【ライブレポ】JamsCollection 6thワンマンLIVE『Jams Evolution!!!!!!!!』-幕張で“超”沸きまっせ- 振り返り
どんなに大きなステージも、「通過点」にしてしまうグループ。
地下アイドルオタクのかべのおくです。
10月22日、幕張メッセ国際展示場 第4ホールで行われたJamsCollection 6thワンマンLIVE
『Jams Evolution!!!!!!!!』-幕張で“超”沸きまっせ-に参加してきました。
もう、今日死んだとしても後悔はない。
JamsCollection(ジャムズ)が2年半かけて作り上げてきた世界観が、十分に堪能できたように思います。オタクからしても「推しメンが幕張メッセに立ったし、それを現地で見届けた」と、胸を張って言えるような喜ばしい瞬間でした。
というわけで最高の一日を振り返ります。
物販〜開場
この日の前物販開始時間は、なんと朝の10時から。
くじもプレミアム、スペシャルの2種類という力の入れよう。普通にメンバーごとにグッズを発売しても売れるだろうに、それをくじで出すのは相当の自信かと思います。上手くいけば売れ残って在庫を抱えることもないし、実はコスパいいのかもしれません。そしてちゃんと遅刻した僕はプレミアムくじを逃しました。
案の定、X(Twitter)ではみんなめっちゃグッズ交換していました。これも完全に運営の狙い通り。
たまたま目の前でグッズを整理していた人が緑のフォームハンドを所持していたので、譲って貰いました。少し話したところるーるる推しらしく「曲は好きだったんだけど、るー様が入ったからジャムズ始めた」とのこと。新メンは「知ってるけど通うタイミングが掴めない」という人が参入してくるきっかけになるという知見を得ました。
場内物販こんな感じ(別の方の投稿をお借りします)。
一見すると「物販エリア広くしてかさ増ししてない?」と思われるかもしれませんが、そこは幕張メッセ。思ったよりも奥行きがあってライブエリアもちゃんとスペースを確保していたことは後から明らかになりました。
また終演後特典会もこの物販エリアだったこともあり、結果として必要十分なスペースだったように思われます。
開場すると、フロア内にもメンバーのぼりがあるなど、とにかく映えがすごい。
椅子の間隔は少し狭めで、たくさん振りコピしたいオタクには動きにくいかも、という印象。まあジャムズはそういう現場じゃないよね、ということで落ち着きました。
ライブ振り返り
それではセトリを見つつ、ライブ本編を振り返りましょう。セトリはいつもメンバーの神楽胡音ちゃんが載せてくれています。
第1部(SE~ブルーアワー)
スペシャルSEから「独占オンステージ」の登場シーンはめちゃくちゃカッコ良くて鳥肌モノ。「爱你」の炎を使った演出も、ホールワンマンならではの規模を感じさせる。
第2部(X~アンデッド)
新曲「Xの方程式」はバンド強めで個人的には好み。
「あの日のメリーゴーランド」「ノーヒットノーラブ」は花道やセンターステージを使った披露。ここまではファンサする、ここから先は踊る、みたいなメリハリがメンバー間でちゃんと共有されてて「すごい頑張ってリハとかゲネやったんだな…」と感じた(誰目線)。
「矛盾してる。」は、披露前にメンバーの歌詞朗読つき映像を流したのがすごく効果的。歌詞の内容が少し回りくどくてわかりにくい分、いちど言葉だけを聞いてからパフォーマンスを見るのはすごく染みわたるものがあった。曲の良さを理解して、本当に考えられたプロモーション。
個人的な一番のハイライトはやはり「プラネットナイン」。落ちサビの推しメンパートは、これを幕張メッセで見られているというだけで多幸感が半端なかった。
第3部(フューチャー~ペディキュア)
新曲「ヒューチャーライダー」はフォーミュラーに近しいものを感じさせる電子音系で、今後は人気曲セトリに割って入って来そう。
「Ready→NOW!」から「青いペディキュア」までの流れは、これまで積み上げてきたジャムズの集大成。楽しさ、切なさ、甘酸っぱさ、悔しさ。これまでのライブで感じてきた感情を一気に思い出していた。
アンコール(メドレー〜NEW ERA PUNCH!!)
アンコール明けのメドレーではゴンドラが登場。席の関係でゴンドラに乗っているメンバーの表情はあまり見られなかったけど、純粋な嬉しさというよりは感動・感慨に近いものを感じた。
「誰かのヒーローになれたなら」は坂東遥さんの卒業にあわせて書かれた楽曲のような印象だったが、8人用に作り替えられてさらにいい曲になった印象。落ちサビで津代→保科・神楽・一宮→村望・水瀬→小此木・大場と加入順に歌に加わってくるところは、この日一番にグッとくるものがあった。
そして最後には2024年1月1日の次回情報解禁という楽しみを残して、大満足の幕張ワンマンは終演となった。
ライブ全体感想
所感
ジャムズに出会ってから、今までを振り返ると「気づいたらこんなところまで連れてこられていた」という感覚です。
ジャムズは、オタクが組織的に何かを頑張るというわけでもなく、メンバー・グループの魅力が気づいたら人を集めている印象があります。「このグループはすごい、売れる」という感覚は、1stワンマンの時から変わっていません。久々に、その時に書いたnoteを読み返してみました。
当時から「グループがどうあるべきか?」を考えて、常に先を見据えたプロデュースをしている点は今も変わりなく、常に世界観が統一されていて首尾一貫してファンを飽きさせない戦略がとれているように思います。もちろん常に順風満帆というわけでもなく苦しい時期はありましたが、それすら糧にして結束を強めてきた印象です。
今回のライブでも、アンコール明けのMCにはメンバーからの一言感想(一言ではない)がありました。大づかみな印象ですが、幕張ワンマンを作りあがるうえで一人ひとりが課題を見つけてそれに向き合ってきたのだなと。そして、誰一人として現状に満足していない、まだまだ上を目指す思いを口にしていて「やっぱりジャムズを応援していてよかったし、これからも応援したい」と思われてくれるものでした。
推しメンに思うこと
こんな機会なので、推しメンの保科凜さんについても少し触れておこうと思います。2021年に対バンライブで出会ってから、なんだかんだ2年半も追いかけていたことになります。見始めて1年くらいで書いたnoteがこちらです。
これから1年半、グループの印象とほぼ変わらず、「楽しくてライブに行って、楽しくて特典会に行ってたらこんなところまで来ていた」という感覚です。配信、ライブ、特典会、いかなる瞬間にも笑顔をもたらしてくれる彼女の魅力に気づくオタクが増えてきたことは嬉しい悩みです。「いや〜最近保科の列長いからな〜」と話す時の僕はニヤケ100%だと思います。
しかし彼女にとってはジャムズが初めてのアイドル挑戦、幾多のグループ体制変更、学業との両立、求められるレベルとのギャップなど、負担も大きかったでしょう。それでも自分を見失わずに続けてきてくれたことには「ここまで応援させてくれてありがとう」という感謝しかありません。
幕張メッセを経験した彼女が、次に目指すものは何なのかは分かりませんし、知る必要もあまりないとは思っています。しかし、その先の景色はきっと素晴らしいものであると、信じてやみません。
おわりに
まとめます。
いま振り返っても、夢じゃなかったんだなって。
以上です。