写真が僕に与えてくれたもの
皆さん、『写真』は好きですか?
僕は大好きです。
写真の感動って撮れた時のワクワク感だったり自分の思いを凌駕するくらい心の底から大好きと言える写真に出会えたり同じ思いを語れる仲間に出会う事が出来たりとか、自分が撮った写真を好きって言ってくれる人と話せたりって写真を撮るだけじゃ感じることのできない嬉しさってのがある気がする。
今年一年はそんな思いをたくさん感じることの出来た充実した一年でした。
僕は自分の写真に今でも自信がなくて、でも世界観や色味が好きって言ってくれる人がいてすごく嬉しかった。
自信がないまま撮影に行っていいのか?
なんて思ってた。だから少しでもその自信が付けられるよう場所を調べたり被写体さんとお話をしました。
どんな写真が撮れたら嬉しいのか、僕が撮りたい写真はこういうのです。ってお互いにとって有意義な撮影にしようって心がけていました。
僕と撮影に行った被写体さんや友達なら分かると思うけど、撮影時に僕はよく
「勝ち申した」
って言うんですよ(笑)
何に勝ったのか自分にも分からないんですけど
自分にとって良い写真が撮れた時、感情が高まって、あ。この写真良い。勝ったわ。
ってなります。
大抵のモデルさんは勝ち申した…?
って頭の上に疑問符が浮かんでると思います(笑)
今でも僕は何に勝ったのか分からないけれどこの言葉を使います。
写真に勝ち負けは無いのに。
今年僕はほとんどの被写体さんがミスコンに出場している方が多かったです。
全然僕は運営でもなんでもありません。
ただこの人の雰囲気素敵だな、撮ってみたいな…って思ってました。
そこにミスミスターと繋がりたいなんて気持ちは一切ありませんでした。
あくまで僕はフォトグラファーで。
ただそのミスミスターの方を応援してただけです。
周りの方からしたら、なんであんなにミスミスターを撮っているんだろう、とか、繋がるためなんじゃ…?とか思う方もいると思います。
でも僕は一モデルさん、一被写体さんとして
撮影に臨んでいました。
相手がどんな方でもそうですけど撮影してる時ってどう綺麗に写せるかとか常に気を張ってなきゃ良い瞬間は切り取れないのでそんな浮ついた気持ちで撮影はしてませんでした。
自分の写真に自信がない、という気持ちをずっと持ったまま撮影に臨んでいて。
だから撮影したデータを渡した時喜んでくれるのが本当に嬉しかったです。
僕は今年憧れていた被写体さんを撮影する事ができてすごく嬉しかった事がありました。
でも
もっと上手く撮れたんじゃないかって思ってました。
被写体さんと相談して色味を決めたのも初めてかもしれません。
結果的にその写真は
JP_portrait部(@japan_portrait_club)さんにフィーチャー(紹介)をしていただきました。
初めてのフィーチャーを憧れの被写体さんとでしていただけるなんて夢のようでした。
通知が来た時、家で大声を出しました(笑)
本格的に僕が写真を撮ろうと思えたきっかけになったのは今年の5月19日〜27日に西武渋谷店で行われていたCURBON写真展でした。
僕は写真の持つ魔力に取り憑かれたかのように写真展に毎日足を運びました。
僕はこの写真展に出会わなければ今の自分はいないです。
僕が思っていた写真展という概念を変えられました。本当に素敵な写真展であの空間、あの時間は僕にとってかけがえのない時間になりました。
(毎日行った事でCURBONの方が紹介をしてくれたので良かったらその記事も見てみてください)
僕は今年本当に沢山のことを学び、吸収し、考えてきました。
きっとそれは写真を撮ってなかったら感じることのない感情だったと思います。
正解のない自分の世界を貫く事がどれだけ大変なのか、でも正解がわからないこそ楽しくて、魅力的に感じられて。
僕はそんな写真の持つ魔力に魅了され今年ずっと撮ってきました。
カシャッ。
僕はこの音が大好きです。
来年僕はどうなっているか分かりません。
どういう生活を送っているか分かりません。
でもきっと楽しくてニヤニヤしながら写真を撮ってると思います。
2020年は自分の撮った写真に自信が持てるようになりたい。
カメラを通して知り合えた友達ともっと仲を深めたい。
そして今の目標である
写真展を開くこと。
沢山のことに挑戦出来たこの一年。
来年はもっと挑戦していけたらいいな、と思っています。
僕の大好きなカメラを片手に。
katsumi (@katsumi_photo28)
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