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11月27日、出雲大社、神在祭〜その1〜

2023年は、かばにとって、波乱の一年だった。

年始から
某臓器のポリープ手術
加えて副鼻腔炎の投薬が原因で肝臓を悪くし
春、誕生日に婚約前提の恋人に振られ、
梅雨、母親が入院、退院。
夏、恋人と復縁するも
秋、再度別れる。
冬、再度母親が倒れ、自分も熱でダウン。
病気と失恋で満身創痍となった。

そこではたと気づく。
そういえば2年近く前に出雲大社に行って祈祷した時のお札が、そのまんまだった!
なんて罰当たりな。

という事で、急遽、出雲大社に飛ぶこととなった。
11月は旧暦の10月。
通常、他の地域で神無月と呼ばれるこの月に、島根県では神在月とされ、つまり八百万(やおよろず)の神様がこの出雲に集結されるというわけである。

実は神在祭は出雲大社のホームページから事前予約しないと、参列は出来ないのである。
2ヶ月前に必死にホームページを見ていたのだが、あまりに発表されないので、油断していたらもう予定席数は満席になっていた。
しかし飛行機も取ってしまったし、とりあえず参拝と祈祷はできるらしいと聞いて行くことにした。

今年2023年は
11月27日、29日が神在祭・縁結大祭(えんむすびたいさい)
11月22日〜29日は夜神楽祈祷(よかぐらきとう)も行われる
という、実に神迎神事のオンパレード。

どっかの流行りアニメを素で再現してしまうのか、というような、日本文化の集大成である。

しかし私は神在祭というものを、正直なめていた。
これほど多くの人々が全国からこの神の国にこの縁結大祭を目掛けて集結するものだという事を、知らなかった。

1ヶ月半前には出雲付近のホテルは全て満室だったため、仕方なく松江に泊まる事にした。
松江には『松江しんじ湖温泉』もあるし!
というポジティブさで。

↓その2に続く

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