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【お前も賢者にならないか?】ワンチャンやれそうなファンデッキ〜アンデット編〜

 こんにちは、かばたです。
今回は僕が最近使っていて、12月18日開催の太陽CS2人チーム戦で奇跡の噛み合いもあり優勝した【烙印融合】採用の【ドーハ型アンデット】を紹介しようと思います。
頑張って書いたので読んで頂けたら嬉しいです。


1、ドーハ型とは

 ドーハ型は
【アンデットワールド】での

・フィールド墓地の種族操作
・アドバンス召喚封じ

そして【死霊王ドーハスーラ】による

・リソースが減らない妨害

が特徴です。現環境だと【ドライトロン】、【サンダードラゴン】、【ふわんだりぃず】などに対し、【アンデットワールド】が若干刺さったりするので少し有利をとることができます。


2、従来のドーハ型の特徴

 従来のドーハ型は

・事故る
・1枚初動がない
・G以外手札誘発の受けが悪い
・手数が少ない
・手札消費が激しい
・後続を確保しずらい
・後攻が本当に弱い


 などとデメリットが多いのが特徴でした。
もちろん【アンデットワールド】がそこそこ刺さったり、

少ない動きで2妨害を構えることが出来たり

とメリットもありました。しかしデメリットの多さが故に安定して試合に勝てるデッキではありませんでした。

【ダグザ】【デスサイズ】のギミックや【群雄割拠】を採用して盤面を強くしたり、【金満で謙虚な壺】で初動の安定、手札誘発の受けの悪さを少し改善する事が出来たりしましたが、手札消費の激しさ、後続確保のしずらさ、そして後攻の弱さを改善することはできませんでした。ラッキーパンチはあるものの、安定的に勝つことはやはり難しかったです。


3、烙印融合を採用したことによって 

【烙印融合】でデッキからアンデットを落とせたり、融合召喚した【ルベリオン】で手札を捨てたりと、やっていることは実質【ユニゾンビ】です。しかもおまけで【ミラジェイド】も出せます。
このカードを採用することによって、手数が増え

・初動の安定
・手札誘発の受け

が良くなりました。また【ミラジェイド】

・盤面の強化
・後続の確保
・後攻の弱さの改善

など従来のドーハ型アンデットのほとんどの欠点を補うことができました。


4、基本展開

【隠者】

①【隠者】nsef【ユニゾンビ】ss

 ②【ユニゾンビ】efデッキから【馬頭鬼】を墓地

 ③【馬頭鬼】ef【隠者】蘇生

 ④【ユニゾンビ】+【隠者】→【Ω】ss

【ユニゾンビ】+【ブルーム】

 ①【ユニゾンビ】nsefデッキから【バンシー】
 手札から【ブルーム】を墓地

 ②【ブルーム】efチェーン1
  【バンシー】efチェーン2
 【アンデットワールド】、【ドーハスーラ】ss

【ユニゾンビ】+【バンシー】

 ①【ユニゾンビ】nsefデッキから【馬頭鬼】
 手札から【バンシー】を墓地

 ②【馬頭鬼】ef【バンシー】蘇生

 ③【ユニゾンビ】+【バンシー】→
 【ハリファイバー】ssef【ブルーム】ss

 ④【ブルーム】→【リンクリボー】

⑤【ブルーム】efチェーン1
  【バンシー】efチェーン2
 【アンデットワールド】、【ドーハスーラ】ss

 ⑥相手ターン【ハリファイバー】ef
 【フォーミュラ・シンクロン】ssef
 +【ドーハスーラ】→【バロネス】

(【ハリファイバー】での展開は手札誘発の受けが悪いため、他の手札が弱い時にしかしないです。)

【烙印融合】+【ブルーム】or【バンシー】

 ①【烙印融合】ef【アルバス】+
 【バンシー持っていたらブルーム→A
  ブルーム持っていたらバンシー→B】
 →【ルベリオン】fs

 ②A→ 【ブルーム】efチェーン1
   【バンシー】コスト
    【ルベリオン】efチェーン2
   【バンシー】efチェーン3
  →【アンデットワールド】、
  【ルベリオン】+【アルバス】→
【ミラジェイド】fs、【ドーハスーラ】ss

  B→【ブルーム】コスト【ルベリオン】ef
  【ルベリオン】+【アルバス】
  →【ミラジェイド】 ss

③【ブルーム】efチェーン1
  【バンシー】efチェーン2
 【アンデットワールド】、【ドーハスーラ】ss


5、最近使用した構築、採用カードの解説

 こちらが12/18の太陽CSで使用した構築になります。このデッキを構築するにあたって、

・初動の安定
・受けが悪い手札誘発へのアプローチ
・環境デッキと張り合える
(主に【デスピア】【ドライトロン】
【エルドリッチ】【ふわんだりぃず】)

