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【ライブレポ】2024/5/5-6 歌舞伎町UP GATE↑↑ 2024
五月病なんてやってる場合ではない。
地下アイドルオタクのかべのおくです。
2024年5月5・6日、新宿歌舞伎町エリアで開催された「歌舞伎町 UP GATE↑↑ 2024」に、行ってきました。
\🪩【歌舞伎町UP GATE↑↑ 2024】 2日間ありがとうございました🪩/
— 歌舞伎町UP GATE↑↑【公式】 (@kabuki_upgate) May 6, 2024
ご出演いだきましたアイドルの皆様
ご来場いただきましたの皆様のおかげで#カブキアゲ は2日間無事に終えることができました!
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました👏
また来年も、この場所でお会いしましょう💫 pic.twitter.com/WHIuolyo83
なんだろう、この高コスパ。
慣れ親しんだ(?)歌舞伎町で行われるフェスだけあって少し新鮮味に欠けた面は否めませんが、特設ステージでライブが見られたり、普段見られないアイドルが見られたりと充実の2日間でした。
概要
2023年から始まった、新宿歌舞伎町エリアを使った都市型サーキットフェス。企画は@JAMとテレビ朝日(六本木アイドルフェスティバル)。
2023年にオープンしたZepp Shinjukuをメインステージとし、新宿BLAZEその他のライブハウスを巡る。
いよいよ明日から開催‼️ #カブキアゲ 🪩
— 歌舞伎町UP GATE↑↑【公式】 (@kabuki_upgate) May 4, 2024
\📢当日のご入場に関してご案内📢/
【リストバンド引換】11:00〜
※リストバンド引換後、各会場 再入場可
【各会場 開場】12:00〜
【開演】13:00〜
⚠️必ず事前にHPの注意事項をご確認ください⚠️https://t.co/Wudp3vkIYO pic.twitter.com/ljPcj2OWjD
幸いに2日間とも天候には恵まれ(1日目は27℃晴、2日目は23℃曇時々雨)、野外では縁日など各種コンテンツが用意された。
\いよいよ本日開催🪩 #カブキアゲ/
— 歌舞伎町UP GATE↑↑【公式】 (@kabuki_upgate) May 5, 2024
天候にも恵まれ、気温も高くなっております。
熱中症にはご注意ください⚠️
水分補給は忘れずに!!💪
今年も豪華出演者のステージとコンテンツが盛りだくさん👏
GWの締めを
歌舞伎町UP GATE↑↑ でお過ごしください👀✨
皆さまのご来場、お待ちしております🎤 pic.twitter.com/CMLmy2HcC1
目玉となっているのは東急歌舞伎町タワーの前面に設置された野外ステージで、チケットを持っていない一般人も観覧可能、かつ一部撮影可能。
明後日から開催 #カブキアゲ 🪩
— 歌舞伎町UP GATE↑↑【公式】 (@kabuki_upgate) May 3, 2024
歌舞伎町タワーステージのみ一部アーティストはスマホでの写真撮影が🆗となりました
撮影🆗の出演者はタイテ画像をチェック
※スマホ以外での写真、動画撮影・録音はできません
観覧方法https://t.co/z4eyJBvcFr
前方エリア入場券販売中🎟️https://t.co/8AQSJoDzxN pic.twitter.com/cee07NOZoW
リストバンド引き換えはZepp Shinjuku近くの特設テント。前年度は引き換えにかなりの時間を要した(らしい)反省からか、今年はかなりスムーズであった。
#カブキアゲ
— 歌舞伎町UP GATE↑↑【公式】 (@kabuki_upgate) May 5, 2024
🪩リストバンド引換開始✨🙌
《引換場所》
ZeppShinjuku(TOKYO)場外特設テント
引換会場では、ぷち歌舞伎揚のプレゼントも!👏
ドリンク代600円(現金のみ)ご用意のうえお並びください。
⚠️ご注意⚠️
各会場(特典会会場含む)へのご入場は
リストバンドが必要となります。 pic.twitter.com/7CDDUzkQu2
1日目
タイテはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1714880632625-zLz4LnV0N8.jpg?width=1200)
わーすたの歌舞伎町タワーから参戦。先日、同会場でワンマンを開催したばかりのドラマチックレコード、初参加ながら歌舞伎町タワーにまで進出し、獅子奮迅の活躍が期待されるSWEET STEADY、ツアーを完走して勢いに乗っているCANDY TUNEに注目だった。
以下、ライブを見たグループの感想を簡単に記す。
わーすた(東急歌舞伎町タワー、Zepp Shinjuku)
わーすた、トリケラトプスも退治できなかったしお肉も焼けなかったけど、野外の「キラキラホログラム」とZeppの「メロメロ!ラブロック」が完全に場所の力を味方につけててさすが過ぎたな
— かべのおく (@kabenok017) May 5, 2024
ドラマチックレコード(新宿BLAZE)
ドマレコ、フェスで4曲ならこれしかないというセトリ。ツアーで養った体力がここで生きてきてた、これからのドマレコはいいぞ(ドマレコはいいぞ) pic.twitter.com/BkHST4FOJf
— かべのおく (@kabenok017) May 5, 2024
セトリは新居歩美さんの投稿をお借りします(いつもありがとう!)。
歌舞伎町UP GATEありがとうございました!#カブキアゲ、 皆さんのおかげでライブ終わった後思わずたのしー!って言っちゃった😾ありがと😾#ドマレコセトリ
— 新居 歩美 💌ドラマチックレコード (@DMRC_ayumi) May 5, 2024
マリンブルー・スクランブル
あいむいんらぶ!
