【確トラ】トランプ氏の政策と注目ポイント
初めまして、株ギャルです!
11月15日にはアメリカ大統領選挙があります。残り2週間を切り、世界中の投資家が注目する大イベントが近づいてきました。少し前には「もしトラ」という言葉が話題になっていましたが、現在はトランプ氏がハリス氏に対して約20%優勢とされ、【もしトラ】から【確トラ】になってきたのではないでしょうか。
今回は、トランプ氏が再び大統領に当選した場合の政策についてまとめました。
1. アメリカ・ファースト主義
トランプ氏はなんと言っても、【アメリカ企業の利益は最優先】という考えの持ち主です。再選されれば、貿易面では再び高関税の導入が予想され、特に中国に対する強烈な関税政策が継続される見込みです。以前、トランプ氏は中国製品に25%の関税を課しましたが、再選時にはさらに厳しい関税措置が取られる可能性があります。これにより、日本を含む他国の輸出産業にも影響が及ぶ可能性があるため、投資家は注目したいところです。
2. 戦争リスクと防衛政策
トランプ氏は直接的な戦争には消極的です。
特にウクライナへの支援を削減する可能性が高いとされています。また、中国が台湾に進攻した場合、150%〜200%の関税を課すと発言しています。このような強烈な外交政策は、米中対立は激しくなる可能性があり、地政学的リスクを高める要因となるため、防衛関連株には注目が集まっています。
3. 化石燃料の支持者(エネルギー政策)
トランプ氏は石油や石炭などの伝統的なエネルギー資源を強い支持者です。米国の豊富な資源を活用し、自国の雇用を守りたいと考えています。
これにより、化石燃料関連株やガソリン車メーカーなどの製造業関連株には追い風が期待されるでしょう。一方で、ハリス氏が支持するクリーンエネルギー関連株には逆風が吹く可能性があります。
4. ビットコイン大国宣言
以前はビットコインに否定的だったトランプ氏ですが、今回は「米国をビットコインの超大国にする」と発言しています。仮想通貨関連の株や企業にも大きな影響が予想され、ビットコイン価格の上昇に伴い、仮想通貨関連株に注目が集まるでしょう。
5. 望むドル安とその影響
トランプ氏はドル安を望んでいます。
ドル安が進行すれば、米国製品が海外市場で売りやすくなり、輸出が促進されると考えています。米国内の生産や雇用の改善が期待される一方で、高関税による経済悪化とのバランスをどのように取るかが重要な課題となります。
ドル安に伴う米国株の上昇は、間接的に日本株にも好影響を与える可能性があります。
投資家は注目したいところです。
最後に
大統領選で発表されている政策がどれほど市場に織り込まれているのか、そしてそれらが実際にどの程度実行されるのかは今後注視していく必要があります。
今後の動きに注目しながら、適切な投資判断を行っていきましょう!