便利さの代償
どうも、今日いただいた仕出し弁当でお腹を壊した、でお馴染みの私です。
子どもが出来てから、ずーっと思ってたことがあります。
『子どもを育てることは、今も昔も変わらずあるのに、昔の人はよくもまぁ文句も言わずに子育てしてたなぁ。。』
と。
昔は食洗機もなければ洗濯機もないし、掃除機もないし、電気調理器はおろか炊飯器だってなく、
家事にかかる時間は今の何倍もあったはず。
外に働きに出ていなかっただろうけど、
家電なんかない時代、それこそ働きに出てるぐらいの時間は家事にかかってそうやん?
それでも子どもは今より多くて、ひと家庭に3人4人、5人6人と子どもがいてた。
マジでどうしてたん?笑
まず大きいのは、やっぱりみんなで子育てしてたってのがあるとは思う。
父母だけじゃなく、祖父母も一緒に住んでるのが一般的やったやろうし、隣近所との距離感も近くて、お互い助け合いの精神は今より断然強かったと思うし。
それに加えて最近気づいたことは、
今みたいに家電とかのテクノロジーが発展してなかったから、生活自体が不便やった。
だから、不便なのが当たり前。
子育てって不便の極みじゃね?
自分の思い通りにならへんことのオンパレードやし、何をするにも時間がかかる。
体力もいるし、気力もいる。
でも、昔は普通に生活するだけでも不便やから、
子育ての不便さも普通っていう価値観やったんちゃうやろか?
今は生活が便利になりすぎて、不便に慣れてない。
だから、
子育て便利グッズは数あれど、その上をいく子育ての不便さに
私たちは耐えられないのかもしれない。
さらに、テレビもなかったような時代なら、
外からの情報ってほとんど親兄弟や隣近所レベル。
大体同じ価値観の人が集まる。
リア充独身女子の生活が目に触れることもない。
今はテレビだけじゃなくSNSで、キラキラと独身や子育てを謳歌してる人たちが嫌でも目につく時代。
そりゃ自分の現実と比べたくもなりますわな。
でも本当は、キラキラしているところをわざわざ切り取っているだけで、
100分の1のキラキラを寄せ集めてるだけなんやけどね。
みんな裏では泣いてる方が多いかも。
便利になるっていうのも考えものですな。
今は時代が大きく変わって、風の時代。
世の中が情報戦になるのは時代の特徴。
昔と比べて参考にできることは、
もしかしたら少ないのかもしれない。
(人間の発育発達の仕方は時代が変わっても変わらないと思うけど。)
でも、なんでこんなに子育てに気力も体力も奪われるのかを考えてみて、
あ、便利に慣れちゃってるからだなーって少しでも思えたら、
じゃあ便利な今の時代に合った子育てってなんだろう?
って、少し建設的に考えられるんじゃないかなー。
子育てに関して便利グッズを活用すると、
『子どもがかわいそう』
みたいに言う人なんなん?笑
便利な生活に慣れてるのに、
子育てだけは手間暇かけてあげなさい。
なんて拷問ですよ。
そりゃ子育て嫌になるわ!
便利なものはありがたく使わせていただきますよ!
そんなんで愛を測らないでください。