オタクは、あきらめが悪い
オタクじゃないことは、スパッとあきらめられるのに。
地下アイドルオタクのかべのおくです。
きょう2022年5月28日、白金高輪SELENE b2で行われた「ベンジャス!葉室まつり生誕祭」に参加してきました。
もともとは3月に予定されていましたが昨今の情勢で延期などがあり、5月の開催になりました。
どうやら、僕はまだベンジャス!に通わなくてはいけなそうです。
ともあれ、まずは簡単に公演の様子を振り返ります。
ライブの概要と感想
地下アイドルの生誕祭と言えば、カバー曲、ソロパートという感じがしますね。前のグループも含めるとアイドル歴の長い葉室さんらしく、カバー曲は4曲ありました。
欅坂46「青空が違う」(全員)
PEDRO「浪漫」(葉室、日高ギター)
乃木坂46(西野七瀬)「光合成」(葉室ソロ)
EMPiRE「MAD LOVE」(全員)
ちなみに、カバー曲を見るときみなさんはどんなところを気にしてますか?僕は
「どうしてこの曲を選んだんだろう」
「推しメンは曲のどこが好きなんだろう」
「いま、どんな気持ちで歌ってるのかな」
みたいなことを聞きながらぼんやりサイリウムだけ振っているタイプです。知らない曲だったとしても、それでメンバーの好みがわかったり、普段どういう曲を聴いているのかが知れるだけでも生誕祭って価値ありますよね。
公演を見て全体的に感じたのは、葉室まつりの初期メンに違わぬ存在感です。これは新加入メンバー3人のうち、同時に加入した他の2人(鳴宮、綿矢)と比べると圧倒的に大人(年齢、所作どちらも)なことも影響しているのでしょう。
加えて見た目は小動物のようで、いい意味で威圧感のない雰囲気も大きいように感じられます。旧体制からのメンバーでリーダーの高梨さんにすら頼られているという始末。もちろんおそらく本人が世話好きな一面もあると思います。
生誕祭はMCを1人で回すことも多いですが、舞台転回などの時間にもしっかり一人喋りできるのは、オタクとしてもめちゃくちゃ安心感がありました。
ぶっとび爆弾みたいなメンバーが多かった以前のBenjamineJasmineとは違い、新体制のベンジャス!をベンジャス!たらしめる大きな要素なのだと、今回改めて実感しました。
公演の感想は以上です。
オタクは、推しとの夢をあきらめない
僕は旧体制、BenjamineJasmineの喜多見思叶さんを推していました。そして喜多見さんの卒業のあとグループは旧体制を終了し。僕はそこでベンジャスオタクとしては一段落したつもりでいました。
詳しくはこちらのnoteに書いてあります。
しかし上記note最後で少し予告していたとおり、まだ僕がベンジャス!をあきらめるのには早すぎたようです。
あきらめるの語源の一つには「明らかにする」から来ていると言われています。
と考えると、オタクがオタクであることをあきらめるには、自分のこと、グループのこと、推しメンのことを理解したうえで、前向きに離れる時間が必要なのでしょう。推測するに、僕にはその「あきらめるための努力」がたりなかったのだと思います。
推しメンが卒業したのにそれでも現場に残っているオタクを見ると、すこし不義理なのではと感じていました。しかし今では、それは違うと思っています。
本当は前の推しで叶えたかった・叶えられなかった夢を、今の推しに託しているのではないでしょうか。「今度こそは、もっと上手く推してやる」と。
「これからも安心して、ベンジャスを推してほしい」が、喜多見さんが最後に残した言葉です。そのあとの新体制のコンセプトチェンジ直後はかなり戸惑いましたし、まだ振りコピするときには旧体制の名残が出てしまいます。
しかしどんなに不格好であっても、ひとりのオタクとして、ベンジャス!を行く末を見届けたいと思います。僕がオタクであることをあきらめない限り。
おわりに
まとめます。
りおちゃんのギター、尊すぎてもう吐血。
グハグハ!
以上です。