公式配信卓で暴れた「Lベガパンク」解説記事【CS2024宮城Best4入賞】
はじめに
記事を開いてくださりありがとうございます。
どうも「かぁ~。」です。
青黒レベッカの人兼我神速攻の人兼ベガパンクの人です。
肩書きのメンツがまともじゃない肩書きより、「公式配信卓で毎回変なデッキ写して、毎回事故って爆散してる人」と記憶した方が覚えやすいのでおすすめです。
身分証明書です。真面目な記事も書けることの参考になれば幸いです…
今回の記事は、先日開催されたONE PIECEカードの公式大型大会。CS 2024にて、エリア宮城best4,決勝大会best32に入賞し日本一決定戦出場権利を獲得することができた、Lベガパンクの解説記事となります!
今回の記事では、無料部分に「Lベガパンクとはどういう山なのか」について。
有料部分に、「デッキの採用カードの解説」「環境上位デッキ対面の基礎知識、プレイング。負け筋や勝ち筋」を記載、ベガパンクの1から95までわかる内容となっております!
ベガパンクを握るかどうか悩んでいる方、ベガパンクに轢かれた経験がある方。
エネルが新規のLティーチ対面絶望すぎて、黄色握りたいけど路頭に迷っている方。青ドフラ,黒黄ルフィに親を⚪︎された方。富・名声・力ありすぎて困っている方。はぜひご購読ください!
明日にはベガパンクおもろすぎてスタバに出たくなります。
それでは本編へどうぞ!
この記事の注意点等
この記事にはTCG用語の略称、専門用語が含まれます。
略称一覧は掲載させていただきますが、スタンダードな略称については略称一覧にも載せていないこともありますし、バンバン使います。
筆者はたまに日本語が下手なので、よくわからない発言をすることがございます。予めご了承ください。
またワンピカードを競技面である程度遊んでいる方向けに制作させていただいております。
本記事はOP-08~OP-08+(ST15~ST20)の環境の内容となっております。
またこの記事の有料部分に、今後追記予定の内容がございます。
採用検討カードの解説。[済]
OP-09環境のベガパンク。[済]
OP-09環境各対面(基本的な動き以外が必要な対面のみ)[現在進行形で追記中]
赤紫ロー対面[OP-09環境各対面追記終了後に追記予定]
LベガパンクのL効果
ベガパンクのL効果を簡易的に言語化するとこんな感じです。
[ライフという銀行に手札のエッグヘットの⑤以下1枚を預ける(ゲーム中の総合リソースの消費はなし、任意での引き出しが不可)ことができ、貯蓄された数だけ、敵軍の攻撃を自軍のリソースを消費せずに無効化することができる。攻撃されると手札に返却される。またこの攻撃がされた時に預けたカードの効果をコストを支払わずに使用することができる。]
or[⑤以下のエッグへットを手札から場に出す。]
の2択を①使用することによって毎ターン使用することができます。
2つ目の効果は1つ目の効果の裏目を軽減するためについているおまけだと認識していただけると、2つ目の理解が少し楽になると思います。
他:殴れない→雑魚/ライフ2→全世界が涙
またこの効果によって発生する事象が、
1.ドンリソースの消費で、盾をターン数につき1枚ずつ増やせるため、盾一枚が減ることが全体リソース減少に換算されない(しない)。
2.相手の攻撃回数がライフの数を上回らない限り、手札リソースを消費せずにLへの攻撃を受けられる(無効化できる)。
の2つです。この唯一無二の特性を活かしてデッキを組むことがこのリーダーを強く使うためのポイントと言えるでしょう。
Lベガパンクは除去コンにした方が合理的である。
ここで少し話をずらしまして、ワンピカードのリソース基礎学のお時間です。
ワンピカードのリソースには大きく分けて2種類のリソースがあります。それは手札と毎ターン配られるリソース(ドン‼︎カードとアタック)です。
そしてこのゲームはこの毎ターン配られるリソースを使い、手札リソースを減らしていくゲームです。
そしてこの毎ターン 配られるドンリソースは盤面にいるキャラクターの数だけ効率よく相手の手札(盤面)リソースに変換することが可能です。
Lベガパンクのリーダー効果は前述の通り盾が減ることが手札リソースの減少に換算されず、相手の攻撃回数がライフの数を上回らない限り、手札リソースを消費しない。
言い換えれば、相手の毎ターン配られるリソースを軽減〜無効化がリーダー効果
です。上記のリソース増減になっている状況がこのデッキの真価を発揮できる
タイミングです。
ならば、これの再現性を上げるための構築にするのが合理的と言えるでしょう。
ワンピカードにおけるキャラ除去のメリット
そこで除去軸です。ワンピカードにおける除去のメリットを整理してみましょう。
1.敵軍キャラの総数の減少
そのままです。これによって起こる事象は、
相手の総攻撃回数の減少。
相手の毎ターン配られるリソース(ドン付与,アタック)のバリュー低下です。
