服を纏う③
7月に入って物欲が高まり、何着か購入した。
服を買う時は基本的にお店で買うようにしている。ネットを使うときは本当に欲しいものであるときだけにしている。
自分は男性の細身体型で、試着をしないと欲しい服のサイズが合わなかったりすることがあるため、お店に行って買うことを決めている。
お店に行くことが好きだ。
洋服に対しての熱量や考え方を聞いたり、お話をする中で、僕に似合いそうなものや好きそうなものを勧めていただき、試着したりする。
特に自分の価値観の範囲だと選択しないような商品を持って来られた時、かなり戸惑うときがあるが、試着をするとしっくりきて、買うことがほとんど。
そういう感動体験をするためにお店に行っているところはある。
最近の人は携帯で探していた商品を狙い撃ちで買い求めにお店に入るらしい。
時代・価値観の変化があるのはいつの時代もあると思うが、服が好き、おしゃれが好きと言っていてネットでばかり服を買っているのは僕の個人的な意見として、もったいないなと思ってしまう。
自分の価値観を超える着方やアイテムを自分個人の価値観の中で選択するには限界が来たりする。自分が今までの経験に基づいたアイテム選びになり、似たようなものを選んでしまうことが多い。
今までの自分の価値観でやってきた服の組み合わせ方、アイテム選びを接客を通して、自分の価値観を超える出会いが待っていたりする。
ネットが発達して、どこでも服は変えることができるようになったが、他の人とは違うスタイルを目指して服を着ていきたいのであれば、店に通うことが一番理想的である。
個人的にはお店の人と仲良くなるというのが一種のステータスみたいなところもあり、ブランドの裏話やデザイナーの人がどういう人なのか話をしてくれるとき、より服が好きになったりする。
接客が苦手な人もいるはず。相手も人であるため、話していく中で合う・合わないがあったりする。僕も好きなブランドが置かれているお店であっても話の中で合わないと思ったら何も買わない。
そういう形で出会った服はいずれすぐ手放したりするからである。
店員さんに勧められて特に好きなブランドでもなく試着をして、自分のテンションが高まったものは、愛着が湧いてずっと着てたりする。
自分と会話のテンションや話の内容が合う人と出会うには、たくさんお店を周る必要があるが、そういったお店に出会ってからのファッションライフはより一層楽しくなるはず。
休みの日はお店に行こう。
終わり。