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クレジットカードも過払い金請求できる

過払い金請求とは既に支払いを済ませた借金から、払い過ぎていた利息分を返還請求をすることで、お金を取り戻すことができる制度です。

クレジットカードは、ショッピング枠やキャッシング枠という言葉が使われているので、勘違いされているかもしれませんが、クレジットカードでキャッシング利用したものは借金なので、過払い金請求できます。

ただし、クレジットカードを利用していれば、必ず過払い金請求できるという訳ではないので、クレジットカードの過払い金請求について知っておきましょう。

クレジットカードのキャッシング利用は過払い金請求できる


クレジットカードのキャッシング利用というのは、お金の貸し借りで、クレジットカード会社から借金をしていますので、返済するときに利息が発生するので、利息制限法の適用対象となります。

過去にクレジットカード会社はキャッシング利用で、利息制限法の上限を上回る貸し付けをしていたをしてので、払いすぎた利息を取り戻す「過払い金請求ができます。

仮に、キャッシングの支払いがリボ払いだったとしてもキャッシング利用であることに変わりはないため、利息制限法は適用されるので、利息制限法の上限を上回っていたのであれば過払い金請求ができます。

クレジットカードのショッピング利用は過払い金請求できない?

クレジットカードのショッピング利用は、何かを買うときにクレジットカードを利用することで、現金を支払うことなく会計を済ませることができます。

ショッピング利用をした後は、一括支払いや分割支払いで、クレジットカード会社に対して支払いをしていきます。 

これは簡単に言うとクレジットカード会社からお金を借りたわけではなくて、クレジットカード会社が商品の支払い分を立て替えてくれているということです。

そのため、ショッピング利用は借金にはならず、利息も発生していないので利息制限法の対象外になります。

過払い金返還される仕組みは利息制限法の上限を超える利息の支払いがあった場合に発生するので、これがキャッシングで過払い金が発生し、ショッピングでは過払い金が発生しない理由です。

キャッシング利用をしていても過払い金請求できなくなることもある

基本的にクレジットカードのキャッシング利用をしていて、利息制限法の上限を超える利息の支払いがあった場合は過払い金が発生しているので、過払い金請求することはできます。

しかし、中には例外があって利息制限法の上限を超えて支払いをしていても過払い金請求することができなくなる場合があります。それが時効と倒産です。


過払い金請求の時効


過払い金請求には「最後の取引から10年」で過払い金請求することはできなくなるという時効が設けられています。 最後の取引から10年の期限が経過してしまうと過払い金請求はできなくなってしまいます。

 多くの賃金業者が利息制限法の上限に合わせて金利改定を行ったのが2007年なので。 過払い金が発生している可能性がある方は2007年よりも前、または前後に借金をした方ということになります。 

2007年よりも前に借金をして完済している人は時効が迫っている可能性があるので、完済した時期はいつなのかを確認しておきましょう。

クレジットカード会社の倒産

過払い金請求できる条件がそろっていたとしても、クレジットカード会社が倒産していた場合、倒産した会社に対しては過払い金請求をすることは基本的にできません。

ただし、企業が倒産する場合には、民事再生や破産などの法的整理の手続きをとります。その手続き内で、債権者に対して配当や一部の債権の支払が行われるので、配当などの支払いを受けることができる可能性があります。

ただし、過払い金請求していればもらえたであろう金額よりも大幅に少ない金額になってしまいます。

参照は杉山事務所のクレジットカードの過払い金請求について

もし、クレジットカード会社からキャッシング利用をしていて長い間返済を続けている場合は、クレジットカード会社が倒産する前に、時効が成立する前に過払い金請求することおすすめします。

過払い金請求の時効についてわかりやすくまとめてあったのは、過払い金請求に強いおすすめ法律事務所のランキングや口コミ・評判の過払い金の時効についてのページ過払い金請求先が倒産した場合についてわかりやすくまとめてあったのは、日比谷ステーション法律事務所でした。



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