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ほぼ日の「アースボール」で知る「コーヒー消費量世界一位&二位の国」
ここ1カ月、買おうかどうか悩んでいた「ほぼ日のアースボール」を手に入れました!(私がお取引先にお送りした過去メルマガの再編集です。こういった状況下のため、GWのお家遊び道具のご参考に載せました。)
一言でご説明すると「携帯端末(スマホ、i-Padなど)を通してアプリで遊ぶ(学ぶ)地球儀」です。
例えば、地球の雲、雨、気温の分布をリアルタイム(1時間ごと更新)に見れます。
その他にも各国の国旗・人口・言語・通貨・FIFAランク(男子)などの基本的?な情報を確認できたり、世界の挨拶を声で教えてくれたり、恐竜図鑑と連携があったり・・・と20種類以上のワクワクするコンテンツがモリモリです。
そんな中で特に気になったのは、私が好きなコーヒーに関するコンテンツ「でこぼこコーヒー」内の「コーヒータワー」です。
世界の国ごとのコーヒーの生産量と消費量のランキングを、地球の上に立体的に表現しました。
と言うようにアプリ上で一目で比較できるようになっています。
その解説ページで今回初めて目にしたのが、世界のコーヒー消費量ランキングでした。(コーヒーは好きですが詳しくはないのですw)
※1人当たり1日平均消費量(全日本コーヒー協会2013年統計)やや昔のデータではありますので、最新は違うかもしれません!
世界のコーヒー消費量ランキングと聞くと、真っ先に思い浮かべるのは、イタリア、アメリカ、ブラジルなどではないでしょうか。
その答えはと言うと、
第1位 ルクセンブルク 7.35杯
第2位 フィンランド 3.31杯
第3位 ノルウェー 2.47杯
第4位 デンマーク 2.4杯
第5位 オーストリア 2.39杯
以下、一部中略。
第10位 ブラジル 1.64杯
第12位 イタリア 1.55杯
第14位 アメリカ 1.22杯
第15位 日本 0.95杯
という結果だそうです。コーヒーに詳しい方以外にとって、イタリア、アメリカなど上位にいそうな国が意外とそうでもないという印象ではないでしょうか?
北欧各国が上位にいるのを納得された方、オーストリアのカフェ文化をご存知の方はコーヒー仲間ですね。
それにしてもルクセンブルクの「7.35杯」が突出しすぎています(笑)「1日15時間活動していても2時間に1杯程度コーヒーを飲んでいる??」ということでウェブで検索してみると、すぐにその理由が判明しました。
いくつかのサイトの情報をまとめると、ルクセンブルクの「コーヒー税率の安さ」に理由があるようです。
周辺国の税率が「5.5~7%」に対してルクセンブルク「3%」とのこと。どうやらこの調査は、ある意味当然ですが、「購入量」で調査されています。
ルクセンブルクは世界的な企業が欧州の拠点を置いており、国境を越えて通勤してくる人も多いため、通勤途中で買っているということのようです。
それを実際の国民数で割ってしまうと、こんな数字に・・・という事でしょうか。それにしても「越境して通勤とはこれぞEU!」って感じですよね。
とりあえず疑問は解決したものの「2位フィンランド 3.31杯」も気になり、これもまた検索してみました・・・なるほど!という理由です。(なぜか気になる方はぜひ検索してみてください)
今回ざっくりと検索はしましたが、おそらく機能で言えば、アースボールのアプリ上で、上記の理由を詳しく解説することも出来るのだと思います。でもこれを開発された方々は、自分で興味を持って調べるためにあえて「空白・余白を残す」ことをされたのだという気がします。
その空白・余白をどれだけ、どういう塩梅で残すかがアースボールの肝だったのではないでしょうか。
「学ばせる」のではなく「学ぶ」。「遊ばせる」のではなく「遊ぶ」。
それが地球儀の楽しみですもんね。そのことが記憶としても、知識としても、喜びとしても、自分の中に根付いていくのだろうなぁと思いました。
一度アースボールを触ると放せなくなる中毒性もあります。お気をつけくださいw