笑いに込める思いとは。
超絶遅ればせながら、ここ2年程前にTwitterを使い始めた。
東京に住んでいた時、頻繁に起こる電車遅延情報をゲットするにはツイッターが一番確実だなと思ったのがキッカケ。
何よりも、自分の(マイナー)最寄り駅の状態が分かるのが有難かった。
で、留学先でも、(日本人による現地情報はほぼ不可能だけど)国内の美味しいレストラン情報とか、英語ネタとか拾う為に活用している。
せっかくなので、呟いてみたりもしている。
誰も読んでないけど(笑)
で、つい最近、たくさんのフォロワーさんを抱えた某アカウントさんのツイートにリプを返した。
(ツイッター用語の使い方間違ってたらごめんなさい・笑)
ツイートの内容は、日本人によく見られる「ある発言」をする人が嫌いだという話。
これは、この国に住む日本人なら少なくとも一度や二度は経験しているはず。
で、恐らくこの人は、「こういう知ったかぶりをした発言って困るし不快だよね」って言いたかったのだろうと思った。
で、私のリプ内容はいたってシンプル。
「その気持ち、めっちゃ分かる!」
的な一言。
ちなみに私のこの一言リプにいいね!を付けてきた方も何人かいらっしゃったので、共感を覚えたのはどうやら私だけではないと思う。
そのまま載せるとアレなので、内容の説明になってしまってるけど。
で、私のめっちゃ分かる!に対して意外な返事が返ってきた。
確かにその「ある発言」をする人は(何も分かってないくせに知ったかぶりをしていることになるから)一番嫌いだけど、分かった様に思い込んでる人が二番目に嫌いです!
そう言われた。
えぇ?!(笑)
笑いながら何回も見返した。
え、私、二番目に嫌いって言われてるわけ?
しかも「嫌いです!」って、最後「!」ってどゆこと?(←ココ事実)
え、なにこれ、この人なりのジョーク?
この国の方々がお得意とする、皮肉たっぷりのアレ?
もしそうだとしたら、結局私は何を言われてるの?
全く笑えん。
結論、お笑い王国出身の私としては「笑えない」ことに不満を抱くっていう(笑)
で、考えた。
だいぶ色々考えた。
そして私が出した結論は、
あぁ、この人は異国の地で「私しか知りえない情報」をシェアしてるわけで、つまるところ、この人の欲しいリプは
「分かるー!」
という共感ではなく、
「へー!そうなんだー!」
という賞賛なんだろうなと。
「分かるー!」ってのはつまるところ、その情報を知ってるってことだから。
その人の「私しか知りえない情報」のシェアというお題目が崩れるわけで。
だから、共感してくる人には攻撃したくなるのかもしれないなと。
まあ、こんなこと言ってるけど、その方が実際はどういったことを意図してあのリプを返されたのかは未だ謎なまま。
だって、私は何も返さなかったから。
ここで「え、なんでですかー」とかって言ったが最後、物凄いこと言われそうだし。
イラッとしたことを敢えて伝えると負けた気分になるなと思ったし(笑)
で、何が言いたいかっていうと。
(くどいけど)お笑い王国出身の私としては、ジョークなのか嫌味なのか分からないレベルの発言をして、結果的に相手に「え?」って思わせてしまったら、それはもはやジョークとして失敗してるって思うのよ。
かつて、いじめ問題についてダウンタウンの松ちゃんも言ってたけど、からかうことといじめって紙一重なのよ。
だから、いじめから自殺に発展してしまうと加害者側がこぞって言うのが、
「そんなつもりはなかった。」
っていう一言なのよ。
で、これ、残念ながら本気でそう思ってるのよ。
だって、からかうことといじめが紙一重って分かってないんだもん。
お笑い王国ではね(←しつこい)
友達と喋ってても、職場で会議してても随所に笑いを散りばめる。
これ、別に手あたり次第やってるわけやないからね?
よく何も考えずに喋ってる様に思われてるけど、私らめっちゃ空気読んでるからね?
でね、それは当然ながら、
楽しくするため。
その瞬間を楽しむため。
皆で楽しもうや!
そういう目的があるからやるねんで。
そんなもん、教えられたわけやない。
でも、恐らくDNAレベルでこれが刷り込まれている。
そんな大層なもんか?とか書いてて思うけど(笑)
相手が笑ってなかったら
相手が驚いてどうしていいか分からなくなってたら
相手が辛そうな顔をしていたら
それはあなたが自分を省みるタイミングやで。
私はそう思う。
ツイッターみたいな短い文章で、その人が本当に考えていること、言いたいことを見抜くのは至難の業。
ついさっきも、超絶有名Drのやり取りを見てしまって落胆した。
完全なミスコミュニケーションが発生していた。
便利だけど、SNSの中では一番トラブルメーカーだなと実感中なのです。
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