
ドキュメンタリー
ほんとは、金沢のシネモンドで先月に観ていたはずだった。
地元の新聞の映画情報の欄をコマメにチェックしていた。少しチェックし忘れた時があった。
なんと…その少しの間に上映期間が終わっていた!!
そんな、そんな!近くでまた何処かで上映してくれるところがきっとあるはずだ。頼みの綱はX。
曽我部恵一さんが流してくれる上映情報だけが頼り。
少し待ってみた。
あーーー!ちょっと車を走らせれば観られる高岡でやる!しかも夜もある!これは行けそう。
土日は家族の用事を優先している。
あとは平日の夜に出かける事をパパが🆗してくれれば!
わたしの願いが通じた様子。
今日の占い、おうし座一位🥇だった!
わたしの母、明日はダメだけど今日は子どもたちにご飯食べさせる時間があるとのこと!
きゃー、今日しかないや!この情熱が冷めないうちに車のエンジンを回すしかないね^_^
母ありがとう。パパありがとう。子どもたちもママがどこに行こうと「いってらっしゃーい🖐️」と送ってくれてありがとう😭
家をPM6時過ぎに出た。上映時間ギリギリ到着。
母が"混んでるから早く行きなさい🚗"
"あわてると事故るよ"
高速を使いました。人の助言は聞くもの。
目に入ったパーキングに車を停めました。(割引の効く駐車場じゃなかったことだけが盲点!)
ま、そのくらいはね。
下調べなしに行けばそうなるよね。
とにかく、わたしは今日は運勢がいいの。(普段まったく気にしないのにね。)
映画の内容はネタバレしちゃうだろうし、
あまり話せないけど、前半1時間が晴茂さんがいたサニーデイ・サービス、後半は新生サニーデイ・サービスがそこにいた。
映画という、スクリーンから流れる音楽なのにノリノリで聞いた!観た!
ここで逢いましょう♪が流れた時に、
「金沢のV4で観たよ。そのライブに行ったよ」
2000年の解散前のライブはAZホールだったよね。
「その2000年のやつ、撮影したらダメだと思ったけど、うっすらとステージが写ってる写真を発見したよ。」
映画館のスクリーンに向かって、誰かに話していた。サニーデイ・サービスの話をしていた。
頭の中でですけどね!
桜の花びらが散る川で曽我部さんがボートに乗ってるシーンがある。その花びらが一瞬、空に瞬く星のように見えた。天と地が逆に見えた。
美しかった。
それから"あじさい"のPVに使われた下北沢の喫茶店いーはとーぼへは20歳の頃行ったなー。そのくらいときめいたバンドだった。
2000年の頃の解散とソロ活動。レコード会社との契約とその後の独立。
2010年のバンド再結成後もメンバーの病気でレコーディングが止まったこと、2020年の緊急事態宣言でストップした音楽活動。
しかも、最初はこのコロナの時期の話を残したくて撮り始めたんじゃなくて、シンサニーデイ・サービスの記録として撮り始めたはずで。時期的にコロナ禍でこんな事があったという記録にもなっていた。
それに…メンバーの田中さんの気持ちも。胸が熱くなった。
知らなかった。わたしはただ届いた音楽を楽しんでいただけだった。
全国各地でおこなわれているライブに参加してるわけじゃない。数年に一度"きゃー、かっこいい"と熱い眼差しを送るだけのファン🎵
音楽って、曲作りってバンドってなんなのでしょうね。
出来上がった曲、3人の魂が入った各地でのライブ映像、その姿から目が離せなかった。
泣かないように、見届けなくちゃと我慢していたけど、何度か涙が頬をつたった。
なぜだろう。わたしも苦しいことがあった。楽しいことがあった。色んな思い出をありがとう。
そして、それぞれまた明日へと歩み始める。
そういう気持ちになれるバンド、いっぱいいると思うけど、わたしはサニーデイ・サービスなんだなぁ、と思いました!
さて、黒沢秀樹さんのテレビも来週だし、元気と勇気をもらおうっと!
明日も頑張りましょう🎵