夜空のよすが
君はソナチネ
明日は品川と渋谷🔥
ドマレコの中でも振りが激しめの4曲を全力投球できるのは、ツアーファイナルで養った体力と芽生えた自信がなせるものなのでは。大きなフェス1回1回で満足度の高いライブを出来ることは確実に次につながってくると思う。
SWEET STEADY(新宿 BLAZE、東急歌舞伎町タワー)
スイステ、外部対バンでこれだけ人来ててちゃんと盛り上がってるのはすごいし、歌舞伎町タワーでも見劣りしない。物販のオペレーションも賛否あるかと思うけど工夫されてた。 pic.twitter.com/sn2dTT8G9c
— かべのおく (@kabenok017) May 5, 2024
今年デビューのすいすて。しかしメンバーの経歴は皆かなり長いためか、それぞれのオタクの応援スタイルが明確に異なる。この現場の多様性が収斂する方向に行くのか、それとも独自路線を進むのか。ちょっと注目したい。
可憐なアイボリー(新宿BLAZE)
カレアイ、「背景ライバル」の集中力、目付きが半端ないし、「超絶かわいい」との温度差で風邪ひくかと思った。
— かべのおく (@kabenok017) May 5, 2024
訂正: 「背景ライバル」→「拝啓ライバル」。
カレアイは実施中の全国ツアーリード曲「遠キョリ。だって本気」を猛プッシュ中。MCでしれっと「ツアーやってますよ〜」と告知するんじゃなくて、1曲まるまるでツアーの宣伝をしてしまうのは上手い戦略かと。
CANDY TUNE(Zepp Shinjuku)
きゃんちゅー、やっぱり「倍倍FIGHT!」がめっちゃ楽しい!繋ぎSEでちゃんと煽ってからの「キス・ミー・パティシエ」もすごく良かった。
— かべのおく (@kabenok017) May 5, 2024
ふるっぱーも当然すごい(というか別格)だけど、外部対バンに出た時に一番化けるのって、もしかしてきゃんちゅーでは?などと感じる。「キス・ミー・パティシエ」のメジャーリリースで一般にも見つかるかどうかは、事務所どころか地下アイドルの命運を多少握ってる気がする。
2日目
タイテはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1714880666198-KsnXBJ1cDA.jpg?width=1200)
1日目にもましてビッグネームが集結。FES☆TIVEは歌舞伎町タワーでも伝説となるか。JamsCollection、FRUITS ZIPPERの並びは、果たしてZepp Shinjukuが耐え切れるのか。新宿BLAZEのネコプラとの選択は、オタクの趣向がでるところ。
Peel the Apple(Zepp Shinjuku)
ぴるあぽ、珍しく「アオハルスケッチ」が聴けて特大笑顔。「青春グラフィティ」で爽やかに締めたのは、オープニングアクトらしさがあって良かった。
— かべのおく (@kabenok017) May 6, 2024
FES☆TIVE(東急歌舞伎町タワー、Zepp Shinjuku)
FES☆TIVEの歌舞伎町タワー、「マジカルパレード」イントロのワールドカオスがトー横中に鳴り響いて鳥肌モノだった。エスカレーターに乗ってる人に見られながらクソデカ声出すの痛快。
— かべのおく (@kabenok017) May 6, 2024
ZeppのFES☆TIVE、分かりやすく体力消費セトリだったけど、Zepp Shinjukuの音の良さも活かされる曲が多くてよかった。初っ端の人類でだいぶ足が持っていかれたと思ってたけど、その後のサカサマとカンフーで計3回殺された。
— かべのおく (@kabenok017) May 6, 2024
yosugala(Zepp Shinjuku)
yosugala、バランスよい6曲。「僕に願いを」のユニゾンと、「四葉のクローバー」のソロパートで、メンバーの歌唱力を存分に感じられる。
— かべのおく (@kabenok017) May 6, 2024
ちあちゃんが「今年は全夏フェスでメインに立ちたい」と言ってたが、どうぞ立ってください(個人の見解です)。
個々のレベルの高さもあるけど、パフォーマンスの修練度がほかのグループよりも一段上だと感じた。フロアとステージのコミュニケーションがすごく取れている気がしたし、メンバーもマイクのその先をイメージしてパフォーマンスする意識が強いんだと思う。
かすみ草とステラ(Zepp Shinjuku)
かすテラ、こういうフェスで「春風」ってやるのは意外。最後の「青より青く」は、近くのニアジョイビブスのオタクたちも思わず見入ってしまう爽やかさだった。
— かべのおく (@kabenok017) May 6, 2024
かすテラのタイテの並びは明らかに主催からの期待を感じたし、それに応えるパフォーマンスであった。最初は「11人って多すぎない?」と感じていたものの、最近は1期と2期、それぞれのメンバーのドラマ・群像劇を眺めているような心境になっている。
JamsCollection(東急歌舞伎町タワー、Zepp Shinjuku)
ジャムズ、歌舞伎町タワーは沸けるセトリ、Zeppは夏感満載セトリで別々の楽しみ方ができてよかった。Zeppは和装衣装で歌舞伎意識?
