入社1年を機に、「準備が9割」を再度心に刻む
2023のゴールデンウィークも終わるころ、noteを書いております。みなさまはどんなお休みを過ごされましたか?
うちは「夫婦+中高生の姉妹」の家族構成なのですが、それぞれが好きなことをゆっくり楽しみ、充電をした休みでした。サウナーの夫+長女は熱波師のいるサウナに出かけたり、次女はK-POPアイドルのハイタ会(本人たちとハイタッチできる会)に2日連続で出かけたり、友達家族とサムギョプサル会したりそのまま子供たちが泊まりにきたり、私は新大久保の韓国サウナ(20代から通ってる)でアカスリしたり。
最近の長期休暇の過ごし方はどんどん変わってきていると実感します。もちろん子供達の成長によるところも大きいですが、大人たちは積極的に休む、というかデトックスして余白を準備することが多い。
美容と同じです。まずは老廃物を取り除いてからでないとせっかくの美容成分も入りません。だから韓国サウナは大好きなんですよね。新大久保の「ルビーパレス」は東京では間違いなくNo.1の技術です。
なんの話や。
「準備が9割」という安全標語
「デトックス=インプットの準備」という繋がりで思い出したこの言葉、コロナ禍で毎日在宅勤務が始まった頃、うちのベランダ側でアパート建設現場の標語として大きく張り出されていて、毎日目にしていた言葉です。
建設業界は安全が何より大事だしそうだよね、と納得する一方で、毎日見ていると自分に言われている気がして、目からの情報って割とすごい威力だなと感じてました。(この件は編集後記に続く)
当時イベントものがすべてオフラインからオンラインに置き換わっているさなかで、今までオンラインイベントなんてしたことがなかったのに手探りで始めた時期でした。でもやりだすとオフラインよりも気軽に開催できることもわかり、試行錯誤を繰りかえしていました。出席者の顔も見えないためにあまり緊張もせずできるようになっていったり、進化もある一方でこの言葉を毎日見ることで、大きな失敗もしなくて済んだと思っています。
オンライン中心となって意識するように
みなさんが全てそうだとは思いませんが、コミュニケーションがオンライン中心になってから、分刻みで商談や打ち合わせができるようになり、効率的になったと思う反面、一回一回の内容に関しての準備する時間がなくなったように私は感じていました。逆にいうと実行(Execution)がうまくできればその場は乗り切れると。
ただイベントに関しては一期一会のものであるゆえ、自分もですが一緒にやるメンバーにもこの標語を繰り返し呪文のように言って気を引き締めてました。
質を担保するための準備に時間をかける
あったり前の話ですが、これってすべての仕事に通じていることです。みなさんも仕事に関しての準備はされていると思います。
広報である私は、イベントだけでなく取材の前には準備を入念にしています。取材依頼書を読み込み想定質問をもらい、想定問答を書いておきます。先方の企画意図を理解し、こちらの伝えたいことをいかに効果的に投入するか。しかもそれは自分が言うのではなく、インタビュイーに語ってもらうことが多いわけで、プロデューサーであり演出家に近い役割ですね。
何度も取材を繰り返していると、阿吽の呼吸でインタビュイーとこちらの意思疎通もできるようになってきてよりよい取材にもなり、また取材いただくメディアの方との相乗効果によって、これまで聞いたことが新たな一面や興味深い話が生まれる瞬間もあり、演劇の舞台を毎回上演しているような体験が生まれます。だからこそ、台本にあたる取材の準備は大事だなと毎回思うのです。
そしてこの4月で、株式会社iCAREに入社して1年が経ちました。最初は誰しもわからないゆえに準備に時間をかける、かかってしまいます。ただ慣れてくるとついつい惰性でできるようになった部分もあり、初心を忘れがちになることもありますよね。そんなときにこの言葉を思い出し「兜の緒を締めなおした」ゴールデンウィークでした。
最後に
最近公開したばかりのiCARE book。こちらもすんごい準備を経て生み出したものです。ぜひご覧くださいませ。
編集後記
安全標語の威力を思い知ってから、我が家のポストにこちらを貼りました。もう本当にいらないチラシばかり入ってきて捨てるばかり。エコでもないし、嫌だったんです。そしたら全く、1枚も投函されなくなりました。目からの情報、刷り込みってすごい。