雑貨レンタル店のコンセプト動画
レンタル業というのはいつ頃成立したかご存知ですか?
なんと江戸時代にはすでに「損料屋」という名前のレンタル店があって、さまざまな生活用品を貸し出していたようです。
当時の江戸は出稼ぎにくる男たちでいっぱい。
狭い長屋にさまざまな生活用品を備え付けておくより必要なときに借りて使うほうが理にかなっていたようです。
江戸時代といえば、落語。
落語を模したレンタル店のコンセプト動画を考えてみました。
私がストアカでやっているオンライン講座です。
コンセプト
私は、もう25年ほど前になりますが、落語のパロディで動画を作ったことがあります。お役所の地方事業所を紹介する動画でした。
実際に落語家さんに出演いただいて、オリジナルの落語を語っていただき、その落語の話に登場するふたりの人物(上方落語の典型的な登場人物であるキィやんこと喜六と、長屋の隠居徳兵衛さん)が事業所を訪ねるというストーリーでした。
ここまで本格的にやる必要はないのですが、落語という型をいただくなら徹底的にパロディにしたほうがいいと思います。
動画の型
冒頭のシーンはレンタル店の店内。
なぜか、店内に座布団を敷いて着物を来た落語家がしゃべり始めます。
ちょっとシュールな絵にしたいと思いました。
落語家の話は江戸時代のレンタル業「損料屋」のお話。
損料屋に物を借りに来た男が、いろいろな物が置いてあるのをいいことに、あれもこれもと借りる話です。
落語に事寄せて、さまざまな物を必要な時だけ借りる、レンタル店のベネフィットを訴えます。
話なかばで、レンタル店に来客。
落語家はさっと席を立って接客に向います。
実は、落語をしていたのはこの店の店長さんなのでした。
「当店は、ないものはない、ですよ!」と豪語する店長。
お客様は「そりゃ、ないものは置いてないよなぁ」とツッコむ。
でも大抵のものは借りられる、という感想で締めていただきます。
落語家の格好をした店長は「ないものがあるかどうか、確かめに来てね」とちゃっかり店の地図を見せてアクセスを促します。
ポイント
素人芝居で十分なんですが、パロディはやり切らないと中途半端になってしまいまする
やるときは思い切り落語家になりきって演じましよう。
落語のスタイルを借りて語れることはたくさんあると思いますので、今回はレンタル屋さんでしたが、他の業種にも応用が効くと思います。
読者の方へのお願い
「こんな動画の型を考えてくれないか」というリクエストをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。
ただしそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。
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