— かべのおく (@kabenok017) May 6, 2024
ペディキュアを携えて迎える2回目の夏、それだけでワクワクする。
FRUITS ZIPPER(Zepp Shinjuku)
ふるっぱー、JAPANJAMとか色んなフェス出ているはずなのに、Zeppのトリをしっかり埋められるのは本当にすごい。1グループだけワンマンライブみたいな盛り上がり方だった。
— かべのおく (@kabenok017) May 6, 2024
「NEW KAWAII」は仲川さんがセリフパートをやってたけど、もしかしてなかなかレアだった?
総括
一言でいえば、「フェス感はあまりなかったけど、コスパのいい対バンライブ」という印象でした。
良い点を挙げるとすれば、アクセスのよい歌舞伎町で人気のアイドルを一度に見られたことです。6会場にオタクが分散しているためか、高嶺のなでしこやFRUITS ZIPPERでも、ちゃんと狙っていけばかなり前方でライブが見られました。それもZepp Shinjukuや新宿BLAZEの音響で聞けるのは満足度高めでした。
カブキアゲの一番の特徴である歌舞伎町タワーステージも、十分な差別化になっているように感じました。良くも悪くも、一般人が「アイドルのライブってこんな感じなのか…!」と目にする機会になったのではないかと感じました。あと個人的には、大衆の面前で大声でコールすることへの解放感もありました。
反面気になった点は、ステージによって収容人数の格差が激しいことです。今年のカブキアゲで使用されたステージのキャパは以下の通りです(公式サイトより)。
Zepp Shinjuku・・・1,500名
新宿BLAZE・・・800名
新宿LOFT・・・550名
新宿MARZ・・・300名
新宿DHNoA・・・200名
とにかくZeppだけが特別に大きいため、結果として人気のグループは殆どZeppと、次点に大きいBLAZEに集結し、人流が滞っているように感じられました。僕はフェスと言えば、会場のあちこちで色んな音楽が鳴り響いているのが楽しみの一つだと感じています。なので、「ZeppとBLAZE往復してるだけなんだが、これって本当にフェスだよな…?」という感覚になりました。
もちろん東京開催で人が沢山くることが予想される以上、大きな会場を用意するのは当然です。しかしそれなら普通に対バンでもいいわけであって、わざわざフェスとして開催する必要があるのか甚だ疑問です。単にイベンターがGWにデカいことやりたいだけだったのでは?と思われても仕方ありません。
もちろん、資本を投下して広告宣伝を打って、東京の中心地で話題となるイベントを開催することは、アイドル界全体の活性化に寄与すると考えられます。フェスがフェスたる所以は何か?これはあらゆる都市型サーキットフェスの課題でしょう。
カブキアゲに関して言えば、今年7月で新宿BLAZEが閉店してしまうことがもっぱらの悩みかと思われます。BLAZEだからこそ収まりきっていたグループが、来年は一斉に流浪の民と化します。その分流動性が高まってよいという見方もできますが、小規模会場がパンパンになって満足度が下がってしまう懸念もあるでしょう。
ただ、ひとまず話題性があって、今の自分にはコスパの良いイベントであることに変わりはありません(DD並みの感想)。何かしらの形で来年も開催してほしいなと個人的には願っています。
おわりに
まとめます。
歌舞伎揚げは、レモンサワーのちょうどいいつまみ。
以上です。