結局留学どうやったん?!#3,foundationは頼るな、英語力は限界まで付けてから行くべし。
前回の記事に4人の方からいいね貰えて喜んでるLynnさんでございます♪
さて、留学に対して思うことの残りもういっこ。
それは、どれくらいの英語力があればいいのか?
言うまでもないが、あればある程良い。
そんなことは当たり前である。
が、そうはいかないのが留学を夢見る私達日本人だ。
まず伝えておくと、私の進学した大学院のコースが必要条件として提示していたIELTSはoverallで6.5。
私のIELTSもoverallで6.5。
実はUni of Essexも合格してたんだけど、7.0が必要で、当時の私はどうしても到達できず諦めた。
めっちゃ普通で安心した?(笑)
実際進学してみて思ったこと、それは…
余裕で7.0取れる奴じゃないと授業キツイやろ、コレ!
誰や、6.5で大丈夫だよ~♪なんて思って条件設定した奴!
一応補足しておくと私はどうやら完璧主義らしく、ちょっとでも分からないと「分からん!ヤバイ!私の英語力ってクソやん!」ってなるので…
同じ英語力でも「何とかついていけるオレ、余裕♪」って感じる人もいるかもしれない。
知らんけど。
でも、「君の英語は全く問題じゃない」って何回も言われたのも事実だと伝えておく。
その内の半数が後ろに「他の留学生と比べたら」とつけていたことも認めるが。
ここで更にザ・日本人がブチ当たる壁が
読み書き出来てそれで何とかIELTSの点数引っ張り上げてきたけどlisteningとspeakingに自信皆無
というまさに日本の英語教育が産み出し続けている残念現実である。
そう、lecturerの言ってることがさっぱり分からんのだ。
しかも心理学だから、日本語でさえムズイ。
重ねてlecturerのほとんどが当たり前やけどスコッツ訛り全開だし。
何やねん、weeって。(←ここからかよ…っていうね。)
もちろん、クラスメイトの会話にも着いていけん。
オリエンテーションで両サイドをロンドン出身とアイルランド出身に挟まれた時は死んだと思った(笑)
でも、仮にIELTSの点数足りなくてもfoundation行けばいいやん?
そう思ってない?
あれね、10代とかじゃない限りは全く薦めないから。
理由は2つ。
・某国の生徒しかいないんじゃないか疑惑
・foundationから大学院進学の為に特別シビアな合格条件があるわけではないから結局あんまり英語力伸びないし、そもそも短期間で伸びるなら既に自力で点数取れてるわって話
まず1こめ、某国の生徒の件。
これは私の大学の話だけど、まあ恐らくオックスブリッジとか超一流じゃない限りはどこも同じかなと。
だって、人数多いし。
で、彼ら、一部を除いてほんっっっっっっまに英語できひんのに留学しに来てる。
平気な顔して動詞の原形2つ並べて文章書いてる奴いたからね。
現在進行形すら正しく使えてない奴いたからね。
平気な顔してchildrenがひたすらChildrenになってる奴いたからね。
あー…世の中にはChildrenさんって人がいるんかー…。
で、そんな状態で留学を決断出来ちゃうっていうのはさ、そもそも意識レベルが他と違うわけよ。
聞いた話によると彼らの国の価値観によるものもあるみたいで、一概に学生があかんとかそういう話でもないんだけどね。
留学自体が本人の意志じゃないって子が多いみたいでね。
まあ、聞いて回ったわけじゃないから分かんないけどさ。
でね、もちろん喋れるわけもないから、どうしても自国同士の集団で行動するんだよね。
人数故に大所帯必至。
そんな中で英語の勉強出来る?
私は傍から見てて絶対無理って思った。
勉強って、周りの環境大事だから。
勉強したいなら、同じ様な志し持ってる友達大事やしね。
ちなみに右耳から中国語、左耳から英語聞こえてきたら、分かるもんも何も分からん様になるで。
脳内日本語やしな(笑)
で、もういっこがfoundationそのものの仕組み。
私はfoundation使ってないから正直よく分かんないんだけど、IELTSで〇〇点取れなかったら帰国!とかじゃないんだよね。
うちの大学ではfoundationの先生がOK出したら進学できる的な。
それ…何基準?って話で。
だから、クラスメイトに(しつこいけど)現在進行形使えない子も混ざってるわけで。
本人相当キツイと思うけどな。
びっくりするくらいトンチンカンなレポート作ってる子もいたし。
だからね、foundationでは思った英語力はつかないと思った方がいい。
もちろん、日常生活が英語になるからちょっとはlisteningもspeakingも上がるやろうけど、それって、「英語使う度胸は付きました!」レベルなんだよね。
スーパーとかは普通に行けるし、何やったらお店の人に「これありますかー?」とかって聞くくらいやれるよ!みたいな感じ。
それがその人のゴールならもちろんそれでいいんだけど、大学院進学を考えてるならそうじゃないはず。
っていうか、度胸付けるならfoundationの学費を旅費にしてそこら中ウロウロした方が得るものデカイと私は思う。
私が思う大学院留学って、
英語を学びに行くのではなく
英語で学びに行くもの。
だから、なるべく英語で足引っ張られない様にした方がいい。
長くなっちゃったよ…。
まあでも、ビジネス系とか会計系、TESOL、データ解析系とかはアジア人含めて留学生が多いからまたちょっと違う雰囲気やと思う。
私は心理学だったから、そもそもクラスメイトがほぼほぼEU圏内から来てたし、lecturer達も容赦なしに喋ってた。
聞いたところによると留学生の多いコースはlecturerもかなり配慮するみたいでさ。
だから、私の見てきたことってちょっと特殊だったりはするね。
サックリ言うと、私のコース、かなり難易度キツかったんですよ…(笑)
でも、提示されてる英語力は最低限。
これなかったら、行ってから周りより苦労するのは確実。
そんなわけで、今から行く人は頑張るのだ!
P.S.
写真はlockdownされてゴーストタウンならぬゴーストエアポートと化したEdinburgh空港に何も分からず放浪の旅から帰ってきた推定50歳の超陽気なScottishのおっちゃんの足です。
次は私の出会ったlecture達について書いてみようかなー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?