CAROLAN'S 新作MV"alcohol"公開
どうも。
noteでは大変ご無沙汰してしまいました。
Kabaddiです。
本日、2019年8月12日に新作"alcohol"のMVを公開しました。
ご覧になっていない方はこちらから。
"alcohol"という曲について
まずは曲に込めた思いというか、どういったところからこの曲が出来上がったのかについて。
ずっと酒を飲むのが好きで、飲むことも好きだし味も好きな酒もたくさんあるし、そもそも飲んでいる人がいる場所が好きで。
大笑いして、時に涙を交えながら夜が白むまで話していたことも一度や二度ではありません。
そんな、酒をほとんど愛していた自分ですが、ある時酒を一滴も飲まない状態で酔っ払いを目撃した時に思ってしまったんです。
「こいつ、アイデンティティが溶け出してないか?」
と。
普段ならどうやっても個人としてのアイデンティティを持ちながら暮らしているであろうその人は、酒に飲まれてしまうことでアイデンティティが酒に溶け出して、グズグズの塊になってしまっていたように見えてしまったのです。
その日から、酒とは、アルコールと人類とは、、、
と考えは巡り、同時期に勃発した渋谷区の歩き飲酒禁止条例のムーブメントも横目に見つつ、アルコールとの関わり方について悩んでいました。
ただ、やっぱり酒は好きだし、酒がある場所、とくにライブハウスでみんなが酒を傾けながらダンスしているのを見るのが最高に好きなのは変わらず。
ある日見かけてしまったアイデンティティが溶け出してしまった人にならないために、自分の周りにいる人やCAROLAN'Sのことを好いてくれている人がそうならないためにどうしよう、と深く考えて、警鐘を鳴らすような歌詞を曲・メロディーができる前に書き始めました。
金曜日の夜 街にはびこる アルコールジャンキーズ
お前らどこで何をしてきたの?(中略)
いつまで続けてくの 理性の放棄 記憶の消去
なんというか問題意識が先にあった感じです。
そこから曲のイメージを詰め、バンドで細かく調整しながら形にしていったような今までとは全く違った出来上がり方をした曲だと言えます。
これまでにこのパターンで曲ができたことはありません。初めての体験をしました。
前作「cocktail」は酒の楽しさや記憶との寄り添い方を提示しながら、酒を飲んでいこう!というメッセージが強かった分、この曲をこのタイミングで投下できたのは自分としてはとても意義のあることだと思っています。
これからこの曲を聞いてくれた人たちがどう過ごすかなんて決められやしないけれど、幸せに過ごすための一つのエッセンスを提案できていれば嬉しい限りです。
歌詞全文を動画の字幕につけてあるのでご確認ください。
映像について
前回公開したMVの「酒をくれよ」に続き、今作も監督・脚本・編集をKabaddiが担当しました。
すでに書いたように問題意識から始まっている曲なので映像のイメージもかなり早い段階からあり、
「東京都内をビール片手に徘徊しまくる」
というテーマ1つだけで勝負してみました。
細かいことはせず、そして初めて演奏シーンを全く入れず、街ロケ一発で撮影を行ったのは難しい部分もたくさんあったものの発見がいっぱいありました。
映像効果も挑戦してみたので繰り返し見てみると面白いと思います。
ロケ地は東京都内のそれなりに知名度のある場所だけに絞ってあるのでぜひ全箇所がどこなのか考えながら見てもらえれば嬉しいです。
さらに。
映像ではCAROLAN'Sロゴ入りコーチジャケットを着用して街を徘徊していますが、このコーチジャケット、なんと購入可能です。
suzuriというサービスを使って、誰でも手に入れられるようになりました。
着用サイズは
Kabaddi : Mサイズ
マミー : Sサイズ
です。
シルエットが綺麗なコーチジャケットなので大きめに着てみるのもかなりおすすめです。
カラーバリエーションはブラック・ネイビー・カーキの3色。
夏の時期は暑くて着られないかもしれないけれど、秋になれば欲しくなるアイテムだと思います。
今のうちにゲットしてください。
これから
我々は9/28のリリースパーティーに向けて全力を尽くします。
誰かの幸せのエッセンスになりたい。
ここのところそれだけを考えて過ごしています。
あなたとともにリリースパーティーを過ごせたのなら、それ以上に嬉しいことはありません。
お待ちしてます。
公開直前の20:45から書き始めたんですが、思いのほか長文になってしまいました。
これからもCAROLAN'Sをよろしくお願いします。
Twitter:https://twitter.com/KabadieCarolan 2019年9月より毎日更新継続中。日常の何かを切り取って考察や分析をしてみたり、提言したりしています。よければ読んで、よければスキを押して、フォローしてリアクションメッセージをご確認ください。