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モータースポーツどう楽しむ?①

モータースポーツ興味はあるけど

『どう楽しんでいいかわからない!!」

「どこを見たらいいかわからない!!」

って言う声をよく耳にします。

そうですよね、わかんないですよね!

その気持ちめっちゃわかります((유∀유|||))

自分もモータースポーツ以外のスポーツ・・・例えば野球とかルールもわかんないし、何がいいのかわかんないです。

きっとモータースポーツに触れた事ない人ってそう言う意見だと思います。

と言う事で、

モータースポーツの楽しみ方ってのを皆さんに知ってもらいたいなって思い今回記事を書きますね!


まずは、モータースポーツの歴史から始めましょう!

モータースポーツは、19世紀から始まったスポーツ。

世界で最初に記録に残ってるレースは1887年フランスのパリで開催されたと資料があるそうです。これは、ダイムラーとベンツが史上初のガソリン車を誕生させた翌年の事で、一般道を使いレースをしたとの事。

そして、それから月日が流れ、1895年にアメリカでも最初のレースが開催されたとの事。

モータースポーツはヨーロッパとアメリカで産声をあげ、現在も変わらずモータースポーツ2大大国となってます。

時が流れ1900年に初めて国際レースが開催されます。このレースはF1のルーツとも言われる「ゴートンベネット杯」です。

また、1905年にイギリスのマン島で公道を利用したTTレース(ツーリストトロフィー)とy9おばれる現在のスポーツカーレースやプロダクションカーレースの原型が開催されています。

有名なマン島レースの歴史はここから始まりました。

様々な形でヨーロッパではレースが開催され、モータースポーツの原型が生まれたのです。

歴史の始まりはどの分野にもありますが、モータースポーツは現在みなさまが使っている愛車達の開発のルーツでもあるんです。

モータースポーツは速さを競うものと思い込みがちですが、実は「効率」も競うレースでもあるのです。

第二次世界大戦後、自動車技術はさらに進化し、各メーカが競い合う事で、自動車の技術も進歩し、また、モータースポーツも発展していくのです。

突然ですが、皆さんの乗っている愛車燃費は良いですか?

よくみなさま「この車はリッター●リットル走るんだ」とか会話すると思います。実は、モータースポーツはその皆さんの気にする「燃費効率」を考えるとても重要な役割を担っているのです!!

1975年いこう環境問題が勃発し、自動車排気ガスの問題が浮上してきましたよね?

その時に、モータースポーツ業界も燃費規則などが制定されました。

例えば・・・F1でフェラーリの燃料系のスポンサー様がついてるのですが、日本でもお馴染み「シェル石油」様です。

たまたま数年前に鈴鹿サーキットへ行く特急の中で、席が隣になった方がシェル石油の方で、レースをスマホで見てたら好きなの?と聞かれ話を色々した際に、とても勉強になることを教えてくださいました。

「シェル石油がなぜ、フェラーリのスポンサーをしているか」と言うお話です。

有名スポーツカーの取扱説明書があるそうなんですが、フェラーリの取扱説明書には、シェル石油での給油をおすすめしているそうです!

シェル石油を使用し、フェラーリの開発をしているので、一番燃費やパフォーマンスが良い状態を作れるからだよと。

なので、車によって相性のいいガソリンがあることをここで知りました。

世界中で販売されている車は大体モータースポーツの出てます。

なのでもしかすると燃料系のスポンサーさんを確認してみるのも一つの手かもしれません。

モータースポーツのあらゆる所で、私たちの身近にある車やバイクの秘密が隠されているのです。

レースの楽しみ方の一つとして、自分たちが乗る車やバイクがどう開発されているのかを知るきっかけにもなるのです。

まずはそこから知ることで、自分たちの生活に直結しているんだって思ってもらえれば少しだけモータースポーツに興味が湧きませんか?


