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ソーラー充電器の販促動画

人が興味を示すものはストーリーです。
その中でも特に注意を向けるものは、謎です。

冒頭のツカミで、謎なシーンを提示することで、多くの視聴者が「えっ、何これ?」と思ってくれる。そう思わせたら、最後まで見てくれるわけです。

だから、ファーストビューは、どう見ても当たり前なシーンにはしない。
ヒッカケでもいいから「えっ!?」と思わせるような絵にしましょう。

当たり前のシーンから始めないのがひとつのコツ

私がストアカでやっているオンライン講座です。

コンセプト

商品は、ソーラー充電器。
太陽光だけで、スマホやノートPCを充電できるポータブルタイプです。

こういう商品だと、すぐ思いつくのがギラギラ照りつける太陽の絵。
強烈な太陽というと、思い出す砂漠のシーン。
砂漠の遭難者が、ソーラーバッテリーを持っていたら?
そんなストーリーが思いつきます。

ありえないシーンでもいいし、絵としてはチープな合成画面でもいいのです。リアルな砂漠シーンを見せるより、チープなほうが目を引きやすいくらいです。

動画の型

冒頭は、砂漠の中に倒れ込む男性。
遭難者をイメージさせます。
スマホを握りしめて、絶望の表情。
こんな大事な時に、スマホのバッテリーが切れました。

演技は大げさな素人演技でいいし、背景はフリー素材の写真や動画でいいのです。

しかし絶望の表情が一転、背中に背負った荷物を思い出し、歓喜の表情に。
ソーラーバッテリーを取り出し、砂漠に昇った強烈な太陽で充電をはじめます。

「助かった」
救助隊と連絡がついたようです。

ここで、救いの神である商品の登場。
どこへでも持ち運べて、大容量のソーラーバッテリーです。

「なぜ最初から充電しておかなかった?」というツッコミはなしです。
むしろ視聴者にツッコませるくらいのほうがいいです。
これはドラマではないのですから。

お客さまの声は、キャンプでワーケーションを楽しむキャンパー。
ノートPCでもソーラーバッテリーで充電できることをアピールします。

大事なことは「いい商品だから、いつか買おう」を「今すぐ買おう」に変えること。そのためにキャンペーンを用意しましょう。
ここでは、マルチ充電ケーブルがおまけで付属してくることにしてみました。

ホント、充電ケーブルは統一できるといいんですけどね。

ポイント

あえて、ネタ動画風に作ってみました。

おバカな登場人物にわけのわからない行動をさせて、視聴者にツッコませるというのも、いい作戦です。

ツッコミを入れるということは、こちらの術中にハマったことになります。
あとは、商品のニーズが合うかどうかです。

読者の方へのお願い

こんな動画の型を考えてくれないか」というリクエストをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。
ただしそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。
メッセージの送り方は、このページの一番下「クリエイターへのお問い合わせ」から。送り方はこちら
こちらのストアカ講座もよろしくお願いします。
販促動画シナリオの書き方!4つのプロセスと3つのポイント!


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