見出し画像

女性向け弁当店のPR動画

お弁当屋さんというと、少しでも昼飯代を浮かせたい男性サラリーマンが値段とボリュームのせめぎ合いで悩む、といった風景が浮かびます。

低価格帯のお弁当はこの値段でよく出せるな、と思うほどに安いです。
でもそんな価格競争に巻き込まれたくないお弁当屋さんもいると思います。

たとえばOLさん(と呼んでは今はいけないのでしょうか?)狙いの、ちょっとお洒落でボリュームを落とし、その代わりに定番のおかずではなく、少しだけ高級めなお弁当を出している弁当店の動画を考えてみます。

オンとオフの切り替えをどう表現するかが、キーポイント

私がストアカでやっているオンライン講座です。

コンセプト

キャリアウーマンにとって、午前も午後も執務時間は緊張をしいられる闘いの時間。間にはさまれた昼休憩だけがひとときの癒しの時間だと考えます。

いわば昼休憩に入る時というのは、オンとオフの切り替えどきだということですね。これをどう表現するか。

オンとオフの切り替えといえば、ボクシング。
ボクシングのラウンド間のゴングというのは、まさにオンとオフが切り替わるタイミングです。

そこでゴング音をその象徴的なイメージとして使ってみました。

動画の型

ツカミは女子ボクシングのイメージ映像。
なかなかホンモノのリングを使ったボクシングの試合イメージを実写で作るのは難しいかと思います。
しかしストック映像やストックフォト、あるいは漫画のようなものを使うと表現はできるんじゃないでしようか。

そして、そこに「カーーン!」というゴングの音が鳴り響きます。

ふと我に返った彼女。そこはオフィス、午前の執務時間が終了です。

そして癒やしのランチタイム。
美味しい弁当を前にして楽しい昼食がはじまります。

女性のモノローグで、この弁当の美味しい点を数え上げていくのはいかがでしょうか?
「ダイエット中の私にも、多すぎず少なすぎないボリューム」
「おかずは色どり豊か。目から美味しさを感じられる」
「美味しいものを少しずつ。品数が多いのが嬉しい」
などなど。

そして、今日のお弁当メニュー。
毎日メニューが変わるお弁当だと、この部分だけ日替わりとか週替りにしてみてもいいかもしれません。週のメニュー一覧などもいいですね。

おかずを一品一品説明するよりも、いかにトータルで美味しそうに見せるかがこの部分の勝負です。

そしてお客様の声。まさにターゲットであるキャリアウーマンが、「お弁当が美味しいと、午後も思いっきりがんばれます」と証言してくれる、といい感じですね。

お店へのアクセスを表示するのも大切ですが、もしウーバーイーツなどのデリバリーにも対応するのでしたら、忘れずにアピールしたいですね。

ポイント

食べ物の場合、美味しいということは訴えたいと思います。
登場人物が「美味しい」と発言するのは問題ありません。
でも、お店の人が登場して「美味しいですよ」と言ったり、ナレーションで「美味しいお弁当」と言うのは避けてください。

美味しいかどうかは、お客様の判断です。
店の立場から「美味しい」と発言するのは、感想の押し付けになります。

「美味しい」とは言わずに、美味しそうだなと感じさせるのが動画としては最善の策なのです。

読者の方へのお願い

こんな動画の型を考えてくれないか」というリクエストをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。
ただしそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。
メッセージの送り方は、このページの一番下「クリエイターへのお問い合わせ」から。送り方はこちら

いいなと思ったら応援しよう!