【Node.js】シリアル通信(Windows環境)
※2018年に別ブログで書いた記事のリメイク版です。
現職は組み込み屋なので、シリアル通信(UART)でPCと組み込み機器のデータ入出力をやる機会がたまーにある。Vectorとかでシリアル通信のGUIツールを落としてきて確認するのが手っ取り早いのはあるんだけれども、もっとシンプルでいい。なんならCUIとかでいい。
言語だとか環境はなんでもよかったのだが、当時ハマってたnode.jsでのやり方を遺しておく。npmで落としてこれる某で調べてみると「serialport」とかいう読んで字の如くなやつがあったので、そいつを使う。
serialportの公式に書いてある手順に従って、使う前に「npm install serialport」しとく。もし頻繁に使いそうだったら、-gつけてグローバルインストールしとくと良いかもね。
Windows環境でポート指定する方法が公式に書いてなかったので、そこが一番よくわからんかったが、愚直にデバイスドライバに表示されているCOMポート番号をぶちこめばいいみたいだ。
new SerialPortするときのプロパティはいろいろ設定できるみたいだけれど、俺の環境だとボーレートぐらいしか気にするところ無さそうだったので、そいつの設定さえしてやれば問題なかった。もしデータ長変えてたり特殊なハンドシェイクが必要だったらいろいろ設定せなあかんかも。
あとは、ポート開いただとか、データ送った受けたといったイベントハンドラに処理をつらつらと記述してから、コマンドプロンプトに
node node_serial.js
とか打ち込めば動いてくれる。ちょっとしたデバッグ用途だったら、これぐらいのボリューム感でちょうどええね。
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