見出し画像

未知の業界を知ることは新たな選択肢を増やす!

カバン持ち学生:倉敷芸術科学大学 生命科学部 山縣 弘汰
カバン持ち先:株式会社 小田原工務店 代表取締役 小田原 勤
カバン持ち実施日:2023年12月(3日間)

カバン持ちにエントリーしたきっかけ
私は大学の教授から社長のカバン持ちの存在を教えて頂きました。
社長のカバン持ちの存在を知り、一切の迷いもなくエントリーすることを決めて応募させて頂きました。
私がエントリーをした理由は2つあります。
1つ目は私は将来「自らで起業し、養殖業をしたい」という夢があるからです。
起業して自ら社長になりたいと考えるようになったことで、「社長とは、どんな仕事をこなしているのか」興味を持つようになりました。SNSやメディアなどで活躍されている社長は、煌びやかなイメージがありますが、その裏側には想像ができない困難があるのではと思いました。私は実際に、この目でそれを見たいと思いました。
2つ目は、「社長のカバン持ちは学生の強み」だと思ったからです。
大学では、あらゆる分野や専門性を学べる環境が整っているため、学生主体で学業に取り組むことができます。しかし、多くのインターンシップは、企業側が主体で開催する参加型インターンシップです。 ですが社長のカバン持ちは、学生が自ら応募し、「学びたい!」という姿勢を学生主体で向けられることが強みだと思います。 「社長と学生が繋がれるインターンシップは他にない」と思いました。

https://kabanmochi.jp/presidents/1148/



カバン持ちで得た体験

2日目に住宅展示場でお客様と接する場面がありました。 その時のエピソードをお話させて頂きます。
その日は、お客様向け家づくりセミナーに参加させて頂きました。 小田原工務店さんは、地域密着型の工務店です。ハウスメーカーではできない断熱技術を駆使し、省エネルギーで快適に暮らしができる家作りを目指しています。 そのため、お客様と綿密な打ち合わせを進め、快適な暮らしを提供することをモットーに取り組みをされています。 私も家づくりセミナーで快適な暮らしを送る為に断熱材がもたらす効果や工務店ならではの技法について学ばせて頂きました。断熱材には、硬質ウレタンという素材を使用し、建物の気密性を高めることで、断熱効果を向上させることができます。また、快適な家に住むことで、健康状態を高めることが可能となります。そして、安心安全をお客様に提供でき、工務店らしさが最大の強みだと教えて頂きました。 私はこのセミナーを通じて、お客様との信頼を築き上げることが一番大切なことだと感じました。

カバン持ちで学んだこと、気づいたこと

私は3日間の社長のカバン持ちを通じて、「仕事に対する熱意」の大切さを学びました。 その中で、特に印象に残ったエピソードがあります。
それは、「熱意がないと仕事はできない」というものです。
お客様の中には、現状の暮らしに不満を抱え訪ねてくる方がいます。 小田原社長は、お客様に寄り添った打ち合わせを進め、自社で扱う断熱材の効果や気密性を高めた施工を施すことで、快適な暮らしを提供できると説明していました。 そこにあったのは、社長自らがお客様の声を聞き、対応している姿でした。 「経営者は常に学ぶ姿勢を持ち続け、お客様の声に耳を傾け、実現させる。」 それは、経営者としての本質やマインドを磨く大切さを考えさせられるものでした。 「どれも当たり前のことだと。」 小田原社長は仰っていましたが、経営戦略を考え抜いている小田原社長だからこそ、お客様目線でサービスを提供できるのだと思います。 そこには、確かな実績と信念があるのだと感じました。

見学させていただいた施工現場にて

この体験を今後どのように活かせるか

私は社長のカバン持ちを通じて、自身の課題を見つけることができました。
それは、移動中の車内で小田原社長に教えて頂きました。 「インプットより、アウトプットが大切」 小田原社長自ら、勉強会やSW会などを通じて、有益な情報を仕入れている姿が見られました。そして得た情報を社員と情報を共有することで、より質の高い価値に生まれ変わらせるのだと教えて頂きました。
私はこれまで、情報を得ることに焦点を当て行動をしてきました。講演会やセミナーを通じて情報を得ることに満足していました。 しかし、情報を得るだけでは、自分のモノに出来ていません。 情報を自分のモノにするためには、情報を仕入れ、自らの言葉に変換し、仲間へ共有することが大切であると感じました。
将来、私は会社を経営したいと考えています。会社を経営する中で、社員と情報を共有することで、より質の高い価値へと生まれ変わるのだと感じました。
普段の生活から意識を変えていくことで、些細な変化にも対応でき、仲間と協力できる関係性を構築できると思いました。

これからカバン持ちをする人へのメッセージ

私としては、「やらない他ない」と思っています。
限られた学生生活の中で、このような体験ができるインターンシップは他でもなく、社長のカバン持ちだけだと思っています。カバン持ちを通じて得られた経験、経験により自身の成長を感じることができるのが最大のメリットだと思っております。 また、社長の人柄や人生観を客観的に見るだけではなく、自らに置き換えることは、今後の人生設計を構築するヒントになると思っています。
就職活動においては、社長のカバン持ちを通して視野を広げられると思います。私は将来起業したい考えている「養殖業」とは異なる業界の社長にお世話になりました。そこでは、未知の業界を深く知れるチャンスだと感じました。社長に同行させて頂くことで、協力会社や取引先など数多くの関連会社を知ることができます。それにより、これまで見えてこなかった新たな選択肢が増えると考えます。

私はこれからも社長のカバン持ちをしたいと思っています。今回の社長のカバン持ちを通して多くの出会いがありました。同じ志を持つ学生と交流できる点も魅力の一つだと思います。

【学生向け】社長のカバン持ちにエントリー!

【法人向け】お問合せはこちらから

https://kabanmochi.jp/about/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?