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勤怠管理システムのPR動画

時代遅れなタイムカードのイメージで導入

コロナ禍のおかげでテレワークなど働き方が多様になりました。
そのせいもあってか、勤怠管理システムの導入率は8割を越えているようです。

なので時期的には少し遅いかもしれませんが、ソフトウェア系でわかりやすいということで、勤怠管理システムのPR動画を取り上げてみます。

私がストアカでやっているオンライン講座です。

コンセプト

勤怠管理というのは、要は働き方のアピールです。

まだ勤怠管理を導入していない会社というのは、働き方の多様性に対する理解度が低いのだ、と考えられます。

そこでストーリーとしては、働き方を多様にして社員が時間を自由に使えるようになるとかえって生産性が向上するのだ、と訴えます。

これは国が後押ししている考え方ですので、理解してもらいやすいと思います。

B to Bであっても、最後は人の判断です。

言葉ではなく具体的なイメージとしてベネフィットを見せましょう。

動画の型

勤怠管理で思い出すのがタイムカードです。
昔は、外回りの営業に出ていると、ただタイムカードに打刻をするためにだけ帰社しないといけない、といった理不尽なこともありました。

実際は、会社に電話をして代理で打刻してもらう、などの手段もありましたが、規則で禁じられている会社もあったようです。

なので、こういった時代遅れなイメージを最初に持ってきます。
こういったシステム導入の決定権を持っているのは、経営者やかなり上のほうの管理職なので、今は多少改善されているにしても、昭和なイメージは残っているはずです。

勤怠管理システムを導入するベネフィットとしては、多様な働き方に対応できる、ということです。

家族と一緒にいられて仕事ができるテレワークや、自然豊かな土地で仕事ができるワーケーションなど、働き方のイメージを見せましょう。

勤怠管理システムが導入されて改善されるイメージとしては、「仕事の時間は社員が決める!」というコピーを持ってきました。

ソフトウェアには形がないので、つい操作画面を見せたくなります。
しかし、操作画面をアップで見せることは無駄に「煩雑だ」というイメージになるので、おすすめできません。

せいぜいスマホの打刻アプリの画面をアップにして「退勤」のボタンをタップする、くらいにしておいたらどうでしょうか?

あまり社員がノビノビとしている風景を見せると、経営者の反感を招くという思いもあるかもしれません。

導入企業の声として「生産性が向上した」という言葉をいただきましょう。

最後の部分はキャンペーンで無料使用プランもあることを告知します。

断られる理由をつぶしておく、という考え方は大事です。

「費用が大変なんじゃないか」という思いを「無料プランがあります」という告知で打ち消しましょう。

ポイント

ワーケーションやテレワークといった働き方が、経営者の目に社員が遊んでいるように見えると逆効果になります。

ノビノビと自分の時間で働くことで、生産性が向上するのだというロジックを裏打ちするためにも、どこにいても仕事は仕事というイメージで撮影しましょう。

読者の方へのお願い

ここまでは、事前に考えてあった「型」を発表していました。

これからは、ひとつひとつ新しい「型」を捻り出して行かなくてはなりません。

そこで読者の皆さんにお願いなのですが、「こんな動画の型を考えてくれないか」というメッセージをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。

ただし本当にそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。

メッセージの送り方は、このページの一番下「クリエイターへのお問い合わせ」から。送り方はこちら

こちらのストアカ講座もよろしくお願いします。
販促動画シナリオの書き方!4つのプロセスと3つのポイント!



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