【ZOOMで行うオンライン講座】生徒の入室とスポットライト
講座開始時間の数分前になったら、生徒さんがZoomのミーティングにアクセスしてきます。
待機室を有効に設定してあると、生徒さんはいったん待機室に入り、ホスト(講師)の操作によってミーティングに入室できるのを待つということになります。
待機室を有効にする意味
初期設定で待機室を有効にするやり方については、下記の記事に書きましたのでご参照ください。
ZOOMの参加アドレスにアクセスしてきた生徒さんをいったん待機室に入れる意味は、参加者以外の方をミーテイングに入れない、というセキュリティ的なことです。
生徒さんとしては、いったん待機室の画面を見ることになります。
そこにはミーテイング(講座)の名前などが表示されていますから、間違いなくミーティングに到達できたという安心感が得られます。
入室許可のやり方
ホスト(講師)の画面には「生徒(ZOOM登録名)が待機室に入室しました」という表示があらわれます。
そこに「許可」という青いボタンがあります。
名前を確認したら、許可ボタンを押して入室を許しましょう。
一挙に複数の生徒さんが待機室に入った場合は、上記の表示はあらわれません。待機室に入った人数のみ表示されます。
こうなった場合は、ZOOMの画面下部にならぶアイコン群の中から「参加者」というアイコンをクリックしましょう。(人が並んでいるアイコン)
すると画面の右側に参加者一覧の画面が表示されます。
名前の右側に「許可」ボタンがあります。
これをひとつひとつクリックして、入室を許可してあげましょう。
スポットライト
スポットライトというのは、特定の参加者のウィンドウを強制的に大きく見せる機能です。
オンライン会議とはちがって、オンライン講座は講師が中心になります。
講師の話を生徒さんが聞く、という場面が多いわけです。
そういう時は講師の画面が大きく表示されたほうが都合がいいですね。
ZOOMのミーティング中の画面はいくつものスタイルがありますが、オーソドックスなのはギャラリービューです。
ギャラリービューというのは、参加者のウィンドウが縦横に並ぶ画面のスタイルですね。
これだと、講師がしゃべっていても目立ちません。
スポットライトの使い方
そこで強制的に講師のウィンドウを大きく固定表示させるのがスポットライトという機能です。
スポットライトはホストだけが使える機能で、参加者が3名以上の場合のみ使えます。
(別に講師とばかりは限りません。誰か生徒に発言してもらう時は、生徒のウィンドウにかけることもできます)
やり方は目立たせたい参加者のウィンドウにマウスカーソルを載せると、右上に「…」というボタンが青く浮かび上がります。
「…」をクリックするとメニューがあらわれますから、その中の「全員のスポットライト」を選択するだけです。
スポットライトの解除
スポットライトで話すシーンが終わって、スポットライトを解除しようという時は、解除しようとするウィンドウにマウスカーソルを持っていきます。
左上に「スポットライトの削除」というボタンが表示されますから、それをクリックします。
スポットライトは複数指定できる
スポットライトは複数の画面を固定することもできます。
たとえば講師と特定の生徒とがお話するようなシーン。
たとえば公開カウンセリングみたいにして、ひとりの生徒の相談を講師が聞くといった場面なら、講師と相談中の生徒のふたつの画面にスポットライトをかけることもできます。
やり方は、スポットライトを当てたい2つ目のウィンドウの「…」メニューから「スポットライトを追加」を選択すればいいのです。
すると、対談のような2つ並びの画面を作ることができます。
手もと画面にスポットライトを当てる
オンライン講座中に作業する手もとを見せるやり方として、スマホを2台めの端末としてミーテイングに参加させるやり方を下記の記事で説明しました。
この時、手もとカメラ(スマホ)に注目してもらうために、スポットライト機能を使うことができます。
この時もスマホの画面が表示されているウィンドウの「…」メニューから、「全員のスポットライト」を選択すればいいのです。
手もと作業を説明している間はその画面に集中してもらうためにスポットライトをかけておき、説明が終わったら解除しましょう。
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