ノーアスペクトならではの発言に思えてしまう。
そして、ジョンレノンの出生図木星と土星はぴったりのグレートコンジャクション。木星と土星が重なり合うのって、20年に一回起こります。(次回の木星土星のグレートコンジャクションは2020年)発展拡大の木星に、社会基盤を司る土星がぴったりくっついて、そしてまたここで蠍座の水星がオポジションに位置してる。彼の作品が社会現象になりまくったのも、この蠍座水星と、この木星と土星のグレートコンジャクションによって、ジョンレノンは革命家としても地位も財産も築き上げられたというドンピシャの配置。天王星ノーアスペクトも更に後押ししてるようにしか見えない。
ジョンレノンの天王星も牡牛座。この世代に生まれた前回の天王星牡牛座時代から、84年経ってまた新たな天王星牡牛座時代が始まる。牡牛座の対角にある星座は蠍座。ジョンレノンは天王星蠍座の時期に暗殺されて、その天王星蠍座の時期に私は生まれた。それから、また牡牛座に天王星は戻ってきた。
今日は牡牛座新月であり、天王星が牡牛座に入宮する日で、久しぶりに「Revolution」と「Instant Karma」を歌詞を噛み締めて聴いてみた。
革命家を追いかけて、革命を試みる時代はもう終わっている。革命家はいつの時代も時代の犠牲になって生涯を遂げている。これからの新しい天王星牡牛座は個々が個々として革命家であればいいのだ。自分に起こる変化の苦痛にも気づかなかったり、耐えられない人が、どうやって世界や社会の革命に貢献できるというのか。個々が個々としての革命家であれば、その個々の点と点が結ばれ線になり軸になり、そうやって新しい時代が築かれるのだから、みんながみんなで同じ方向を向いて革命を起こすことに、どんな重要性があるのか改めて内省してみる必要がある気がする。
ジョンレノンは歌と歌詞とメロディを武器にして、世界を支配している闇と闘っていた。これからの、新しい天王星牡牛座時代に入り、音楽や芸術を武器として戦うという、概念も切り替わるのかもしれない。
個人の目覚めと、銀河系、太陽系外からのエネルギーやメッセージがもっとオープンに広がっていく時代になりはじめてる気がしてならない。
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