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一人暮らしを始めてから受けた勧誘3選と、そこから学んだこと

こんにちは。
気づいたら12月の予定が全て地下アイドルのライブで埋まってしまったオタク、かべのおくです。


このnoteはライブ遠征先のホテルで書いています。旅に出ると、一人になるからか考えが深まる気がします。
そんな悶々とした中で、自分の身に起きたことを振り返ってみました。


だいぶ攻めた内容になってしまった気がしますが、


このnoteが、一人でも多くの人の役に立ちますように


という気持ちです。


はじめに


年末になると、今年○○ランキングが沢山ありますね。


ここ最近、僕に起こった印象的な出来事は「勧誘」でした。

一人暮らしを始めたことで、今までとは比べ物にならないレベルで色んな人が寄ってくるようになったのです。


そこで、勧誘を受け続けた僕が

  • レア度

  • 危険度の高さ

  • 被った損害

などの観点から、今年受けた勧誘ベスト(ワースト?)3を発表します。


「あれ、もしかして自分も同じ勧誘受けてない?」


という人がいたら、ぜひ参考にして欲しいと思います。


※僕はこれらのビジネスを否定するつもりは一切ありません。
しかし、出会ってしまうと不幸になる人が多いのは事実です。
正しい理解を持つ人が増えてほしいという願いを込めて、このnoteをお送りしております。


第3位 ケーブルテレビ勧誘

いわゆる「点検商法」というやつです。


今のマンションに入居してから3ヶ月ほどしてから、と◯まテレビという業者から「定期点検」と称して突然日程調整の紙が配布されました。
「テレビを設置していない人も全員必須」と書かれていたので、とりあえず回答しました。


点検の当日、だいぶ人当たりの良さそうな方がやってきました。
何かをガチャガチャいじりながら、訊かれたのはこんなことです。


「最近ネットワーク回線が遅いと感じられることはありませんか?」


後から知ったのですがこれはコールドリーディングと言って、誰にでも当てはまるような質問をそれらしく訊く手法らしいです。

そして代わりにケーブルテレビ回線のネットをおすすめされましたが、後から調べたらトラブルが頻繁に発生するゴミ回線でした。


あと、とにかく対面でしか契約を交わそうとしません。
「一旦待ってほしい」と言ったところ、「ああそうですか、じゃあ点検終わりましたんで~」といなくなりました。


そんなに都合よく終わる点検あるんでしょうか?


第2位 ワンルームマンション投資

いわゆる「デート商法」です。


ライブに向かう途中、品川駅前で若い女性に声をかけられました。
株式会社ア◯ットマネジメントという会社で、「路上営業の許可を受けている」と許可証を見せられてからアンケートを書かされました。


そのアンケートをもとに、その場で金銭面や経済状況についてヒアリングされました。
しかしなぜか次第に異性関係の話に発展し、「いつまでにご結婚したいとか無いんですか?」とか訊かれました。


大きなお世話だわ。こちとら推しメンおるんやぞ。


ライブの時間が迫っていたので適当に立ち去ろうとすると、電話番号とLINEの交換を持ちかけられました。めんどくさいのでさっさと交換しました。


あとあとその会社を調べてワンルームマンション投資の全貌を知りました。
将来の不安を煽って、お金を作るためにマンションを買わせるというのが常套手段のようです。


家は家だし、投資は投資でいいのでは?


ということで、すぐにLINEブロック・着信拒否しました。


第1位 マルチまがいの悪質商法

危険度、僕自身の損失額から言っても圧倒的な1位です。


マッチングアプリで知り合った女性から勧誘を受けて、4カ月くらい、ハマりかけたというかもうハマっていました

その期間の時間や給料、ボーナスはほぼ全てこれに費やしたといっても過言ではありません。


どういう勧誘を受けて、どういうふうにハマったのかについては、「勇者りっことたまにぺぺ彦のいろいろ日記」というブログに譲ります。


いや、もう、まんまこれでした。
もちろん著者の体験談など、細かい部分は異なる部分もありますが、当時のお金や人間関係について考えていたことは酷似しています。


当時の僕は完全に洗脳されていました。キマリすぎてて、「洗脳されているのはみんなの方だ」と思っていたくらいです。
しかし、洗脳を解かれたうえで再洗脳されていたのだと、後から気づきました。

しかも怖いことに、自分で自分の洗脳を深めてゆく仕組みを彼らは持っています。
だからハマった責任は僕にもあると今では思います。人間として未熟だったのです。


じゃあなんで洗脳が解けたのってというと、「推しがいたから」です。

ネットワークビジネスでは、会員に理想とする自分を想像させ、今ある全ての時間とお金を差し出すように誘導します。

もちろん、ライブに通う時間も、チェキを買うお金もありません、


そして、僕は思いました。


いくらお金を稼いでも、推しが卒業してたら意味なくね?