 の3つの点を考慮しました。
 これらを踏まえ採用カードの解説をしていきます。

<<メインデッキ>>

ユニゾンビ
 展開の軸になるので3枚採用しました。
ユニゾンビ1枚だけでは何もできないのですが、デッキと手札からモンスターを落とせるので、簡単に【アンデットワールド】と【ドーハスーラ】の場面を作ることができます。

不知火の隠者
デッキから【ユニゾンビ】を出すことができるため3枚採用しました。しかし、【ユニゾンビ】との合わせ引きとダブりが弱いので2枚に減らしてもいいかもしれません。

馬頭鬼
 【烙印融合】が無かったり、【次元障壁】を打たれたりした時、【ハリファイバー】での展開ができるようにするために採用しています。しかし、その展開は【増殖するG】の受けが悪くあまりしないため、また【馬頭鬼】は【烙印融合】を引いてる場面だと手札か墓地で腐ることが多いため、1枚しか採用しませんでした。

牛頭鬼
note書いてみて気付いたのですが、このカードは要らないです。
 起動でおろ埋効果を使えたり、自身が墓地へ送られた時手札からモンスターを特殊召喚できたりします。しかし馬頭鬼を1枚しか採用していないため、また烙印融合の制約で展開を広げられないため、牛頭鬼がしっかり活躍できる場面が少ないです。何かしらの奇跡が起きることを期待して1枚だけ採用してもいいかなと思います。

グローアップ・ブルーム、屍界のバンシー
【アンデットワールド】+【ドーハスーラ】の盤面を作る上で必要なカードです。どちらか引ければ良く、両方引いたりダブりが弱いためそれぞれ2枚ずつの採用となっています。

死霊王 ドーハスーラ
【アンデットワールド】が場にあると2妨害になるこのデッキのエースカードです。
 【墓穴の指名者】などでの除外に弱いため、また
2枚目の【ブルーム】を使えるようにするため、2枚採用しました。毎スタンバイフェイズ時に墓地から事故蘇生でき素引きしていたとしても、【ユニゾンビ】や【ルベリオン】の効果で手札から落とせるので許容できる事故要因カードです。

アルバスの落胤
 【
烙印融合】で落とす融合素材です。後攻から盤面を捲る手段になりますが、正直あまり素引きしたくないカードです。融合素材としても【ルベリオン】でデッキに戻し使いまわせるので1枚だけ採用しました。

手札誘発
 後攻でも戦えるようにするため、また【アンデットワールド】が破壊されても【灰流うらら】と
【屋敷わらし】で【ドーハスーラ】の効果を起動できるため手札誘発は少し多めに採用しました。

アンデットワールド
 【ドーハスーラ】の効果を強く使えるようにする
このデッキの必須カードです。 
 現環境ではサイドデッキに採用されるくらい使われていて、【ふわんだりぃず】などに強く刺さったり、【ドライトロン】が使う【イーバ】、【ドラゴンメイド】の【お片付け】、【相剣】の【暗転】などにもそこそこ刺さったりします。ただ素引きでのダブりが弱いため2枚の採用です。

烙印融合
 とても強く展開の軸であり、ダブってでも引きたいため3枚の採用しました。

おろかな埋葬
【烙印融合】の劣化版です。制限カードというのもありとりあえず採用しました。

金満で謙虚な壺
 基本的にコストは6枚除外して手札誘発を貰いにいって初動を通しやすくしたり、また盤面の強化、後攻の捲り、とその場の目的に応じて好きなカードを回収できたりと、特に大きな制約がなく使いやすいため3枚採用しました。

超融合
 【
烙印融合】が流行っている現環境でとても強く、また【アンデットワールド】で他のデッキと比べて打てる場面が多いので採用しました。

墓穴の指名者、抹殺の指名者
 手札誘発を止めるだけでなく、相手の展開を妨害(例、墓穴の指名者→言うまでもなく、抹殺の指名者→烙印融合、金満で謙虚な壺など)できたり後攻からの捲り札にもなったりと、規制されているカードでもあるのでとりあえず採用しました。

群雄割拠
 アンデットワールドととても相性がいい罠カードです。手札誘発で展開が止まってしまっても相手にターンを返せるようにするため、また盤面を強化させるため採用しました。

