人のための2020/主語は「私」の2021
最後にnoteを更新してからこんなに経ち,しかも年の瀬,今はテレビで孤独のグルメを見ながらこれを打っている。
STAY HOMEの年末,最高では?私にはこういう年末が合っている。一人暮らしの自分の部屋で,少しいいおやつを食べながら年明けを待つ。今日なんてサボンのスクラブで身体も洗った。最高。
さて,タイトルにもあるように,2020年は人のために自分が動いた1年になったと思う。大層なことじゃない。人の気持ちや状況に合わせて自分が動いた1年になった。
その人が~な状況だから,あの人は~なところがあるから,この人は今~だから,誰も気づいていないから,誰もやらないから……
そんな過ごしかたが嫌だったわけじゃない。正直,見過ごすことの気持ち悪さも感じるから「じゃあ私が…」ということもあった。でも悲しいかな,誰も見ていない。
ただ,たくさんのきっかけをもらったところもある。
言われなければ論文も書かなかったし,仕事でも多少活躍できた。目の前の人が気持ちよく過ごせていた…から私も気持ちがよかった。
成功の女神がチャンスを与えてくれるのはほんの一瞬なのだから,その一瞬の後ろ髪をつかむのを逃してはいけないのだ。成功者は,小さなきっかけを確実に逃さない…そんなことも思っていた。
そんな過ごし方をしていた前半。でも,2020年後半になると
「それでいいの?私,気持ちいい?」
そんなことを考えた。
他者が気持ちのいいように,意識的にも無意識的にもチューニングを合わせすぎてしまった。これは疲弊する。周りばかり気持ちよくなって,自分はそうでもなくなっている…なんてこともある。そして,自分の気持ちが相手次第なのは,しんどいのと無力感。
だから2020年後半は,自分のために少し動きだした。
思春期保健相談士の講義を受けた,Amazonプライムでドラマを見る時間をつくった,コメダ珈琲で長居するからコーヒーチケットを買った,おいしいパンを食べに行った,スカートを買った,近所のケーキ屋さんに行くようになった,インスタを始めた,お菓子作りを楽しいと思えた,ピアスをもうひとつあけた。
些細な行動だけど,きちんと自分に投資することは,自分を大切にすることでもあると思えた。
2021年,もっと自分本位に,自分の気持ちよさに素直に,自分優位に,気持ち高らかに,過ごしていこうと思う。
2021年の主語は,私だ。