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【Blender】例の部屋を作る(1)

誰もが知ってる『例の部屋』

CGのモデリング力がクソ雑魚ナメクジなので、とにかく色々と作って伸ばしていきたい。Youtubeでテキトーなチュートリアル動画を漁るのもいいが、それはもうちょっと自由にモノを作って、操作に慣れてからにしたい所存。モノが作れなかったら、シェーダーとか触る以前の問題やからね。

という訳で前回のブロック塀に続く題材を考えていたのだが、子供がドラえもんの漫画を読んでいるときにふと「KOREDA!」と思いついたネタがある。それは「野比家」

いや、しかしいきなり「家」となると、壮大すぎていつまで経っても完成しない気がする。RPGツクールでいきなり長編作ろうとして詰む、みたいな。

ここはもうちょっと規模を縮小して、部屋にしておこう。のび太の部屋だ。

レイアウトに悩む

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しかしここで問題になるのが「のび太の部屋ってどれがオフィシャルなのか?」というお話である。六畳一間なサイズ感は共通しているとして、媒体によって間取りやモノの配置が微妙に違うのだ。

しかし俺みたいなおっさんにもなると、旧アニメ(大山のぶ代ドラ)基準のレイアウトが頭に染み付いているのだわね。勉強机の横には廊下に出る襖があって、机の反対側にドラえもんの寝床もとい押入れがある、と。(今気づいたが、押入れの横の戸棚みたいな謎オブジェクトはなんなんだ…?)

あと、床は安心と信頼の畳である。そもそも畳じゃないと『宇宙開拓史』とかできねえからね。チャミー地球にやってこれねえぜ。

だが、今やスタンダードとなっている水田わさび版のドラえもんは、割と原作に近いレイアウトになっている。部屋の入口はドアだし、のび太の机の右手に押入れがあるような形だ。床は基本的にカーペットになっている模様。

じゃあ『新・宇宙開拓史』とかどうしてんの?と思ってあらすじをググってみると、どうやらカーペットをクリーニングに出したから、その下にある畳が露出したらしい。なるほど、という事は畳自体は存在しているのか?

ちなみに、3DCGの映画「STAND BY ME ドラえもん」でも、原作寄りのレイアウトになっていた。この映画だと天井の照明(蛍光灯)は丸型じゃなくて直管なのだが、これについてはそもそも漫画版だと照明についてそれっぽい描写が見つからないので不明。あと、床はバッチリ畳。

ついでに言うと、藤子F不二雄ミュージアムにあるミニチュア版「のび太の家」も、やはり原作寄りのレイアウトである。何度か訪れて実物を見てるが、タブレット端末使ったARで楽しめるから超絶オススメよ。

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というかここまで来て気づいたんだが、原作だと一貫して床は無地なんだよな。今まで全く気にした事が無かった。大山ドラの影響が強すぎるせいで、勝手に畳で脳内補完してたわ。

ここまでの情報を照らし合わせると、総じて大山ドラが異端ということになる。しかし認めない…俺は認めないぞ…

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あの模様の襖がないと、俺の中でドラえもん感が出ないんだ…!

とりあえず仮組みから始める

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ぶっちゃけ今回は脳内会議だけで力を使い果たしたので、モデリングまであんまり手が回らなかった。

レイアウトの落とし所を小一時間悩みに悩んだ結果、大山ドラと原作をいい感じにミックスしたような部屋を目指す事にした。具体的には、下記の通り。

・机、ドア、窓などの配置は原作&最新アニメ寄りにする。
・電灯は円型にする。
・床は畳にする。
・押し入れの襖は例の模様にしたい。(譲れない思い)

しょっぱなから机とか椅子とかの家具系を作り始めると大変だし、まずは正方形だけで作れるモノを雑に配置していって、全体像から作るスタイルで行こう。細部の作り込みはその後だなぁ。

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