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人の3倍働き、2倍遊ぶ

 先日、精神科医で作家の樺沢紫苑氏の著書「毎日を楽しめる人の考え方」という本を読み、その本の中で、樺沢先生のモットーが紹介されてました。それが、「人の3倍働き、2倍遊ぶ」でというもの。

 私自身、樺沢先生のすすめる「睡眠」「運動」「朝散歩」「ポジティブ3行日記」を実践しており、朝のゴールデンタイムを活用したり、アクティブレストを活用することで、人の2倍は働けるるようになっていました。

 しかし、今の生活は、スケジュールに余裕がなく積極的に遊ぶということができていないことに気づき、どのようにしたらいいのだろうかと悩んでいたところ、「毎日を楽しめる人の考え方」という本に出会いました。

 この本を通して、「今の生活に遊びをどのように取り入れるべきか」、「毎日をもっと楽しめるための工夫はないか」の具体的解決策を見つけたので、今回、3つほどご紹介させていただきます。

「人の3倍働き、2倍遊ぶ」を実現した方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。


①遊びのTO DOリスト化

 週間、月間スケジュールには、「今週にやりたい遊び」「今月中にやりたい遊び」をしっかり書き込んでおいたほうが良いです。

「毎日を楽しめる人の考え方」樺沢紫苑

 「遊びのTODOリスト」を書くと、その「遊び」の実現率が3倍以上に高まります。

 特に「美術展」など、開催期間が決まっているイベントは、「遊びのTODOリスト」「月間スケジュール」に書き込んでおくことで、つねに意識にのぼるので、見逃す確率がものすごく減ります。

 スケジュール帳に書く。これは、「遊び×アウトプット」の応用と言えますが、アウトプットは脳を刺激し、記憶を増強するので、現実化する確率を飛躍的に高めてくれるのです。


②3行ポジティブ日記

 寝る前の習慣として、樺沢先生がおすすめしているのは「3行ポジティブ日記」です。寝る前、15分以内、できれば寝る直前に、「今日あった楽しかった出来事」を3つ思い出し、それぞれ1行ずつノートに書くというもの。

 そして、その「楽しかった出来事」をイメージしながら布団に入り、そのまま眠ります。

 「ピークエンドの法則」というものがあります。これは、ノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマン博士が提唱した理論で、人間の印象が「ピーク」と「エンド」で決まる、というものです。

 ぼくらがよく耳にする、「終わりよければ全て良し」ということわざは、実は科学的に正しいことが証明されていたのです。

 だからこそ、1日の最後は、ポジティブなアウトプットで締めくくるべき。そのための効果的な方法が「3行ポジティブ日記」なのです。

 そして、「3行ポジティブ日記」が習慣化できた人は、「3行感謝日記」「3行親切日記」へとステップアップしていくのです。


③究極の成功法則は、継続である

 たった1回だけ、何かをやっただけで物事が達成されるということは、まずありません。たった1週間だけ何かをやって成功することもないです。

 最低でも3ヶ月くらいはやらないといけないし、できれば1年、できれば3年。さらに、5年、10年続けられると、かなりの結果に繋がります。

 ただ、間違った方法、間違った行動、間違った方向性で、何年努力しても、結果は出ません。だから、「正しい方法」で実践、行動していくことが大前提にあります。

 そして、継続するためのポイントが「楽しむこと」です。

人間は楽しい事しか続けられないのです。なぜなら、続けるのと関連する脳内物質は、ドーパミンです。「楽しい」という幸福物質と同じです。ドーパミンは、もっと、もっとの物質です。

 だからこそ、楽しみながら物事に取り組み、ドーパミンを出すことが、物事を継続させるポイントになるのです。

最後に 読後のTODO

①グーグルカレンダーに遊びの予定を入れる
・今週の土曜日の20時にサウナを行く予定をいれました。

②腕立て毎日100回チャレンジをTODOリストに書く
・TODOリストを消すことで、ドーパミンが出る。続けやすくなる。

③3行ポジティブ日記を「親切日記」にレベルアップ
・誰かにした親切を書く。

これらは私個人のTODOですが、みなさんも独自のTODOを取り入れて、毎日を楽しく過ごし、「人の3倍働き、2倍遊ぶ」生活を目指しましょう!

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