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11月27日、出雲大社、神在祭〜その7〜

さて、いよいよ拝殿の前にやってきたのである。
ここは御本殿の手前にある。
いつ見ても荘厳。

出雲大社、拝殿。

しかし、いつ来てもわりと長い旅路。
だから価値がある、という気がする。

ニ礼四拍手一礼、

そしてじっくりこの空気を味わいながら、まずは祈祷の申し込みをする。ここも長蛇の列だが、それは仕方ない、なんせ神在月なのだ。

御本殿は祈祷後に、拝ませて戴ける。

そして全国から祈願の人々が押し寄せる。

本堂の横にある祈祷の受付所

もちろん失恋による大傷を癒すためにも、縁結び(このシリーズその1参照)を祈願。
それから欲張りだが、心願成就も。
そして母親の病気平癒。

ここでの祈願料は1件¥5,000-からで、それ以上をどの金額を出すのかは、気持ち次第となっている。

待っている間も、中々来れないのだし、願いが叶うのなら、こういうのは出しておくべき!というような話をしていらっしゃる方も居た。

長蛇の申し込み列を終えると、何時〜の祈祷か、告げられる。そして拝殿横の待合室で待つ間に、白のおけさを貰って首にかけ、待機。

そして拝殿に案内されて御前の座敷に座る。

祈祷では1人ずつ、宮司さんが名前と住所と祈祷内容を読み上げるので、少し恥ずかしい。
もちろん名前を呼ばれてもその時に手を挙げる訳ではないので、誰のことを指しているのかその場でバレる訳ではないのだが...

今回は特に祈祷のはじめの方に名前が呼ばれてしまったので、大体の人が集中して聞いているため、
私の歳で良縁祈願か〜などと思われそうで、
少し引けた。
しかし祈祷を聞いていると、
私よりもっと上の方で良縁祈願をされている方も居て、そうだよ、そんなの自由だよ、自分なりの人生の祈りじゃないか!
と改めて思った。

祈祷後、いよいよ御本殿へ迎う。
ここでもニ礼四拍手一礼、一番神聖な場所である。
もちろん撮影など出来ない。

白いテントが待合室、その奥が御守りの販売所、
さらに奥が御本殿。

祈祷後にはお札(ふだ)を戴くのだが、今回はなんと、神在祭の際の祈祷という事で、

『神在餅』なるものも戴いてしまった!

今回の祈祷で戴けた、神在餅。
神在餅に書いてある神在祭の説明。

本来持って帰ってお雑煮にでもして食べるのだと思うが、遠方だし痛むかなとも思い、それとお昼も食べずに祈祷にならんでいたので、その場で戴くことにした。

神在餅はこんな感じで入ってました。

味は無いプレーンな、つきたてのお餅でした。
そしてここで英気を養いつつ、
次は素鵞社(そがのやしろ)と稲佐の浜へのお参りルーティーン!と意気込んで再スタート。

その8へ続く。

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