おっと・・・だいぶ脱線しました😅

では、日本でのモータースポーツの歴史ですが・・・

1922年に日本最初のレースが開催されたと資料があります。

場所は、東京・洲崎で第一回日本自動車レースが開催されたそうです。

1936年には多摩川河川敷に日本初の常設サーキットである多摩川スピードウェイがオープンし、同年の6月に第一回自動車競技大会が開催されたそうです。そこにはあのホンダの創業者、「本田宗一郎」氏の名前もありました。

戦後は、オートバイによるバイクレースが発達し、1949年には多摩川スピードウェイで全日本モーターサイクル選手権が開催されたそうです。

1960年代に入り、1962年にホンダが三重県に鈴鹿サーキットをオープンさせると一気にモータースポーツブームが到来。

しかし、そのブームも1970年代に突入すると下火に・・・

オイルショックや環境問題で、日本のレース業界から日産やトヨタが身をひいたのです。

しかし、独自でチームをつくり、レーシングカーを創るチームが生まれ、現在の名門チームが誕生したのです。

1976年にはF1日本グランプリが開催されるも、観客の死亡事故などがあり、2回で打ち切りに・・・。

1978年に、オートバイの分野でみんなが憧れる第一回8時間耐久レースが開催。そして、同じ年には現在のMotoGPにホンダが参戦し、日本のバイク業界が盛り上がるかと思った矢先に、暴走族を助長させるとのマスコミの声が上がり、モータースポーツは好ましくないと。。。(昔も今もマスコミって本当幻想を作り上げるのが好きなのね)

時代は流れ、1985年頃からバブル景気に乗って、いろんな企業がスポンサーになり、日本のモータースポーツも盛り上がってきました。

1987年には再びF1が鈴鹿サーキットで開催され、同年には日本人でF1ドライバーが誕生しました。

それが「中嶋悟」選手です。中嶋さんの活躍のおかげで、日本ではF1ブームが到来。

そして、日本のメーカーが世界中のあらゆるモータースポーツに関わっていきます。

日本の繊細な技術を用いて2輪も4輪も技術開発の中核を担って行くのです。

時は同じくして、1980年代後半に・・・

レースクイーンにも注目が集まるように。

岡本夏生さんなどのレースクイーンが芸能界進出も。

日本のエンタメのど真ん中にいた時代もあったんですよー!

バブルが崩壊した後・・・いくつかシリーズ継続が危ぶまれましたが、新しいレースのカテゴリも誕生して行くのです。

また、バイク業界では、日本人ライダーが大暴れ!

チャンピオンを獲るライダーも現れます。原田哲也選手や今は亡き加藤大治郎選手、阿部典史選手などの活躍によって、バイクレースブームが湧き起こります。

2000年代に突入すると、ラリーが盛り上がってきます。

北海道でのラリー開催をしたりなど、日本でもラリーが開催できると証明して行く時代になるのです。

また、ホンダがF1へエンジン供給を初め、またトヨタもそれに続いた時代でもあります。

日本のチームもF1に参戦するなど、F1ブームが再熱するのです。

そして、同時期に、トヨタがアメリカのレースNASCARシリーズへの参入などを積極的に行うなどし始めるのです。

しかし、ホンダのF1撤退をきっかけに、2009年に自動車メーカー各社がモータースポーツ活動の縮小を余儀なくされました。

現在に到までに、世界で活躍するドライバーやライダーが多数現れましたが、マスコミはあまり取り上げず・・・少しずつブームが下火に・・・(泣)

そして現在に到る感じです。

ざっくりとした私の知ってる歴史をお話させてもらいました。


もっと知りたい人はネットできっと詳しく書いてる記事とかあるのでググってみてください(笑)


何事にも歴史って「それ」を知る上で大事だなってこれを書いてて思いました。

歴史があるから今がある。

モータースポーツを知る上で、どんな歴史があって、どんな背景があってこのスポーツが成り立つのか、知れば知るほどハマると思います。

また、モータースポーツってよく金持ちの道楽とかいう人いますが、

それは間違いです。

みんなの日常にある「車」「バイク」をより安全に、効率よく走らせることを開発する為にレースをするのです。

競い合うことで、その技術進歩が会ったおかげで、現在の、電気自動車や水素自動車などなど環境に優しい車の開発もできてるんです。

最近は、電気自動車やバイクのレースも開催されてます。

モータースポーツの発展こそが、我々の未来に乗る車の進化につながるのです。レースをみるだけでも実はそれって分かったりするんですよ!

そんな未来につながるモータースポーツを知り、応援してみませんか?




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かぁみ
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