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『ap bank fes』常連客がつづる、初心者におすすめの野外音楽フェスティバル『JAPAN JAM』体験記
2024年4月28日、日曜日。天気は晴れ。
私のゴールデンウィークは、千葉市蘇我スポーツ公園で開催された野外音楽フェスティバル『JAPAN JAM』で幕を開けた。
ちなみに、私はエンタメ分野を生業としてしている人間。Mr.Childrenが大好きで、野外音楽フェスティバルは、2008年から2012年まで毎年『ap bank fes』に参加していた経験あり。
また、ひとりカラオケが好きで、必ず最後はDo As Infinityの『本日は晴天ナリ』で締めると決めている。野外のライブ映像版があるので、なんとも解放感たっぷりに歌うことができるのだ。とまぁ、簡単に言うと、音楽を愛する人間だ。
音楽フェスシーズンが始まっていることもあり、「フェスに行きたいけれど、どれがいいのか……?」なんて迷っている方には、ぜひとも『JAPAN JAM』をおすすめしたいと思い、今回はその体験記をお届けすることに決めた。
音楽雑誌『rockin’on(ロッキング・オン)』を刊行していることでも有名な、株式会社ロッキング・オン。そこが主催する夏の野外音楽フェスティバルのひとつに、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』がある。通称・ロッキン。
夏の野外音楽フェスティバルとしては国内最大級規模とも言われる。そんなロッキング・オンが、春の野外音楽フェスティバルも開催している。それが、2010年から始まった『JAPAN JAM』だ。
フェスに行ったことのないという知人からの誘いで初めて行くことになったのだが、どうやらフェス初心者には『JAPAN JAM』がおすすめだと聞いたらしい。かく言う私はフェス初心者ではなく、『ap bank fes』という夏フェスの常連だ。
先に申し上げると、「フェス初心者におすすめ」という言葉は大正解だった。会場へのアクセスもよく、屋根のある休憩所も多数あり、芝生空間が快適で、3つあるステージやフードエリアや物販エリアの移動もしやすい。そしてなにより、ゴールデンウィーク期間という開催時期がちょうど良い。梅雨前であり、夏の猛暑前であり、過ごしやすさ抜群だった。
私が行ったのは、『JAPAN JAM』初日。前日までの雨が嘘かのように、当日は晴れた。雲ひとつない青空だった。まさにフェス日和!という中で、会場に行くまでの間に、「フェス初心者におすすめ」ポイントの一つ目がおとずれる。
1.フェス会場へのアクセスってどうなの?
『JAPAN JAM』の開催場所は、千葉県千葉市蘇我スポーツ公園。私は都内住まいということもあり、渋谷から成田エクスプレスを使用することにした。
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指定席なので、ゆったり快適成田エクスプレス!って感じで、目的地の千葉駅に到着。その後は、千葉駅から会場まで無料シャトルバスが出ているので、そちらに乗車。あっという間に会場だ。ノンストレス万歳!
※関東圏からのアクセスバスツアーもあり、千葉駅以外からの無料シャトルバスもあるので、選択肢の多さも◎!シャトルバスが無料って、ありがたい。
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記念写真撮った(笑)
こうして会場に到着し、初めて『JAPAN JAM』に足を踏み入れたわけだが、早くも「フェス初心者におすすめ」ポイントの二つ目がやってくる。
2.泥とか砂埃とかぬかるみとかすごいの?
見よ、この写真を(笑)!
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フェスって、泥!砂!砂利!じゃないの!?とおったまげた(笑)。もちろん、夏フェスにはそういった会場も多くあるし、その良さもあることは大前提なのだが、『JAPAN JAM』はレジャーシートなしでも座れる!寝っ転がれる!キレイ!芝生が最高すぎる!調べてみると、どうやら2018年から芝生を敷くという対策をされたようだ。運営スタッフさんには足を向けて寝られない。感謝。
そんな快適な芝生を歩きながら、まずは腹ごしらえとフェス飯を堪能するわけだが、「フェス初心者におすすめ」ポイントの三つ目がやってきたよ!
3.日陰で休めるスペースってあるの?
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上の写真だとフェス飯の美味しさしか伝わってこないと思うが(笑)、十分な席数の休憩テントを発見!真夏前とは言え、日差しが強いと熱中症になってしまうので、テント内で飲食できる空間作りは最高だった。テーブルをふく布巾も用意されていて衛生面もGOOD。さらにはフリーWi-Fiも使えるという至れり尽くせり具合。
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そんでもって、同敷地にあるフクダ電子アリーナも休憩所として使用できるというんだから驚き。キレイなトイレも十分な数あるし、ゆっくりできすぎ君だし。なんていうか、フェスの概念変わるレベル(笑)。さすがロッキング・オンさん!と思わずにはいられなかった。
『ap bank fes』は、環境問題をテーマにしていることもあり、マイカトラリーの持参を推奨していたり、環境にやさしいエネルギーを使用して運営していたりと、趣旨が異なるので比べることは愚門であるが、いろんなフェスを体験することの面白さを感じた日であった。
【JAPAN JAM 2024】
— JフェスOFFICIAL|JAPAN JAM開催 (@rockinon_fes) May 5, 2024
JAPAN JAM 2024、全日程終演しました!
5日間を通して初夏の爽やかな晴れ空の中、表現できないくらいピースフルな空間が広がっていました。
蘇我で7回目を迎えた今回、JAPAN JAMは過去最高動員を更新し、19万人以上の方にご参加いただきました。… pic.twitter.com/IC2Ir3cvTm
今回のnoteは「フェス初心者におすすめ」ポイントをお伝えしたかったこともあり、ライブには全く焦点あてていませんが(笑)最後に少しだけ。
櫻坂46
Da-iCE
ももいろクローバーZ
sumika
[Alexandros]
わたくし、基本的にフェスはつめつめにしないタイプのため、ゆったりとお昼から夜まで、計5アーティストのライブを堪能した。
櫻坂46のロックフェスとの親和性、Da-iCEのエンタメ力の高さ、ももいろクローバーZの難しい楽曲を歌い上げる凄さ、sumikaのポップでいて燃えたぎるような熱いロックさ、[Alexandros]の圧倒的存在感。素晴らしかった。
音楽を通してひとつになるとか、そんなありきたりなこと言うつもりはないんだけど、音楽がもたらすものって、やっぱりすごい。
ステージで、sumikaのギターボーカル・片岡健太さんが言っていた言葉が印象に残っている。
「音楽に人格はない」
だから、音楽は誰にでも平等だ。といったような内容だったんだけど、音楽フェスって特にそれを感じられる空間だなぁと思った。貴方がどんな人間であろうと、どんなにダメなところがあろうと、歌は、音色は、貴方に降り注いでくれる。そこに、飛び込んでみるかどうかは貴方次第だけど、手始めに『JAPAN JAM』から、おすすめします!
詳しく挙げたポイント3つはもちろん、広い会場だけれど各エリアの移動もしやすいし、終演後のシャトルバス乗り場の動線さばきも素晴らしく、終始本当に快適すぎたので!今回誘ってくれた知人もすごく楽しんでいて、「付き合ってくれてありがとう」的なことを言ってくれたのだが、「いや、むしろこちらがありがとう」という気分だった。いろんな世界を知るって、楽しい!
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運営スタッフの皆様、アーティストの皆様
最高の空間をありがとうございました!