ゴールデンサークルな伝え方
iCAREには「お披露目会」というイベントがあります。新機能やバージョンアップ機能などのリリース、外部向けイベントや会社案内などの公開にあたり、その機能や概要はもちろん、制作秘話などを社内にWeb会議の形でシェアします。
あたりまえかもしれないですが、個人的にとてもよい習慣であり文化だなと思ってます。つまり「Why?(なぜ)」この機能を開発したのか、このイベントを開催するのかをその担当者から直接聞くことで理解・共感の深度が違うから。ちなみに頻度も結構頻繁です。そして参加率もCxOからメンバーまで、任意にもかかわらず高いのが特徴です。
前置きがながくなりましたが、先日私もお披露目会を開催しました。
コーポレートサイトリニューアルお披露目会
皆さんはもうご覧になっていると思うのですが、2023年8月30日に、iCAREのコーポレートサイトをリニューアルオープンしました。
4月くらいから構想を始め、社内のメンバー(デザイナー・ライター)とプロジェクトチームを立ち上げ、6月から約3ヶ月の実装期間でリニューアルまで漕ぎ着けました。私は広報として、今回このプロジェクトリーダーとなり、ディレクションと制作進行を立候補してやらせてもらいました。
お披露目会の目的
今回はリブランディングではありません。
「コーポレートサイトでしょ?綺麗になったよね?見れば、読めばわかるよね?」
そう思う人もいるでしょう。でも今回お披露目会を開催したのは、ちゃんと「Why?」を説明したかったのです。誰に?大事なステークホルダーである社員のみなさんに。
これが大事な「Why」の一つ。
その想いを伝えるべくプロジェクチームでお披露目会の構成しました。
パーパスを軸にしたサイトの情報整理と設計
具体的にプロジェクトチームがやってきた施策をチラ見せ。
ただデザインを綺麗にしたのではなく、過程を理解してもらうことがとても大事。
今回STUDIOというのノーコードCMSを採用したのが短期間での実装実現の大きな要因でした。更新性や拡張性を鑑みてテクノロジーの選定をするのもサステナブルな要素のひとつです。
デザインとメッセージで体験をつくる
設計図をもとに、今度は体験を作っていくために、デザインや導線、メッセージを固めていきました。もちろんプロジェクトメンバーだけでなく社内各部署にヒアリングも重ね、ただメッセージのトンマナは揃えていきました。
はい、それで完成したのがこちらのサイトです。
なぜここにこれがあるのか?なぜこうしたのか?説明できないところはない構成になっていると思っています。
ただ私たちが何をつたえたかったのか?の「What」の部分はあえてこのnote書かずにきました。それはサイトに訪問してもらって、体験していただきたいからです。
そして同時に、サイトにも入れたSTORYを「Why」に関するコンテンツとしてnoteでも発信しています。
このページを読んだだけでも、iCAREサークルがいっぱいで目がくるくるしているかもしれません。でもそれこそが私たちが目指す「働くひと・組織・社会」が健康になる好循環の輪なのです。
すべてはWhy?から始まる
株式会社iCAREの起業も代表山田の「Why?」の自問自答の結果ですが、コミュニケーションも同じだと思います。そのためにとにかくなるべくすべてを言語化すること。なんとなく、とかノリで、みたいなものはその瞬間楽しいですが残りませんよね。
とはいえなかなか難しいし産みの苦しみもあります。効果測定も難しいし、永遠のチャレンジかもしれません。でもきっとじわじわ効いてくるし、手段として避けることなく、これからも続けていきたいと思ったプロジェクトでした。
サイトは完成したものの、このお披露目会までがプロジェクトだったので、やっと一息つけたプロジェクトメンバーです。本当にお疲れ様でした!
そんなiCAREでは、事業成長を一緒に実現していただく仲間を募集しています。リニューアルした採用ページでもあります。みてね!
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