2019スコットランド&スペイン66日間ひとり旅!第二章2和
8/29 ハイランド2日目
朝6:30のアラームで目が覚めた!
めっちゃいっぱい夢を見てたな!
自分が外人の夢!
過去世の夢かな?内容は忘れてもうたけど。
最近また朝の日課にしているチベット体操をして、身体も起きたところで少し腹ごしらえした。
昨日スーパーで買ったパンをトースターで焼いてチーズを挟んで食べた。
デリシャス!
フェリーの時間は前の日にキャリーさんが調べてくれていた。9時半発で車で行く場合は45分前までに着けばいいって言ってたな!
30分で着くから8時過ぎに出れば余裕やなと思ってゆっくりしていた。
そしてナビをフェリー乗り場のあるuigに設定して、いざ出発しようとしたら所用時間54分?
あれ???
またやらかした?
前に見てた次の街のポートリーからの所用時間やった!
少し早めに準備しててよかった、7:45やからギリギリ間に合いそうや。
車を快調に飛ばして30分くらい走らせた頃に、えらい細い道に入って行ったのでおかしいなと思い携帯のグーブルマップでナビってみたら、全然違う方向に来てるやん。
ニュージーランドの時も同じようなことがあったな。
ナビちゃんを頼りすぎた。
時間はすでに8:20をまわろうとしていた。
カーナビの到着を見ると9:30間に合わへんやん。
でもグーグルの到着時間が8:46、グーグルのナビを信じていこう!
まだ間に合う!
9:30を逃すと次は18:30、予約してないから空いてるかも分からんし。とりあえず行ってみようと出発!
雨の降る中、細い道を結構なスピードで飛ばしフェリー乗り場を目指した。
9時前に到着!
すでに車がたくさん並んで待っていた。係のお兄ちゃんに聞いたら1番の列に停めてチケット売り場でチケット買ってと言われた。
よっしゃ間に合った!
車を停めて小走りでチケット売り場にチケットを買いに行った。
そして往復のチケットが欲しいと伝えたら、帰りの便が明日も明後日も満席で土曜日の夜21:10発のしかないと言われ、到着は23時くらいになるけど大丈夫か?と念を押してくる。
その時点で雨は結構降ってし、まるまる二泊三日か?
うーんどないしよかな?
でも行きたいし、車で寝れば何とかなるかと思い、行くことにしてチケットを往復76ポンドで買った!
日本円で約1万円くらいかな?
車に戻り結構待たされるんかな?と思っていたら、
ナンバー1の列から入庫し始めたので後から遅れて来たのにすんなり入れた。
またまた神様のお導き。
船に車を停め、階段で船の上に登り軽く船内をチェックしてから眺めの良いいい感じのソファーでしばらく出航をまった。
船が動くと近くの売店でカプチーノとキャロットケーキを4.3ポンドでゲット!
売店のお兄ちゃんがどこから来たん?と聞いてきたので"日本からきたよ"と答えた。
片言の英語で会話が続いた。
お兄ちゃん:どれくらいスコットランドに滞在する?
僕:5週間くらい居てるよ、そしてエディンバラフェスティバルでパフォーマンスしたで!
お兄ちゃん:何を演奏したの?
僕:ギーターとサックスと歌をミックスしたパフォーマンスしたで!
兄ちゃん:ナイス!
会計で小銭足らへんぶん5セント負けてくれた。
また優しさに触れた。
スコットランドの海を眺めながらのカプチーノとキャロットケーキは格別やったな^^
あっという間に!ハリス島のフェリー乗り場のターバートに到着し、階段を降りて車に乗り込みエンジンをかけて待っていた。
しばらくすると車が動き出したのでナビの時計を見たら11:11、車の時計も11:11、携帯の時間も11:11、当たり前やけどたまにずれてるやん?
まあいい感じでフェリーから出発してハリス島に上陸おめでとう。
パンパカパ〜〜〜ン!!!!!
なんかワクワクするぞ〜
車を走らせてしばらくすると突然
魂が震え涙が込み上げて来た。
この場所を知ってるなと感じた、そしてなんとも言えへん感情が込み上げてきた。懐かしいのか悲しいのかわからへんけど気がつけばすすり泣いていた。
海外を旅してるとたまにこういう事がある
前世の記憶かな???
さて話は遡るねんけど、
日本にいる時にスコットランドのスートーサークルをネットで探しているとカラニッシュストーンと言う場所を見つけた。
そこは5000年以上前からある場所でイギリスにあるストーンサークルよりもはるかに古く、中を自由に歩き回れるらしい!(イギリスのストーンサークルは現在は囲われていて近くまで入れなくなっている。)
絶対ここに行きたいと出発前から決めていた!
