【#34】独学は孤独なのか?(前編)
皆さんは、多かれ少なかれ、独学をしたことがあるのではないでしょうか?
もしかすると、現在も独学中なのかもしれません。
今日は僕の超おすすめ本「独学大全」をもとに、
独学と孤独の関係性について語っていきたいと思います。
こちらの本は、決して安い価格ではありませんが、
700ページを超える分厚い内容で、
独学に関するすべての悩みを解決してくれると言っても過言ではない、
素晴らしい本です。
プログラミングの勉強も、この1冊あればいいんじゃないかなぁ
なんて思っていたりします笑
そもそも独学とは何か?
独学大全の序文には、こう書かれています。
学ぶ機会というのは、学校のテストや、仕事で必要になった時などが当てはまります。
僕もそうなのですが、仕事で使うとならないと、技術や知識は身につきません。
必要になったから学ぶのは独学ではなく、予習と言ったりすると思います。
学ぶ条件というのは、例えば知り合いにできる人がいる、できる上司が転勤してきた、などが当てはまるでしょう。
学ぶ時に、すでに習得している人(メンター)から学ぶことは大変有用です。
逆に、良い師匠に出会わないと学ぶことはとても困難です。
誰からも言われていない状態で、自分で学ぼうと決意して本やネット、Youtubeを観ている時に、独学をしていると言えそうです。
僕は今、自分の学習サイトを作ろうと思い、デザインを学んでいます。
本やYoutubeをもとに自力で学ぼうとしており、動機も自分のためなので、まさに独学中です。
独学は孤独である必要があるのか?
”独”学というくらいですから、独学は孤独である印象を受けますよね?
ですが、独学大全に書いてある手法を読み解いていくと、孤独である必要はなさそうです。
例えば、「技法13:ゲートキーパー」という技法があります。
この技法は、他人に自分を監視してもらう、というものです。
この手法は、TIKTOKで痩せるために毎日筋トレの様子を流している方なども使っている手法です。
自分の体型がわかる写真を毎日Twitter(X)にあげるというやり方もあります。
この手法が有効なのは、人間が自分の意志よりも、自分を取り巻いてきた環境や状況の産物だからだと説明されています。
僕たち人間は、社会的な動物であることが仕様として備わっているからです。
もう一つ、「技法15:会読」についても紹介いたします。
この技法は、1冊の本を複数人で読む、というものです。
巷にはたくさんの読書会がありますから、体験はしやすいですね(僕も何度か参加したことがあります)。
会読の効果があるのは、集団圧力が働くからです。
会読を実際にするのが難しい場合は、「一人会読」をするという方法もあります。
flierなどのサイトで、本を読んで感想を書けば、それは「一人会読」の始まりです。
僕がこうして独学大全から学んだことを発信するのも、「一人会読」と言えるでしょう。
僕は最近「SOFT SKILLS」という、エンジニアのキャリアについて書かれている本を読みました。
この本を読んだ後に、20個くらいネットで書評をよみました。
どの記事もエンジニアの方が書いており、自分より先輩もいれば後輩もいたのですが、とても刺激を受けました。
自分がブログを書いたり、学習サイトを作るのはキャリアのためだったりするのですが、先を行く方達の感想を聞けるのはとても刺激になりました。
この恩恵を受けるのは会読のメリットと言えるでしょう。
結論、そして後編へ
いかがでしたでしょうか。
ここまで読んだ方には、独学は孤独である必要はないということが伝わったかと思います。
っっっっっっっっが、
後編では、「独学は孤独でした方が良い」という記事を書こうと思います!
対立意見というわけではないのですが、
孤独じゃないとさまざまな障害が待っているよ!
ということを説明したいと思っています。
もしよければ、後編も読んでください(2023/9/3(日) に公開予定)。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。