夜行バスラプソディ
寒すぎて目が覚めた。さっきまで寝ていたはずなのに、寝起きというのは妙に頭の回転が速い。目を覚ました瞬間、
「夜行バスって目が醒めて寝れんやったら地獄やろ。」
という誰かが放った言葉が脳に浮かぶ。
あ、終わった。
夜行バスの中で完全に目が覚めて、醒めて?しまったので(覚醒)
この文章を書いている。
トイレ休憩がやってきたので、用を済ませて血糖値を上げる作戦を考えたが、今は3時10分。
どこも開いているはずがない。
静かな暗闇の中で無慈悲に光る自動販売機に嘲笑われたかも。
今日は疲れたはずなのに、寝れないなんてことはよくある。
昔、寝れない時は寝なくていいなんてことを書いた記憶があるが、明日用事があるのに寝れない時は映画なんて見ずに確実に寝た方がいい。
自分がそうであるように、あの人も変わってしまったよなぁ。
みんなマスクをつけるようになったし、三笘薫はプレミアリーグで活躍するような選手になったし、最寄りのセブンの店員は1人の屈強なおばちゃん以外総入れ替えが起こったし、俺のお父さんの頭は白くなるし。
変わっていくものと、そうでないものがあるけれど、敏感にリアクションして目がまわらないように気をつけようっと。
バス車内も寒いな。せっかく眠くなってきたのに、隣の人のいびきが気になる。
「うっせんだよ。わかってんだよ。」
あ、市原隼人おった。
明日は海でゆっくりしようかな〜
おやすみ。