SF初心者が「三体」を読んでみた
ネタバレ無しです。
昨日、劉慈欣の「三体」(1)を読了しました。
大変な話題作なのでずっと気になっており、文庫化を待っていたのですが結局待ちきれず…この度中古で購入しました。
この「三体」ですが、単行本全5冊からなるSF小説で、ヒューゴー賞(SFファンタジー文学のアカデミー賞と言われる)を、劉慈欣はアジア人で初めて受賞しています。
(あのオバマ大統領が続きを待ちきれず原稿を取り寄せたという噂もある小説です、、。)
私は普段あまりSFを読まないので、入り込めるかちょっと心配だったのですが、子どもを寝かしつけた後毎日少しずつ読み、大体4日ほどで読み終わりました!
私は図書館で借りても1週間で読みきらない本は、さっさと返却する事にしています。
波長が合わない本だと思って。
じゃあ面白かったか?という話ですが、私は正直読み終わった直後、これが「面白かった!」と、すぐに言えませんでした。
多分、消化不良な感じでした。。
話は理解できたけど、あまりのスケールの大きさに、頭が混乱していたようです。
「2巻、どうしようかな?」
正直読みやすい本では無かったです。
でも先が気になるから止まらなくて、結局最後までダッシュで読んでしまった感じです。
「中国人の名前が混乱する」「中国の歴史がわからない」という方が多いようですが、そこは私はあんまり気にならず行けました。
それより物理や化学の話が私の知識不足のせいか、イメージが追いつかず、残念でした。
とはいえそこが完全理解できなくても話はわかるし、話の本質はそこじゃないと思うので、全然読み進められるのですが。
読み終わった後、何となく頭の中で小説の事を考えてしまっていました。
頭が情報処理を継続してるような感じでした。
そしたらだんだん消化されてきたのか、この続きがどうなるかすごく気になりはじめました。
…なので2巻も買います。
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