小規模スーパーマーケットのPR動画
大規模なチェーン店に押されて、存在感を失いがちな小規模スーパー。
数は減っていますが、まだまだ頑張っているお店もあります。
こういうお店は地域密着で生き残るしかありません。
カジュアルに利用できるイメージを強調しましょう。
私がストアカでやっているオンライン講座です。
コンセプト
動画といっても、キャッチコピーは大切です。
キャッチコピーだけに頼るのは的外れですが、映像で見せたビジュアルを意味づけるのが言葉の役割です。
小規模なスーパーマーケットは品揃えや価格ではどうしても大規模なチェーン店に負けると思います。特色を出すといっても、扱っている品物が日々の食べ物や日用品なので、商品に特徴は出せないと思います。
強調したいのは、家庭とお店の連続性ですね。
わざわざ買い物に行くという意識ではなく、ちょっと裏の倉庫に足りないものを取りに行ってくる、くらいの意識で来てもらいたい、ということです。
「あ、マヨネーズがないな」「買ってこよう」という気軽さ。
家庭とお店に垣根がないことを、キャッチコピーで表現できるといいですね。
動画の型
ここでも、主人公はお客さまです。
それも、数分で来られるような近所のお客さま。
計画を立てて1週間に一度まとめ買いをする、といった買い物ではなく。
冷蔵庫を覗いて「あ、あれが切れている。買ってこなくちゃ」という気軽さで買いにいけることを表現したい。
痒いところに手が届く、という言葉があります。
まさに、そんな感じに立ち寄れるというのがこういう小さなスーパーのベネフィット。
スーパーマーケットは商品がたくさんあって、どれとどれを見せるかというのは意味がありません。大きく括って、キャッチコピーで表現したい。
ここでは「あなたの街の冷蔵庫。◯◯ストアー」くらいの言葉を当てるといいのではないでしょうか。
家庭とお店という別の場所ではなくて、家庭の延長線上に店がある。そんな意識を表現したいのです。
お客さまの声は、すぐ近くで何でも揃うという安心感を語っていただけるとベストですね。
お店の場所を知らない方もおられるので、場所と外観を見せて締めくくることを忘れずに。
ポイント
スーパーというとチラシのイメージで、「今日は◯◯が安い!」「◯◯が今何円!」といった情報を発信するというイメージ。
しかし、それでは価格競争の泥沼に自ら入っていってしまいます。
価格ではなく、安心感・信頼感をアピールするのも大事ですね。
ここでは取り上げませんでしたが、たとえば商品が地産地消であるとか、働いている人が近所の方々であるとか、地元密着をアピールする方法は他にもあると思います。
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