2020/12/05

最近気づいたことは、服は好きというより、洋服屋さんが好きということ。

他愛のないコミュニケーション、恋愛事情、仕事の話、服の着方、服に対する思いをオーナーさんと話している時間がとても好きなんだと気づいた。

昔から、ショップの人と仲良くなる自分がかっこいいというミーハーな気持ちがあったが、コロナ以降、コミュニケーションを交わして商品を選択することが、どれほど大切なことだったと気付かされた。

いくらネットで買うことができる時代であったとしても、その選んだ商品は自分の今までインプットしてきた情報の中から選んでいるため、もう一つ上の段階に進むことは難し い。

ショップオーナーとの会話の中から、思いがけない商品をおすすめされ、それを試着すると、自分の選択の範囲からそれたものであるため、違和感を感じざるを得ない。また、会話を重ね、スタイリングについてや、見慣れることで、新たな自分の装いを迎い入れることができる。

生きていく上で、おしゃれをすることは、別に必要ではない。

しかし、気持ちを上げる服を着ると、いつもより良い日を過ごしている実感を感じたり、胸張って生きていることを感じれる。

洋服をこれからも楽しみたい。