スコットランドに着いてから宿のキャリーさんにカラニッシュストーンのある場所の事を聞いたら、
"かなり遠いから日帰りでは無理よ"と言われていた。
飛行機なら1時間くらいとはいっていたんやけど、調べてみたら往復で5万円くらいするやん!
無理かなと半分あきらめていた。
1週間ほど姉と母がエディンバラに遊びに来ていた時に、次の目的地を
1:イタリアのフェラーラのバスカーフェスティバル
2:ドイツにバスキング
3:スペインに飛ぶ
か迷っている事を姉に話したら、
クジを作って決めたら?
私なんか迷ったらこっけうやるでと言った。
僕もたまにやる事あんねんけど、ほんならやってみよかと思いイタリア、スペイン、ドイツ、その他の場所と4つ紙に書いて小さく折りたたんで両手の中でシャッフルしてポイっとなげた。
直感で一つ手にとって紙を開けてみるとその他の場所が出た。
"姉がほらな!結構こう言う事あるねん"と言った。
2回目もシャッフルしてポイっとなげて一つ選び見てみるとまたその他の場所がでた!
まさかなともう一度シャッフルしてポイっとかてひとつ手に取り見てみるとまたまたその他の場所がでた!
間違いないね!と姉と目があった。
しれっと姉が"せっかくスコットランドに来たんやから上の方周ったら"と言った。
そうや!最初から行きたいと思ってたんやし、
レンタカー借りてハイランド周ろう!
そしてルイス島に行って
カラニッシュストーンでサックスを吹こうと決めた!
そんな流れでハイランドを車で旅することになったんやけど、ハリス島とルイス島は陸で繋がってるので実は一つの島なんだす!
自然が半端なくワイルドで完全に夢の中のファンタジーの世界!!!
体中がジンジンと熱くなり身体から緊張感は完全になくなり完全にリラックスした状態になった。
ここはかなりの神聖な場所やと直ぐに体感でわかった。
景色をみているとまるで映画を観てるような感覚でまるでリアリティーがないけどめっちゃ感動している。
とにかく全てに感謝の気持ちが湧いてきた。
これまでの人生はここに来るための準備やったんや!
そして、ここから魂の本当の物語が始まるんやなと感じた。
レンターカーにはクーちゃんと言うあだ名を付けた!
そして心の中で、"いつもありがとう。愛してるよ、旅が終わるまで頑張ってな"
とハンドルをナデナデして愛を送ってあげるようになった。
久しぶり〜のマニュアル車の運転で最初はよくエンストしてたけど、すぐに感覚を取り戻した。
クーちゃんとはめっちゃ相性がバッチリや!
めっちゃ快適な乗り心地でドライブはサイコーな時間になっていた。
さてさて最初はストーノウェーと言うもう一つのフェリー乗り場あるルイス島の中では大きな街を目指した!
ターバートから45分くらいかかってお昼過ぎには到着した!
メインの島の道はほぼ一本道でシンプルなんやけど、ストーノウェーに入って初めて信号機を見た。
スートーノウェーに入ったらお昼食べようと思っていたのに以外と見つからへん。
まだそんなに腹減ってないからストーノウェーから東に20分くらい行ったとこにあるポートナグランを目指すことにした。
観光スポットでもなさそうな場所やけど、直感的に行きたいなと思い目指すことにした!
車を走らせて5分くらいした時、ふと左側が気になり見てみると一瞬目を疑うような見たこともない虹が島の街を覆うように出ていた。
普通は扇型みたいな虹が出るけんやけど、この虹はオーラが島を包みでいるような不思議な出方をしていた。
やっぱり直感に従って間違った事はないなと思った。
しばらくずっと映画を観ているような感覚は続いている。
そこからまた少し走らせると右手にビーチが見えてきた。
雨と風が強く吹いていたて風波やけど波が立っている!
ルイス島はサーフィンできるよと聞いてたんやけど、ほんまに波あるわ〜と久しぶりの潮の香りと風の匂いと波の音に興奮していた!
4カ月以上もサーフィンしてないから
めっちゃサーフィンしたくてうずうず〜〜〜
エディンバラフェスティバルfringeに出る為、中毒気味のサーフィンはしばらく封印していた。
バスクに行ったら絶対サーフィンすると心に誓った。
しばらくするとポートナグランに到着した。
雨は上がり少し晴れ間がでたので車を降りてみると、
太陽の光と風がめっちゃ気持ちいい!
ルイス島は何処にいても気持ちがいい〜!海もめっちゃ綺麗やし何があるってわけではないが全てが美しい。
しばらく潮風にあたり美味しい空気をいっぱい吸ってから再び次の目的地、島の最北端にある灯台を目指した!
