正義 feat.島耕作
島耕作のマンガ読んだことある? ないよね。俺も大学の課題でヤング島耕作の一巻を読んだだけ。
だから内容についてはあまり触れないようにするけど、「愚直でもいい 出世しなくてもいい 自分はこのスタンスを貫きたい」 このセリフがすごい好きで、改めて自分の考えを整理してみた。
自分も似たような考え方が根底にあって、昔から悪いこと(悪いことの定義が難しいけどここでは正義の反対?ということにしとく)をすれば悪いことが返ってくる。善いことをすれば良いことが返ってくる。神様の存在というか運命はあるというか、そんなふうに考えてきた。
だから悪いことはしたくない。悪いことをすれば、悪いことが起きた時に、あんなことしたからだって後悔する。何も起こらなくても心にモヤモヤは残り続ける。
それに、誰も見ていないから、誰も気づかないからなんて言うけれど、紛れもなく自分が見ている気づいてる。
とは言いつつも、
そんなこと誰でもわかっとる。
誰だって悪いことをしたいはずがない。
島耕作のすごいところは、そんなことは前提に、もし正義かそうでないかの選択をするとき、正義の方を選択すれば自分が不利益を被ってしまう場合でも正義を選べるところなんだよね。そしてそのことに気づいて、決意した瞬間がこの瞬間。
これを見て、これまでの自分を振り返って前述のケースを自分に当てはめると、おそらく正義は選べない。そこで、自分は薄っぺらい正義感を持った中途半端おじさんってことに気づいて悲しくなったっていう話。
これを読んでる人は、自分の選択が悪でも、自分の利益になるようなことだったらそれを選択しますか?それとも正義を貫きますか?