団子屋さんのPR動画
「だんご三兄弟」の歌でもおなじみ、串団子はお土産ものとしても定番ですね。今回は団子屋さんのPR動画を考えてみます。
スーパーなどでも売っているみたらし団子ですが、本来は炭火で香ばしく焼き上げて、タレにからめて売るものです。その本来の売り方にこだわった団子屋さんを想定します。
オーダーを受けてから団子を焼き、お好みの焦げ目に焼き上げてからお渡しする団子です。
私がストアカでやっているオンライン講座です。
コンセプト
やはり、ここで注目したいのは「注文を受けてから焼く」というところですね。注文を受けてから焼くからこそ、お客さまのお好みの焦げ目にしてお渡しすることができます。
ここがスーパーの団子とは一番違うところです。
動画の型
ツカミはやはり、炭火の上で炙られている串団子でしょう。
タレに浸かったみたらし団子は見慣れていますが、まだタレのついていない炙られている団子というビジュアルはそうではありません。
焦げ目がついていくシズル感も感じさせたいところですね。
串を持って、裏返す動きも感じさせたい。
そして、お客さまがその団子を食べるシーン。
「美味しい」といった月並みな感想はいりません。
自分の焼き加減の好みにピッタリな焦げ目をつけてくれるその嬉しさだけをモノローグで重ねます。
そして商品である焼き上がったみたらし団子。
既製品では見かけない、強めの焦げ目を強調したい。
お客さまの声としては「お土産品にお持ちしても喜ばれます」といったところを語っていただきたいですね。
お客さま自身の喜びよりも、お持ちした先方に喜んでいただける、という事実を訴えるようにしてみました。
おやつに食べる、のが似合うみたらし団子だけど、この店の団子はお土産品にしても喜ばれる、というお客さまの証言です。
つなぎの部分は、お好みに焼き上げてお渡しするため、かならず店に来ていただきたい、ということを伝えましょう。
店の場所や地図などの情報も必ず入れるようにしましょう。
ポイント
商品を魅力的に見せることは、ありふれたお団子などの場合は特に難しい気がします。というのは、視聴者の頭の中にある既存イメージが邪魔をするからです。
庶民的なみたらし団子だからこそ、映像の上質感は重要だという気がします。
それと焼けていく団子のシズル感。
白い団子が黒く焦げていくビジュアルはシンプルですが、表現するのに難しさも感じます。
どのくらいの焦げ目で映像に仕上げるのか、演出の腕も試されます。
読者の方へのお願い
「こんな動画の型を考えてくれないか」というリクエストをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。
ただしそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。
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