<<エクストラデッキ>>

冥界龍ドラゴネクロ
 【アンデットワールド】発動下、相手モンスターを素材に超融合で出します。

沼地のドロゴン、捕食植物ドラゴスタペリア、
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン

 【アンデットワールド】があるなら【ドラゴネクロ】だけでいいじゃんと思われるかも知れませんが、後攻1発目のアクションで超融合を打つのが世界1強いと思ったのでこれらのカードを採用しました。

氷剣竜ミラジェイド
 【アルバス】か【ルベリオン】から出します。
【アルビオン】コストで除外効果使うことで後続を回収することができるので強いです。

神炎竜ルベリオン
 【アルバス】+闇属性モンスターでん【烙印融合】から出します。自身をデッキに戻せたりと使いまわせるので1枚の採用です。

烙印竜アルビオン
 【烙印融合】で出すことはなく、基本的には【ミラジェイド】の効果で落とし後続を回収します。
相手のライフを削り切ることが少ないので、【ミラジェと】の効果を複数回使えるように2枚採用して余裕を持たしてもいいかもしれません。

フォーミラ・シンクロン
 【ハリファイバー】から出し、相手ターンに
【ドーハスーラ】と【バロネス】を出します。
このデッキの数少ないドローソースなので、チェーン2以降で出してタイミング逃さないように気をつけましょう。

戦神ー不知火
 【群雄割拠】発動中にエクストラデッキから出せるモンスターとして採用しました。ライフを削り切る時に便利です。

リンクリボー
 【ブルーム】を墓地へ送るために採用しました。
また墓地効果もあるので、【ドーハスーラ】の効果を起動させることもできます。

水晶機巧ーハリファイバー
 【隠者】1枚から出すことができ、デッキから【ブルーム】を出すことができます。また相手ターンに【フォーミュラ】を出して1ドローしつつ、【バロネス】を出して妨害を増やすこともできます。

ヴァンパイア・サッカー
 このデッキの数少ないドローソースです。相手の使った手札誘発を蘇生し、【群雄割拠】で展開をロックすることができます。③の効果もそこそこ使います。

アドヴェンデッド・セイヴァー
【群雄割拠】発動中に出せるモンスターとして採用しました。おろ埋効果を持っているので、入れておくと便利だと思います。

ヴァレルソード・ドラゴン
 本当は【Ω】を入れたかったのですが、当日なかったのでとりあえず入れたカードです。
マジで要らないです。

<<サイドデッキ>>

ドロール&ロックバード
 【ドライトロン】を見て採用しました。
絶対に引きたいため、またダブったとしても返しのターンに打たれるGを1枚ドローで止めれるため3枚の採用です。

アーティファクト・ロンギヌス
 対面を選ばず打てる場面が多いため採用しました。今期めっちゃ刺さる対面がすごい有利の【ふわんだりぃず】くらいしか無いので、他のカードに変えてもいいかも知れません。

ダイナレスラー・パンクラトプス
 制限カードなのでとりあえず入れました。
【馬頭鬼】で蘇生できます。

ハーピィの羽根帚、ライトニング・ストーム
 【エルドリッチ】を見て採用しました。
【アンデットワールド】があるのを考慮して【ライスト】を2枚くらい【ツインツイスター】に変えてもいいかなと思います。

禁じられた一滴
 【デスピア】、展開系を見て採用しました。
コストで捨てていいカードが多いので、難なく打つことができました。

神の宣告
 自分の盤面を守ったり、相手の展開を妨害したりと打てる場面が多いので採用しました。


6、これから採用したいカード

デスピアの導化アルベル
 【烙印融合】のカードパワーが高いことを実感したので、アクセスできるカードとして採用したいなと思いました。また②の効果で延命を期待できるのもポイントです。

トークンコレクター
 流行っている【天威】を見れるのもありますが、
1番きつい【勇者】に対してアプローチできるため
採用したいなと思いました。


7、最後に

 長々とデッキ紹介をしましたが、なんだかんだこのデッキは大会で使うにしては弱いと思います。今期使えるデッキが無いと妥協して使っただけで、他のテーマの方が【烙印融合】を強く使うことができると思います。
それでも、長く使っていたテーマをCSで戦える様にアンデットの良さを活かせるようにと考察したのは楽しかったです。それが、遊戯王の醍醐味だと思います。
このnoteをきっかけにアンデットに興味を持って頂けたり、使ってみようと思って頂けたら嬉しいです。最後までご清覧ありがとうございました。














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