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講師にピッタリなプロフィール動画
プロフィールというのをたんなる自己紹介だと思っている人が多いです。
実はプロフィールというのは、講師や士業といった「自分を売る」商売においては、セールスツールともいえるんですね。
だって、誰かに教わるとしたら、教えてくれるのがヘンな人だと嫌でしょう? ◯◯士といった専門家だったら、どんな実績を持ってる人なのか、依頼する前に知りたいですよね。
だから、受講生や発注者はプロフィールに注目するんです。そこで「この人は信頼できそうだ」と思わせたら勝ち。
プロフィールに物語性を取り入れる、というのは、プロフィールを最後まで読ませるための仕掛けなんですよね。
「ストーリーフォーミュラ」というのは、そういうプロフィールに物語性を取り入れる「型」のことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1656563926707-LprcQzXAbd.jpg?width=1200)
私がストアカでやっているオンライン講座です。
コンセプト
ストーリーフォーミュラの主眼は、「あなたと何ら変わらない普通の人がある先生(人でなければ、講座で教えているテーマややり方など)に出会った結果素晴らしい成功をおさめ、それを広めている」というストーリーです。
このストーリーに基づいたプロフィールは、受講生に、あなたこそ自分の悩みを解決してくれる伝道者、というように感じさせます。
こういうプロフィール動画をひとつ作っておけば、講座への予約が増えること間違いなしです。
動画の型
ステップ1(出発点は同じ)
あなたは今皆さんが抱えている悩みと同じことで悩んでいました。
と発端の状態を伝えます。
「私は何も特別な人間だったわけではなく、あなたと同じでした」と伝えるわけです。
ステップ2(挫折の連続)
そしてその悩みを解決しようと、さまざまなトライをしたのですが、解決しませんでした。
相手の悩みが深いということに共感してあげます。
ステップ3(きっかけ)
その状況が、ひとつの出会いによって変わります。
これは自分の先生との出会いでもよいし、今講座で教えている方法(ノウハウ)などとの出会いでもかまいません。
とにかくひとつの出会いがあなたの悩みを解決に導いた、ということを伝えます。
ステップ4(小さな成功)
そこで伝えられたノウハウを実践に移したら、悩みが解決したのです。
最初はささやかな成功でした。
いちばん最初はちょっとした改善からであった、ということで真実味を感じさせます。最初から大成功した、と書いたら嘘くさいですから。
ステップ5(大きな成功)
小さな成功を感じたあと、あなたはさらに精進して大きな成功を手にします。
ストーリーフォーミュラを伝える人では、全体を7ステップにして「小さな成功」と「大きな成功」をひとまとめにしている人が多いです。でも、ここは「小さい成功」のあと「大きい成功」が訪れた、というふうに物語がふくらんでいく仕掛けを作りましょう。
ステップ6(教え始める)
大きな成功を収めたあと、あなたは「他にも自分と同じことで悩んでいる人々がいる。その人たちのお役に立ちたい」と決意をします。
ノウハウを実践する側から、そのノウハウを人に伝える側、つまり講師になった動機をここで伝えます。(お金を稼ぐため、ではなく、人の役に立つため、として)
ステップ7(他者の成功)
試しにある人に自分の悩みを解決したノウハウを伝えたら、その人も悩みが解決できたのです。
あなたが特別だったから悩みが解決したわけではなく、再現性のあるノウハウだったからなのだ、と、ノウハウの価値を感じさせます。
ステップ8(次はあなた)
あなたにも、そのノウハウを伝えます。あなたがそのノウハウを実践したら、悩みは解決するはずですよ。
次はあなたの番ですよ、と伝えます。
そんな素晴らしいノウハウなら私も教わりたい、と思ってくれるはずですよ。
ポイント
つまりプロフィールを、ひとつのストーリーとして語っていくわけです。
このストーリーフォーミュラの祖型は神話にあるそうです。
神話の主人公がいかにして人々を救っていくのか、という物語の核にある要素を取り出して、プロフィールの語り方として組み立てたのがストーリーフォーミュラです。
読者の方へのお願い
「こんな動画の型を考えてくれないか」というリクエストをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。
ただしそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。
メッセージの送り方は、このページの一番下「クリエイターへのお問い合わせ」から。送り方はこちら。