【5月後半!】人間関係と金運について〜タロットの小アルカナ・ペンタクルのスート考察〜
こんにちは、こんばんは、かばマネージャーです。
5月も末に差し掛かり、気付けば早くも梅雨に突入。
梅雨の前後のこの時期、私個人としてはこの気圧の変化の影響をモロに感じるほうです。
低気圧による偏頭痛。
いつもなら、なんとも思わないことが、気がかりになってしまうこともあります。
皆さまはそんな体験、あるでしょうか?
さて、今回はそんな憂鬱は吹っ飛ばし、パァッと気分は晴らしたい!というわけで
【5月後半運勢!】職場の人間関係、金運!
というテーマで占ってみました。
職場の人間関係や金運の他、プライベートのパートナーシップ、恋愛についてもリーディング!
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また今回は金運に絡み、
ペンタクル(コイン)のスートについて〜前編〜も考察しています。
タロットでいう、ペンタクル(コイン)の捉え方について、ご興味のあるかた、ぜひコメント頂けたらと思います✨
【ペンタクル(コイン)】のスートについて〜前編〜
【ペンタクル】の基本資質
まずペンタクルというのは、コインのこと。
以前にもこのnoteに書かせていただいた通り、このペンタクルはタロット、占星術的な分類の中で
『土』のエレメント
に属するスート(種類)です。
このペンタクルが表す基本は
物質、お金、現実性、そして五感。
季節は冬を表す(フェアリータロットのシーズンでは秋)。
単なる金銭(コイン)だけを表すのではないのが、ポイントです。
『土』のエレメントが表現しているものは、物質や現実性など、幅広い意味を持っているためです。
それではここでは、いわゆる宮廷カード(キングやクィーンなどの人物を表すカード)以外の、
1〜10のペンタクルのカード
について、ウエイト版タロットを用いて見て行きましょう!
今回は前編で、1〜5までを掘り下げ。
そしてまずは全て正位置で、
基本のキーワードを暗記ではなく、ニュアンスで世界観を掴むことにより、楽しんでタロットを読んでいきます!
①Ace of Pentacles(ペンタクルのエース)
(フランス語=As de denier)
キーワードは、
豊かさ、収入、利益、成功、チャンス、実際性、安定、保守的。
空に浮かぶ、雲の中の手から差し出されたこのペンタクル。
A(エース)=1という数字は、コインという形有る物からのスタート、というニュアンスにも捉えられ、とても良いカードです。
この富は、今ここに有る現実=時間
という解釈もでき、恋愛としてお相手の気持ちからこのカードが出てきた場合は、金銭という物質を差し出している、という解釈のみに限らず、
相手のために割時間を割いている
というような読み方もします。
②2 of Pentacles(ペンタクルの2)
(フランス語=deux de denier)
キーワードは、
バランス、2つの可能性、収益と損益、変化への順応。
このカードは先程のエースで始まった事柄に対して、方向性を決めようとしているカード。
金銭的な事のみならず、何かを上手くバランス良くこなそうとする時にも出てくるカードです。
ウエイト版タロットではその絵柄が器用にコインを操っており、分かりやすいですね。
高く波打つ背景も、そのバランスの取り方の難しさを表しているような、、、
③3 of Pentacles(ペンタクルの3)
(フランス語=trois de denier)
キーワードは、
調和、新たな仕事、能力、技術、チームワーク、チャレンジ。
このカードは一見、ペンタクルがグレーなので、どのスートか、とても分かりにくいカード。
建物の一部に色付いていないコインがあり、この3人の職種や立場がバラバラの人物たちが、ああでもない、こうでもない、などと切磋琢磨しながらこのコインを何色にしようか意見を出し合い、検討しているのです。
ペンタクル=調和から生み出される仕事
とも感じさせるこのカード。
お金や仕事が、背景には人間関係の先に付いてくるものだとも改めて考えさせられるカードです。
④4 of Pentacles(ペンタクルの4)
(フランス語=quatre de denier)
キーワードは、
所有欲、コントロール、執着、変化に対する恐れ、金銭や仕事への強迫観念。
このカードの印象としては、意外にも直接的な金銭や物質への執着よりも、
関係性や立場、相手への気持ちに対する執着などを表すことが多い、という事です。
この人物は両手両足で大きなコインを押さえており、大アルカナの皇帝のカードと、似たような要素があります。
⑤5 of Pentacles(ペンタクルの5)
(フランス語=cinq de denier)
キーワードは、
寒々しさ、寂しさ、損失、自信喪失、困難、拒絶、孤独。
いわゆる、貧乏カード、などと私は呼んでしまっていますが(汗)、、、
それは極端な言い方かもしれません。
金銭的な寂しさを表すこともあれば、感情面の寂しさを表す事も多いです。
この2人の人物は教会の外から中を見て、その明るいステンドグラスの先には暖かい世界が待っている、と分かりながら中に入れない、という状況を表しており、背景が想像しやすいカードです。
職場や家庭での辛い立場などを表す時にも出てきます。
本日は、ここまで。
次回はペンタクルの考察〜後編〜をしていきたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。