家もシェアする時代
■ シェアリングエコノミーはここまで来た。
タクシー、宿泊先、ノウハウ、自転車、自動車などなど。身の回りのものはほとんど何でも他人と共同で使えるシェア時代。
今日は、そんな時代の「自分の身近なシェアリングエコノミー」について書きたいと思う。
■ 家を、シェアしています。
昨年9月からシェアハウスに住み始め、既に8ヶ月が経過した。今のところ、ここでの生活になんの不満もない。シェアハウスは一人暮らしと比較しても圧倒的に居心地が良く、驚くほど生活の質も高い。
一方、自分の満足度に反して世間が抱くシェアハウスに対するイメージはあまり良くない。
初対面の人「一人暮らし?」
私「いえ、シェアハウスに住んでます」
初対面の人「え?しんどくない?!絶対無理だ…」
東京にきてからこのようなコミュニケーションを200回以上繰り返してきた。を受けやすい「not テラスハウス but シェアハウス」の実態を綴ろうと思う。
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【目次】
■ シェアハウスって?
■ シェアハウスに住む人
■ シェアハウスの○○が良い!
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■ シェアハウスって?
基本的に独自の部屋は持ちつつも、リビングやキッチン、冷蔵庫、風呂トイレ等を共同で使用する。門限等は特に設けられていない場合が多い。
仲良くなってよく話す人もいれば、全く喋ったことない人もいる。「昼に起きてキッチンに行くと知らない人がラーメンを食べていた」なんてことはよくある。
シェアハウスによって、特徴が全く違う。メンバーが固定で、密接した生活を送っているコンセプトハウスもあれば、住人が全く交流しないドライなシェアハウスもある。
■ シェアハウスに住む人
私が住んでいるのは「トビタテハウス」という官民一体の留学奨学金制度「トビタテ留学JAPAN」のメンバーが作ったシェアハウスだ。住んでいる人も、そのメンバー(とその関係者など)なので、メンバーは(ほぼ)全員が海外経験者である。
が、特にこれといって「留学から帰って来た人が住んでいるグローバル感」はない。日常会話も普通に日本語。
メンバーはバリエーションに富んでおり、学生、広告系、メディア系、外資系、金融系、士業、IT系、研究職系、起業してる系…など様々である。
■ シェアハウスの○○が良い!
【QOL(クオリティオブライフ)が高い】
あなたの家にバルミューダはあるだろうか?ヘルシオは?
あなたの家のキッチンの調味料棚に「ナンプラー」や「レモンソルト」、「どろソース」は揃っているだろか?
シェアハウスは、キッチンを共同で使用する。
料理にこだわりがある人が住んでいると、その人のリクエストでどんどん家電が最新のものにバージョンアップされていく。また、料理が好きな人の寄付や購入リクエストにより様々な調味料が溜まっていき、調味料コーナは非常に充実する。
みんなでキッチンをシェアしているおかげで、自分一人では到底購入し得なかった物を使用することができる。つまり生活の質がかなり上がるのだ。
【体調が悪い時に救われる】
一人暮らしの人が一番危惧しているのは、「体調が悪い時に一人で乗り越えられるか?」だと思う。特に、大学進学や就職で一人暮らしを始めた人にとっては、体調を崩すことは死活問題となり得るだろう。
だがシェアハウスにはそのような問題に悩まされることもない。
帰宅時に誰かしらはリビングにいるので、「体調悪い…」と伝えると、お部屋に水や薬、ゼリー等を持ってきてくれる。「同じ家の別の部屋に住んでいる」ので、助け合いが容易だ。
【良い情報を入手できる】
就活中に初めてこのシェアハウスを短期滞在先として利用したのだが、色々な大学出身の色々な業種の人が住んでいたおかげで、一日で他業種OBOG訪問ができた。
また、優秀な人が揃っているので、「資産運用って結局何が一番いいの?」「サービス作りたいけど、この計画いける?」「スマートフォンの画面割れたんだけど修理して」等の相談や依頼も気軽にできるのだ。
人が集まるところには、情報も集まる。シェアハウスは情報収集に非常に適している。そして、他業種の人と交流することで、集められる情報の範囲も広がる。
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そんなシェアハウス、7月〜の入居者を募集している。
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