2.相手の手札リソースの減少。
ワンピカードのキャラカードの大多数は手札を1枚使い場に出します。
またこの状態は手札リソースを盤面に預けている状態とも言えます。
ここの盤面に預けている状態に除去を当てることによって、
相手の手札リソースをマイナス1することができます。
この時にキャラの効果で除去した場合、こちら側にキャラが残るので、
こちらのリソースを減らさずに相手の手札リソースを1枚減らせた。
という状況になります。
そしてキャラ除去におけるこの2つのメリットは、
ベガパンクの強みである、
相手の攻撃回数がライフの数を上回らない限り、手札リソースを消費しない。
ことが除去のメリット1.に。
ベガパンクの勝ち方である
自軍の盾が破られる時にリソースが減らないことを後ろ盾に、相手のリソース
を削り息切れさせて勝利する。
の方針に除去のメリット2.がとても噛み合っていると言えるでしょう。
ですのでLベガパンクは除去コンを軸にデッキ構築をした方が合理的である。
と言えるでしょう。
幸いエッグヘット特徴の軸は除去能力が高いカードが多く、また黄色という色単位で見ても、除去効果持ちのカードは作中で2番目の出力,1枚1枚のパワーで見たら、作中で1番と言っても差し支えない除去能力をもったカードたちが揃っています。
そのカードらを主軸にデッキを組んだほうが合理的である。とも言えるでしょう。
Lベガパンクの戦い方
前章を踏まえ、このデッキがどういうデッキなのかを解説します。
Lベガパンクのデッキタイプ
Lベガパンクは、
序盤は⑤ナミ,⑤エグヘルフィでの除去+L効果。
後半はパワーの高い大型キャラ+L効果。 など、
L効果で相手の攻撃を無効化しつつ、除去コンで相手のリソース切れを狙い勝利を目指す、除去コン+ライフ回復のコントロールデッキです!
これが私自身のLベガパンク研究の結論です!
前章で散々言った通り、このLは、間違いなくこの形がLと黄色のカードプール2つの強みが互いを引き立たせ、この組み合わせがベガパンクというLの中で一番,
デッキとして強いです。
Lベガパンクの基本的な立ち回り,考え方
ドンの使い方の考え方
すごく簡単な話をすると、相手の行動に合わせた
後出しジャンケン+L効果 をひたすら繰り返すだけです。
ベガパンクというデッキは難しいと騒がれていますが、プレイするカードはとても簡単です。そしてこのジャンケンは、
「相手に〇〇されたら手札の〇〇を使う」と
「このターンは余裕があるから次のターンの相手の〇〇のために〇〇でリソースを伸ばす」の分類的には2択を考えるだけです。
「相手が出したキャラをKOしたいなら⑤エグヘルフィ,⑤ナミ」
「相手の盤面に大型が残ったら嫌だから⑧カタクリ,雷迎」
「防御を固めたいなら防御リソースを伸ばしたいから⑤シャカ」
「盤面を横に(キャラリソース)を並べたいから③リリス」
そしてこれらの動きは、マニュアル化が比較的簡単です。
環境上位のデッキのメインプランで登場するキャラ。それぞれに対してどのジャンケンをするのかを事前に決めておけると、プレイ時間の短縮,考えなくてはいけないことが少なくなります。大会にベガパンクを持ち込む際には、できるだけこのマニュアルを増やすようにしましょう。
L効果の使い方の考え方
ドンの使い方の考え方と似ています。
「相手のアタック回数に対して盾が足りない。」
場合は盾追加、盾に受け札となるトリガーを仕込む。
「盾を追加するよりも、登場効果で追加でカードを使った方が結果的に盾リソースが減らず得する。」(盤面の殴り返しのキャラを用意するのもこれに当たります)
場合はキャラ登場、キャラの登場時効果による除去を行う。
の2択から、ゲーム内でリソースとして得する方を選ぶだけです。
これらの動きは、ドンの使い方と違いマニュアルを作ることが難しいです。
ですがリソースの損得が目にわかりやすいので、リソースの損得を判断基準に、ベガパンクで試合回数をこなす内自然と、何を盾に埋めるのか,キャラを登場した方が得なのかは直感的にわかるようになります。
また盾に仕込むカードに慣れてきたら、この先⚪︎ターンまでに何回アタックされるか。盾何枚分のアタックが来るかを考えると、シャカやKOトリガーを埋めといた方がいいかなどの判断がしやすくなります。
ゲームの流れのテンプレ
デッキには,採用カードからなる、勝ち方,メインの動き(ドンカーブ通りの動き)が軸としてあります。このデッキでのそれは、
ワンピカードにおける黄色デッキ,除去コンデッキにおける王道の動き(勝ち方)です。(ワンピカードやってれば一眼見りゃわかるので、ここで解説する必要があるのかは諸説ですが。)
先ほどまで書いていた考え方も、この動きを通すためにリソースや盾の枚数を考えていききましょう。
採用されているカードの解説
こちらがエリア予選,決勝大会で使用したリストです。
各カードを解説してまいります。
ここから先は
値段以上の良記事だと思ったらぜひよろしくお願いします!