数秘術と団欒とマラケシュと@習志野
木更津の温泉を出て、電車にことこと揺られながら内房線をぐるーーーっと回って到着したのは、大学もいくつかある京成大久保だ。
この街はコンビニもファミレスも徒歩五分以内にあり、スーパーも近い。これまでまわってきた房総半島の景観が千葉のデフォルトならば、この街はもはや東京の住宅街となにもかわらない都会である。
そんな都会に位置している京成大久保の家には、住人も他のおうちよりもおおい。主に居住者2人、私と同タイミングで暮らしたひとのもう一人の、合計4人過ごした1週間だった。
ここの住人2人はclubhouseでも何度かお話しさせていただいて、ありがたいことにまるで初対面の気がしない。
そんな2人に勝手に親近感を抱いた私は、住居で人にお会いしたタイミングで自己紹介の次に発した私の一言。
「ここに移動する前に酒蔵にいて、美味しかったお酒かってきたのでみんなで飲みたいです!!!」
何をいっているのだこのアル中予備軍め。と、冷静になったがそんなわたしの心の声にかぶさって
「え、いいの飲もう!」
とか言ってくださる。もう女神か。
いつ飲むかは全くきまってはいなかったが、どうやらありがたいことにつきあってくださるらしい。菩薩か。
今回は祝日を挟んでいたため、平日でも華金以外で楽しんでのめるタイミングがあったからそこで突発的に飲むことになった。
コンビニの綺麗に透明な氷の入ったグラスに、君津で購入したレモンのリキュールに注いでいただく。
キンっきんに冷やしていたこともあり、やっぱり美味しい。
まったり女子会をしていたら今回の隣の部屋の住人がリビングにやってきた。
かねだ「飲みます?笑」
同居人「いただきます。笑」
さすがのノリである。(ちなみに同い年だった)
隣の同居人の彼は、会社員として社内研修のことをおこなっているものの、個人ではコーチング等も行っているらしい。
どうやらいろいろ聞いていると、今は風の時代だとか、波動だとか、引き寄せの法則だとか、目には見えないいろいろな事象がかかわっているらしいが、自分ごとに落とし込んだ時に、腑に落ちすぎることがあまりにもおおいから、おそらくそういうことなんだとおもう。(100%それが正しいとはおもってはいないが)
よく占いでも使われる誕生日の意味だったりとか、名前の画数だったりとか、いろいろ関係しているみたいでうらなってもらったらこんな感じだったらしい。(普通にネットでも出てるやつ)
感覚派で、意外と印象と性根は違いが発生するとのことだ。
ほほう。そんなかんじなのか。
この手の占いは100%あたるとも思ってないし、まちがっているとも思ってない。が、なにかどうしようもなく落ち込んだ時に良い意味で「自分はそういう気質があるから仕方ない」と諦めることができるからなんだかんだ知っておいて損はないとおもっている。
ちなみにかねだはこんな感じだったらしい。(そういえば昔ツイッターでバズったよね)
なぜか元彼も調べてしまったけど相性は悪くなかったみたい。笑
知らない人にいきなり元彼のはなししてしまう私は一体なんなんだ。
この赤裸々な話は初対面の人にだからこそ可能なのかもしれない。
トータルで5時間も話し込んだ私たち3人美味しく日本酒をいただいて眠くなった私は風呂も入らずにそのまま眠りについた。
同居人の最終日、日本酒のお礼と言って住人の女性が久留里の日本酒を買って来てくださった。前回の飲み会時には参加されなかった男性も一緒にみんなで飲み会だ。今回の習志野メンバー集合である。盛り上がりを見せたのはADDress内のエクストリームワーケーション部のあり方について真剣に目の前で語り合っている30歳前後の社会人たち。
もう面白すぎる。景観や刺激的な動きのなかで働く環境を考えるのは面白い試みかもしれない。私もエクストリームワーケーション部に入ろうかしら。
そんなこんなで団欒という団欒を久しぶりにしたのだが、ここであたしの中で新たなボードゲームを体験。アッサムという1人の商人コマを全員で動かしながら、なるべく他の人が自分の色の絨毯(じゅうたん)を踏んでお金を支払ってくれるように、小さな絨毯を上手に敷いていくゲームだ(遊び方はサイト参照)。
サイコロを振ってアッサムをすすめてた後に絨毯を引くのだが、2回ほど置き忘れた私はあっけなく最下位。ここでの経験を生かしてそのまま突入した2開戦目は今回の学びを踏まえ、1回も引き忘れをなく優勝。どうやら慣れがあるらしいゲームだ。
複数人との宅飲みなんてなんて久しぶりなのと、アドレスホッパー のネガティブな部分も吐き出せたことも大きい。それができるすてきな方々にお会いできたことは習志野にきた意味なのかもしれない。
2ヶ月たったホッピング生活。
そろそろ振り返りに一回東京にもどろうか。
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