アカスリと蔵見学と都会と@君津

ふたつもおり、今回名残惜しさもありつつ富浦から電車にゆられた。

時刻は20時を回っている。とてもじゃないが景色を楽しめるほどの光は差し込んでくれない。

東京と異なり、地方の電車は対面型の座席にはドリンクホルダーがあり、飲食も問題のない形が取られている。人もいないし、ドリンクも歓迎されているのであるば、富浦の道の駅で購入したキョナンビールを片手にコトコト電車に揺られることにした。
乗り換えも特になく到着した先は君津だ。駅をでてまず初めにおもったこと、まちの明るさである。

これまでいた街は、駅周りもほどんど外灯もなく、割と暗さの強いまちだった。千葉は北側でなければ暗いと勝手におもいこんでいたが、そんなことは全くなく、全国展開されている某ファミレスやカフェなども多く、仕事をするには環境的にしやすい街だった。

そんな、君津での休日に行いたかったことは一つ。酒蔵だ。
今回訪ねたのは和蔵酒造さんだ。予約制で蔵見学と試飲を行っているが予約していなかったもののラッキーなことに蔵見学と試飲をさせていただけることになった。和蔵酒造さんは、日本酒の製造を担う竹岡蔵と、焼酎・リキュールのの製造を担う貞元蔵の二つ蔵を持っている珍しい蔵だ。
今回訪れたのは、貞元蔵だったので、焼酎製造の蔵の見学と、日本酒から焼酎、リキュールまで合計6種類も試飲させていただけることになった。(写真撮れなかったかなしい)

焼酎は飲まないが、今回に関しては普段いただいた芋焼酎の試飲でこんなにも芋の香りがするなんておもってもいなかった。そして、焼酎のおいしさに気がつけた自分にとっても嬉しかったりする。

そういえば、次のおうちはなんにんか住まれている方々がいるらしい。
誰かいたら一緒にのめるといいなあ。。

お酒も軽く飲んでおうちに着いたらもう即寝することなんてわかっているからそうなったらもう近くに銭湯を探すしかない。
徒歩圏内では絶望的だが、バスに乗ったとこにはいいところがあるらしい。

そんなこんなでむかったスーパー銭湯は広くて清潔感もあってきもちがよい。そういえば、最近体験してみたいことがあった。それは、スーパー銭湯で見かけるアカスリだ。最近、入浴時に体を洗ったときの感じが嫌になってきて、巷でうわさのあかすりとやらを体験したくもなるのだ。

事前に申込をしてハラハラしながらアカスリお部屋にむかった。本当になにも無知だったのだが、アカスリって裸で大事なところをかくして、体中ゴシゴシされるものだったなんてしらなかったのよ、、、笑

羞恥心もありつつ、体験後に体を流すともうめっっちゃ肌がつるつるというかとぅるんとぅるんな感じで良い意味で気持ちが悪い。もはや自分の肌であることが信用できない気持ちよさである。

心も体もとぅるんとぅるんになった私はフロントに荷物を取りにいき、スーパー銭湯を後にした。木更津駅までの距離をみると約徒歩30分。まあ、冬だし、田舎だし、そんなこともあるだろう。

風呂上りのビールを片手に、比較的都会の街を歩きながら次の町までむかった。

どうやら次は人が住んでいるおうちらしい。学生街でもある街で、どんな出会いがあるかたのしみだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?