オンライン講座は講座がはじまるまでが大事
前回はオンライン講座開催前日までにすることをお話しました。
今回はオンライン講座当日のお話です。
当日といっても、講座のやり方のお話ではなくて、講座がはじまるまでに何をするか、というお話です。
開催当日(講座開始前)にすべきこと
毎日オンライン講座をしているような状況なら問題ないと思いますが、久しぶりに実施するのなら、ZOOM、カメラ、マイクなどのセッティングを再確認しましょう。
PCの再起動
講座開始前までPCを使って何か他の作業をしていることがあります。
時計を見たら「あ、ヤバい。もう講座開始時刻だ」となって、そのままZOOMを開いてオンライン講座を開始する。
メモリ容量の大きいPCなら問題ないことが多いです。
しかし、メモリ容量が少なめのPCで作業もオンライン講座をする時は、講座開始前に一度PCを再起動したほうがいいと思います。
作業をした時のソフトがそのまま開いていたりすると、メモリを圧迫します。PCの動作が重くなったり、トラブルの原因になることがあります。
一度PCを再起動すると、メモリの中がまっさらになります。
その状態で、オンライン講座に必要なソフトだけを起動したほうが動作は安定します。
ZOOMとカメラ(マイク)の設定を再確認する
ZOOMの初期設定については後日の記事に回します。
設定画面の「ビデオ」と「オーディオ」を開いて、使おうと思っているカメラやマイクがちゃんと選択されているか確認してください。
良い外付けマイクを買っても「何か音質が変わらないな」と思っていたら、ZOOMがずっと内蔵マイクを使っていた、というのはよくある話です。
USB端子にマイクを挿しただけではZOOMで使うマイクは切り替わらないことがあります。必ず設定画面からマイクを切り替えてください。
カメラの高さなどのセッティングについては、こちらの記事をごらんください。
講師の服装や背景について
カメラの画角については、広すぎず狭すぎないことを心がけます。
具体的には胸やの前に手のひらを出して見えるくらいがちょうどいいと思います。
画面が顔だけという状況では、身振り手振りなどを使えないので、避けたほうがいいです。
画面に映る顔の上にぽっかり空間があくのはよくありません。
頭の上というのはどんな用途にもほぼ使えない空間ですから。
オンライン講座をする時の講師の服装は自由でいいのですが、あまり暗い色の服装は画面が暗くなるので避けたほうがいいと思います。
それと背景。背景に生活感が出すぎるのは生徒さんの夢を壊します。
それくらいならまだ何もない壁のほうがマシです。
壁なら、写る範囲に小さな額ぶちを配置したり、花(よく見えないので造花で十分)を置いたりして、センスよく装飾することができます。
ZOOMにはバーチャル背景という、現実の背景を隠してくれる便利な機能があります。
しかし、座学ならいいのですが、実技の講座の時はバーチャル背景は避けてください。
何か見せようとした時に、ちゃんと画面に映らない可能性があるからです。
開催直前
開催時間ジャストにZOOMにアクセスする講師がいますが、余裕を持って早めにZOOMを開いておきましょう。
私は開始時刻の5分前くらいをめどにしています。
生徒さんには早めにアクセスしてくる人もいれば、開始時間ジャストに来る人、遅れてくる人などいろいろです。
早めにアクセスしてくる人は、待たせるのではなくて、雑談をしましょう。
私の定番の話題は、どのように自分の講座を見つけてくれたのか? またどういう期待を持って講座を申し込んだのか、といった話です。
こういうことを聞き出すと、講座の中でする話に活かすことができます。
講座開始時刻の30分前くらいからZOOMで待機していて、その時間を相談タイムにしている先生もいます。(あらかじめ告知をしています)
講座終了後だとキリがなくなります。
このやり方だと開始時刻になったら相談タイムは終了です。
気さくに相談に応じていると生徒さんとの距離がが縮まり、リピーターになってくれる確率が高まります。
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