最初は気づかない振りをしていたこの事実から目を背けられず、僕の洗脳は徐々に解けていったのです。


当時勧誘した人がこのnoteを読んでいたら、素直に謝ります。


学んだこと

ここまで僕の過去に受けた勧誘3選を振り返ってきました。

しかし僕は根に持つタイプの人間です。


「だまされた、つらい」では、終わらせません。


ということで、僕の学んだ教訓をまとめておきます。


①自分に持ちかけられる「おいしい話」は、だいたい詐欺

そもそも、「僕みたいな人間」にわざわざ声をかけてくる時点で、まともな話ではありません。

僕みたいな人間とは、

  • 20~30代

  • 男性

  • 地味な服装

  • 一人暮らし

みたいな「お金を持っていなさそうな人」という意味です。


自信がある商品とかビジネスなら、お金を持っている人に堂々と営業すればいいのです。


それができないのは、情弱にしか売れない商品だからです。


そもそもいい商品というのは、もはや広告や営業をしかけなくても売れるものです。


②「その場」で決めさせようとする話はだいたい詐欺

うさんくさいビジネスほど、対面販売を重視し、その場で次のコミットを取ることを求めます。


これは、人間はタイムプレッシャーにさらされると論理的思考ができなくなるからです。

しかし、それに頼ろうとしている時点で色々と失敗していることに早く気づいたほうがいいと思います。


時間制限はミリオネアだけで十分です。


もちろん人生の時間は有限なので、何もかも先延ばしにするのは好ましくないでしょう。

しかし、相手のペースに合わせることも営業には重要なはずです。それができない人が売る商品を買う価値があるのでしょうか?


僕は自他共に認める慎重派の人間です。
検討したいと伝えてそれを承諾してくれない場合は断ると決めています。


③商品力で勝負しない時はだいたい詐欺

ここまで読んでもう分かったかもしれませんが、結局「ものを売る」ことから逃げてはだめなのです。

商品自体で勝負できないから、小手先のテクニックで勝負したりやたらと不安を煽ったりすることに気づきましょう。


もちろんこういった商売がなくなることを切に願いたいですが、悪徳な商品、ビジネスが救いになる人がいるのも確かです。

実際、マルチ商法はインスタントな青春として一定の価値を持つと、ハマったからこそ思います。


なので、僕たちは「正しい買い物」や「正しいお金の使い方」を学ぶ必要があります

そのモノ自体をちゃんと評価できる目が養えれば、ひっかかることはないでしょう。


伝えたいこと

ここまでで、僕が受けた勧誘と、そこからの学びについて述べました。


しかし、「ためになったなあ」で終わらそうとしてませんか?


思っただけではダメなのです。行動に移さないと人生が変わることは決してありません。

そこで僕みたいにならないように(?)、少しでも心がけてほしいことをまとめてみました。


①「今」打ち込めることを見つける

先程の章で、モノ自体の価値を判断できるようになる大切さを述べました。

そのために大事なのは「今」自分が大切にしていて、打ち込めることを見つけることです。

その「今」大事にしたいことが、自分の判断基準になるからです。判断基準と照らし合わせて、必要ないなら買わないだけです。


僕にとってはたまたまそれが「アイドル」でした。


推しの笑顔が「今」見られないなら、生きている意味がない。


こういうものを一つでも持てれば、小手先だけのものに踊らされることは無いと思っています。


②やっている人には誠意とねぎらいを

ここまで、悪質な勧誘から自分を守る方法を書いてきました。これを正しく実行できれば勧誘に引っかかることはまずありません。

しかし勧誘を断るときに気をつけてほしいことがあります。


勧誘している人を、否定しないでください。
むしろ、誠意とねぎらいを持ったほうがいいです。


なぜなら相手は本当に何も知らない可能性があるからです。

悪徳商法では、末端の会員には思想がしっかり定着するまでビジネスの本質を教えないという決まりが存在するところもあります。

なので、あなたの目の前にいる「その人」は、100%あなたのためになると思って勧誘している可能性があるのです。


また、否定することで余計にハマってしまう可能性があるので、とても危険です。
みなさんも、自分でも薄々分かっているのに反対されて意固地になってしまったことはありませんか?


断る時は、相手を否定せずに「自分は買わない、やらない」というはっきりと意思を伝えれば十分です。


おわりに


まとめます


本当の「悪い人」なんて、この世には存在しないのかも知れない。


以上です。

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