リサイクルショップのPR動画
貴金属などを扱うリサイクルショップのPR動画を考えてみます。
うちなどにも「貴金属やアクセサリーなどございませんか?」といきなりこういうショップから電話がかかってくることがあります。でも毎回断っています。
そもそも「貴金属類を買い取ってやろう」という態度が気にくわないですよね。それぞれ思い出のある品物なのです。手放すには理由が必要ですよね。
私がストアカでやっているオンライン講座です。
コンセプト
タンスの中で眠っているアクセサリー。
きっと若かりし頃の思い出がいっぱい詰まった品物なんですよね。
ここで伝えたいことは「しばらく思い出さなかった昔の思い出を手放して、新しい出会いを見つけませんか?」
たんに生活のために売りませんか? ではなくて、新しい思い出との出会いが待っている、ということを訴えましょう。
動画の型
古めかしいタンスの引出しがすっと開けられる。
その中には昔のアクセサリーが眠っているのです。
アクセサリーに久しぶりに光が当たります。
きめらきは昔のままです。
昔の思い出がフラッシュバックします。
結婚した頃の思い出のシーン。
青春の思い出のいっぱい詰まったアクセサリーなのです。
「何年も思い出すことなしに仕舞いこまれていたアクセサリー」
ナレーションで語ります。
「新しい出会いのために手放してもいいのではありませんか?」
宝石の鑑定を行っているリサイクルショップの店員が登場します。
「新しい出会いをお迎えするため当店では適正な買取査定をいたします」
熟年夫婦が登場して語ります。
「若い頃の大切な思い出だけど、もう私たちには必要ないと思いました。
思わぬ高値で買い取っていただけたので、新しい思い出を作ることができました」
旅行の写真などもインサートします。
気軽に相談してほしい、という思いを伝えます。
「査定はもちろん無料です。査定金額を聞いて気が進まなかったらお持ち帰りください」
ポイント
貴金属をお金に換えませんか? というような直接的な表現を避けることです。お金のために想い出深い品物を手放すということになったら、寂しくなってしまいます。
古い思い出を新しい思い出に変える。そのために、形としてのアクセサリーは処分するのだけど、古い思い出の上にさらに新しい思い出が積み重なるのだ、というようなポジティブな考え方に変換してあげることです。
読者の方へのお願い
「こんな動画の型を考えてくれないか」というリクエストをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。
ただしそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。
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