島に入ってから景色は常に変わって行くので飽きる事はなかったんやけど、灯台に向かう道は両サイド牧草地でひたすら真っ直ぐの道が長かったので流石に飽きてきた。
しかし灯台に近づいてくると景色はガラッと変わり
ワルドな姿を見て現してきた。
雨と風が強くなりまたまた雰囲気をかもし出してくる!
これって夢なんかな???
すると灯台が見えてきた!思っていたより
めっちゃデカ〜〜イ!
雨と風はまだやまへん。どないしよかなと思ってたらパッと雨が止んだ。
これまた神さま演出やな!ありがたや〜^^
ちょっと外に出てみようかと灯台の先の海の絶壁まで歩いて行ってみると、岩肌がむき出しのワイルドな島の最北端は
とても神秘的で美しかった〜。
車に戻ろうと思ったんやけど、あまりにも美しいすぎてしばらくそこを離れられなくなった。
ありがとうと感謝の気持ちを伝えてその場を去った。
車に乗り込み車を走らせた瞬間に雨がザーッと再び降ってきた。
完全に守られてるなと感じた。ルイス島に入ってからの安心感が半端ない!
灯台の近くにめっちゃええ感じの綺麗なシークレットビーチが見えたので車を止めて写真を撮ることにした。が、
雨が強くなってきたのでそこはサクッと移動することに。
気づいたら流石に腹ペコペコやん、どっか食べ物屋さんないかな?と少し走ってるとフードという看板が左に見えたので慌てて左折した。
少し行くと小さなローカル商店があった。そこでカフェラテとベーコンと卵のキッシュを3.1ポンドで買った。
めっちゃ安い!
しかもお兄ちゃんアツアツにあっためてくれたので思わずチップ入れちゃった。
みんなの優しさに癒されまくってる。
腹ごしらえしてからそのままスートノウェーに戻ろうかと思っていたけど、少し寄り道をしてアーノルにあるブロックハウスに寄ってみた。
茅葺き屋根で基礎は石で作られてる昔ながらの建物。少し見学してからサクッと移動。
スートーノウェーへ向かって夕方お城をみようかなと思っていたんやけど、またまた直感でtraigh mahoまで行ってみる事に!
ストーノウェーからしばらくは普通の家が建ち並んでいる道やったけど、しばらくするとまためっちゃええ感じでネイチャー感がでてきた。
いつも焦らしてくる神様!
そしてめっちゃええ感じのビーチが見えてきた!しかも晴れてきてる!波も綺麗に割れてるやん。
この島はマジカルすぎる!アメージング。
急な坂を下りると、パーキングになっててトイレもあるし景色もバッチリ最高のシュチュエーション!今日のお宿はここに決定!
というわけで今夜はこの場所で車中泊する事に。
その前にもう少しいいアングルで海が見えへんかなともう少し先に行ってみたくなった。
僕はいつもその先の何かに惹きつけられる。
先からの景色も絶景やった。もう少し先に進んでみるとまたもやええ感じのが所が見えてきた。
キャンピングカーも停まってるし行ってみたら、カップルが海から歩いて戻ってきてるのが見えた。
海までは羊が放牧してある所をぬけなあかんねんけど勝手に入ってもええかなと?真面目な性格でてくる。
あはぁ^^
カップルに入ってええの?って聞いてみたら、ここから入れるよと柵の鍵を開けてくれた。
またまた優しい天使に出会った!
みんな神様やな。
羊のフンだらけの道を上手いこと避けて、羊に睨まれながらビーチヘと向かい小さな小川を飛び越えビーチに着くと、
絶景が僕の視界を埋め尽くした!!!
そして、またもや太陽が真っ黒い分厚い雲の間から顔出した。
心地良い波の音と気持ちよさそうに風に乗って飛ぶ鳥たち。
はしゃいで遊んでいる息子の写真を撮っているお母さん。
釣りを楽しむ男の人。
それぞれみんながキラキラと輝いてる。
まだ映画を観てる感覚は続いている!
全ては夢なのか???
しばらくビーチで癒されると雲行きが怪しくなってきたので車に戻る事にした。
来た道を戻っているとまたもや羊に睨まれる。
"お邪魔しました"と挨拶して車に向かった。
そして少し来た道を戻って今日のお宿を陣取ることに!
最終的に大きめのキャンピングカーとビーチの手前にテントを張っているグループだけになった。
少しお腹が空いたのでパンとチーズ二枚を噛み締めた。
心が満たされているのでご飯は少しで充分満たされる。
ひと休みしてから、昨日の日記を書きしばらくして寝床の準備を始めた。
寝袋を開けて後部座席を倒し、足を伸ばして寝れるようにセッティング。
大きめの車にして正解!
安定感と寝心地が違う。
今日はグッスリ眠れそうやな。
明日は念願の
カラニッシュスタンディングストーン!
楽しみすぎる〜!
晴れること祈るばかり。
おやすみなさいzzzz
旅は続く